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エクアドル日記
(2003年12月)
12月14日(日) 曇り時々晴れ

朝7時半に起きる。朝食後、やることもないのでクエンカに帰ることに。
帰る途中、家の工事をしてくれる土方屋さんに寄る。別荘の周りはまだ工事中で、色々やることがあるようだ。そこのおじさんは、父ちゃん母ちゃんに挨拶した後、車に乗っている見知らぬ俺にも、

ヒロンの教会

「Hola, como esta?(やぁ、元気かい?)」
と言って手を差し出してきた。これぞラテン流あいさつ。自分の友達の友達は、また友達なわけ。

途中、Giron(ヒロン)というインディヘナの人たちの街に寄って近代歴史博物館を見学し、街を散策した。エクアドルの歴史が少しづつ俺の中に浸透してきている。(Gironの街)

クエンカに到着前、山の上に教会のあるトゥーリ(Turi)というところに寄った。そこからは、クエンカの街が一望できる。Buena Vista!
家に帰り着いたのは昼頃。昼飯時、父ちゃんの妹さんの家族3人が集まってきて、Muchosにぎやかになった。7人で小さなテーブルを囲む。初めは俺以外の6人は、俺のことなど無視して超早口のスペイン語でさかんに世間話をしていた。俺はほとんど理解できないので、「このまま時よ過ぎてくれ」と祈りながら無言で飯を口に運んでいた。しかしやっぱり来てしまった、俺がターゲットになる時が。

トゥーリから望むクエンカの街並み

父ちゃんの妹さんというのがまた超おしゃべりで、日本のことについて俺に聞き始めたのだ。しかもタチが悪いことに、彼女はステレオタイプの古い日本のイメージを一通り持っていた。やっぱり外国人は、日本のことなんて何一つ分かっちゃいない。
「今でも女性は男性の3歩後ろを歩くのか?」
「芸者は客とセックスするのか?」
「日本人の平均の初婚年齢は何歳?」
「お前の宗教は?」

宗教の話には、俺も待ってましたとばかりに、
「No creo nada! (俺は何者をも信じていない!)」
って言ったら、奴らは案の定色めきたったね。何しろ彼らは敬虔なカトリックさ。てことはつまり、キリスト教が生活のよりどころになってるわけだ。神こそが唯一にしてすべて。全能の存在。
(余談だけど、今の時期、クリスマスシーズンで、街はお祭り騒ぎ。この家でも、家の中外を完膚なきまでにクリスマスデコレーションをしている。居間にどーんとクリスマスツリーがあるんだよ、しかも電飾でやたらとキラキラしてるやつが。)
まぁ、宗教の話はある意味一番デリケートな話題だから、あまり奴らの神経を逆撫でしないように気をつけたけどね。

そんなこんなで俺がターゲットにされてから1時間半くらい喋らされただろうか、長かった昼飯もついに終わるときがきた。

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