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エクアドル日記
(2004年6月)
6月3日(木) 晴れ時々雨 
 

今日の夜もTVを見ていたら、キトの超高級ショッピングモール「キセントロ」に新規オープンした日本食レストランの紹介をやっていた。その名も「SUSHI ITO(寿司伊藤)」。だ

サント・ドミンゴ広場(キト)
が日本人シェフの姿はなかった。さらに、「寿司」と言いながら、紹介される映像はすべて鉄板焼きだった。ちなみに「鉄板焼き」はそのままの言葉だったが、スペイン語では「ya」を「ジャ」と発音する地域が多く、このレストランのシェフやオーナーは、「テッパンジャキ」と言っていた。

盆栽の紹介もやってた。日本人が全然いない割には、情報社会の洗礼を受けて、日本文化の情報はいわゆる「情報番組」で紹介しているのである。これを考えると、協力隊員が日本文化の伝道者になるべきだという意を強くする。TVで見た情報のみだけじゃエクアドル人も分からないだろうから、本物の日本人がこれを実際にエクアドル人たちに伝えていく(体験させていく)。これこそが重要だ。

日本の国際化。例えば国際協力・貢献の分野。日本はこれだけ金出してンのに、何と世界で影の薄いことか。政教分離と道徳心の国・日本は、世界でリーダーシップを取れる。いや、取らなアカン。そのためには、こうした日本発の文化やプロダクツを通して、日本人の考え方、特に美徳を知ってもらうこと。それは日本が世界に誇れる「日本らしいもの」である。日本が世界で認められるためには確実に重要だ。

協力隊員ももっと日本文化を紹介していかないとイカンな。日本食でもいいし、日本アニメでもいい。ホントは「日本語の普及」が日本の国際化に一番インパクトあるんだけど、アルファベット圏の人間どもにとっては日本語はその文字(特に漢字)を見ただけでアウトなんだよね。「こんな字、絶対に俺には覚えられない」って。

キトカトリカ大学で日本語を教えている俺の同期隊員の話では、来年の1月に、日本大使館とも協力して毎年恒例の「日本文化週間」を開催するという。
俺はとりあえず「新世紀エヴァンゲリオン」の核心について講演するか。ここエクアドルでも、日本アニメは大人気。その中でも日本と同じように「アニメオタク」と呼ばれる人種は、かなり各アニメについて研究を進めているらしい。奴らは偏った形をとってはいるが、日本文化理解の第一人者である。何しろ奴らの多くは、「日本のアニメを理解するため」に大学で日本語を学んでいるような連中なのである。まずは奴ら日本アニメオタクを増殖させることから始めるか。


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