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エクアドル日記(2004年3月)
3月29日(月) 晴れ
今日は、ここ1ヶ月で学習した電子工学基礎のテストをした。理論と実習のテスト。
筆記テストでは、カンニングをしてる奴がいて即刻0点。俺が現場を抑えたんだけど、何で俺の目の前でやるかね?俺に分からないようにやりゃいいものを。俺も見逃すわけにはいかずに現行犯逮捕したわけ。カンニングはうまくやれよな。
ただ、アホなのはしょうがないとしても、ズルやる奴は本当に手に負えないよ。アホよりもっとひどい。
実習のテストは、一人ずつ、トランジスタやダイオードの回路を組んで、測定機材を使って回路特性を測定する、というもの。中にはコンデンサの極性を間違えて爆発させる奴がいて、そいつも即刻0点になってた。機材が少ない事情があり、通常は3,4人のグループで実習をするんだけど、大体率先してやる奴は決まっていて、全然やらない奴も決まってるんだよね。普段の実習で見てるだけの奴は、いざ自分が実習やれっていわれると全然出来ないわけ。
筆記試験の各自の解答に目を通して、俺は愕然となった。マトモにできてる奴が一人もいないのである。最高点はきっと20点満点中10点くらいだろう。平均点は5点くらいか。100点満点なら25点だよ、平均が。ヒド過ぎる。これほどまでに出来ないとは。全部授業でやったことなのに。
休み時間、生徒5人くらいに聞いてみた。
「土日、ちゃんと勉強したか?」
一人として「勉強した」という奴はいなかった。「月曜はテスト」だって、1週間も前から知ってて、なおかつ土日という絶好の勉強時間があったにも関わらずこれである。日本の高校生だったら、少しくらいは勉強するっしょ?それが完全な受身から来るものであっても、「テスト前は一応準備する」ってのが日本人の普通の考え方だ。それに比べ、こっちは・・・。「このテストの結果は、評価に重要な意味を持つ」とまで先週シルビアに言われてたのに・・・。
あまりの体たらくぶりに、テスト後ついにシルビアの雷が落ちた。彼女の説教の要旨は以下である。
「あんた達、ここに何しに来てんのよ?友達とおしゃべりしに来てんの?やる気のない人は即刻辞めてください。やる気がないのにわざわざあんた達の親が授業料払って、わざわざここに来て朝から昼までいるなんて、お金の無駄かつ時間の無駄よ。家で自分の好きなことやってりゃいいでしょ?そうすればお金も時間も浪費しなくて済むわよ。
私達は、20人のアホは全く必要ない。20人のアホより、1人の優秀な生徒がいればそれでいい。クラスが少人数になっても全く問題はない。20人のアホがいても、何の役にも立たない。
とにかく、あんた達はここに何しに来てんのか、もう一度よーく考えなさい。やる気がないならすぐに辞めてもらって結構!」
これは、常日頃俺が考えていることとほとんど同じ内容だったので、俺も感銘を受けたよ。
とにかく、奴らを無事卒業させるのは至難の業だ。あと2年近く、奴らとは長い付き合いになる。
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