HOME > THE WORLD > Latinoamerica > Ecuador > Diario > Diario2004 > 040909

エクアドル日記(2004年9月)
9月9日(木) 曇り時々雨 

雨漏り

寒いボリビアから帰ってきて、クエンカはあろうことか同じくらい寒い。そして天気は常に不安定だ。毎日決まって夕方から大雨が降る。このような現象は、雨季と乾季のある国に特有だろう。ここクエンカでは、夕立が1、2週間の周期でしばらくの間同じ時間・同じ形式で続くのである。時が近づくと空は見る見るうちに暗くなり、雨雲が低く大地を抑圧して一気に垂れ込めたかと思うと、程なく大粒の豪雨が始まる。去年の12月、1月頃も同じような天気が続いたが、今と違うのはこのところの雨の降り方は半端じゃない、ということだ。局地的集中豪雨が継続的に降る。夕方に降り始めて朝方まで降り続くこともある。

部屋の窓から見た大雨


そのおかげで、俺の部屋は雨漏りしだした。ここに住み始めて以来、初めてのことだ。ここ1週間ほど集中豪雨が長時間続いてる。どうやら我が部屋の石造りの天井には、水が浸み込んで来れる薄い部分、または隙間があって、雨水の量が過剰になるとこらえ切れずにその弱い部分から浸み込んだ水がついに天井を突破して部屋の中にポトリポトリと落ちてくるらしい。

カァちゃんが、雨漏り対策の洗面器と鍋と新聞紙を俺の部屋へ持ってきてくれた。幸い、ベッドの上には雨粒は落ちてきていない。
家の階段も、雨漏りでビショビショ。新聞紙の上に、鍋が一段につき一個の頻度で置かれてある。階段鍋だらけ、の様相だ。鍋をよけながらジグザグに階段を登り、自分の部屋に入ると、これまた鍋やボウルや洗面器が計3つ、ポツポツと部屋に侵入してくる水滴を受け止めるために配置されている。

このところ続く大雨のおかげで、最近は毎日雨漏りだ。俺は基本的に雨が好きなので(大雨時に外出するのは嫌い)、この「雨漏りする部屋」も一つの趣として楽しんでいるけどね。しとしと降ってる雨を見てると、心が和らいでくる。
アフリカはセネガルでは、雨が降るのは1年のうち1週間だけ、というのも普通だそうだ。チリの砂漠村に赴任した俺の同期も、1年中ほとんど雨は降らない、とメールで知らせてきた。それらに比べたら、雨の多いクエンカは、雨好きの俺に合った心落ち着く気候だ。


>次の日の日記へ

HOME > THE WORLD > Latinoamerica > Ecuador > Diario > Diario2004 > 040909