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エクアドル日記(2004年12月)
12月8日(水)
デポルティーボ・クエンカ初優勝
今日も夜にエクアドルサッカーリーグ・セリエAの試合があった。2004年のエクアドルサッカーリーグもいよいよ大詰めで、今晩の試合の結果いかんでは、我等が地元チーム、デポルティーボ・クエンカの優勝が決まる、というのである。授業は再び浮き足立つ。大人たちは気が気じゃないらしい。しょーがないから休み時間にみんなで少しだけテレビ観戦。
で結局この日クエンカのエクアドルリーグ初優勝が決まった。そしてコパ・リベルタドーレス(南米クラブNo1を決める大会、これに優勝するとトヨタカップで欧州No1と対決する)予選の出場権も獲得。
夜8時30分に授業が終わり、街に出てみて初めて、この初優勝がクエンカの人間にとっていかに素晴らしい快挙であるかを知ることになった。
夜の街中はお祭り騒ぎなのである。そもそも、人々のサッカー熱は半端じゃない。ここは南米である。
私が歩いていると、走る車の窓から大声が私に飛ぶ。
「クエンカ、チャンピョンーーー!!!」
思えばクエンカはエクアドル第3の都市だが、サッカーチームはただ一つ、デポルティーボ・クエンカのみ。このことが、クエンカの人間を一体化させ、熱狂の度合いを加速させているのである。例えば首都キトにはセリエAのチームが4チームあるし、グアヤキルにも2チーム。これでは市民の力は各チームのファンとして分散してしまうわけである。
さて、優勝を決めたこの夜、街を走る車はすべてがクラクションを鳴らしている。同じリズムで。
「プッ、プッ、プププッ、プッ、プッ、プププッ!」
信号待ちで一番後ろについた車がやりだす。止まってる前の車たちもすかさずやりだす。合唱でもしてるように。
かえるの歌の輪唱。走っている車、すべてがクラクションで歌っているのだ。
クラクションの音も様々だ。甲高い音、キツイ音、スカした音・・・。そのすべての音が混ざって、街はクラクションの洪水となった。
この記念すべき夜、近くから遠くから、車はずっと歌い続けてる・・・。
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