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LIFE IN AMERICA(2)
アメリカでの生活

(このページの写真は後日アップします)
(3)車社会
アメリカは車社会だ。車で快適にどこでも行けるように街が設計されている。ハイウェイは全国に網の目のように整備され、大都市部近郊以外はもちろん無料。大都市圏の有料道路でも、Toll(料金)は25セントとか50セント(30円、60円)。
ハイウェイを走っていると、かなりの頻度でガソリンスタンド、コンビニエンスストア、ファーストフード等のレストランがあるので、長距離運転に疲れたらすぐにこういうところでくつろぐことが出来る。超ド田舎で街が近くに全くないハイウェイでも、大抵こうした施設はあるから、車走行中に困ることはほとんどない。(もちろん、いくら走っても何もない、例えば大草原しかない場所もたまにある。)

ミネアポリスでは、私は車で大学に通学し、車で買い物に行き、車で遊びに行った。アメリカ人と同じように車中心の生活をしていた。また、東西南北各方面に車で長距離の旅に出かけたものである。また、ミネアポリスから飛行機で東海岸や西海岸、南部に旅行した際も、ほとんどの場合現地の空港でレンタカーを借りて旅をした。レンタカー会社、サービスも整ってる。あのような広い国土なので、例えば列車を日本のように各地にくまなく走らせることは難しい。線路を敷設するより、ハイウェイを敷設するほうがはるかに簡単なわけである。

私がアメリカに滞在した1年と1ヶ月で、車で走行した距離は1万マイル(16000km)を超えた。(もともと私は日本でもかなり車を運転してた。仙台は車社会だから、車がないと始まらない。年に平均12000km走ってた。つまり月平均1000km。アメリカではそれ以上に走ったわけだ。)
とにかく広い国だ。青い空の向こうまで、広大な大平原が広がっている。延々と続くトウモロコシ畑、小麦畑、灌木の草原、色あせた砂漠のような砂地。すべてにおいてスケールがデカイ。
それゆえ、アメリカの田舎は、走っても走っても景色が変わらない。

免許の取りかた
私は、アメリカで運転免許を取った。国際免許を持っていたが、運転免許は身分証明証としてもっとも一般的かつ有効なものなので、これを取ることでアメリカでの生活がかなり楽になる。何しろいろいろな場面で身分証明書を提示しなければならないからだ。年中パスポートを持ち歩くわけにはいかないし、大学の学生証は正式な身分証にはならない。
例えば酒屋。ミネソタ州では21歳未満は酒を買えない。21になってるか怪しい人に対しては、身分証の提示が求められる。俺も酒を買うとき、始めは「身分証を見せろ」と言われた。アジア人はみんな実際の歳より若く見られるから。まぁそのうち行きつけの酒屋ではすぐ店員と顔見知りになってOKだったけどね。それと飲み屋。ここでも若者は誰でも提示を求められる。俺も日本人、中国人の仲間で行くと必ず見せることになるんだけど、若いウェイトレスのネェちゃんなんかは、俺の実際の年を見て、大抵驚くね。見た目が若いから。ちなみに、俺達の行きつけだった飲み屋は、「TGIフライデー」。赤と白の縞々が目印。日本にもいくつかあるでしょ。アメリカでは一体何回行ったことか。
ということで運転免許証を取っておけば、どんな時でも使えるちゃんとした身分証になるから、取るべきなのだ。

さて、運転免許は各州が交付する。まず日本で言えば陸運局のようなところに行き、筆記試験(Written Test)を受ける。これは試験用端末がたくさん並んでいる部屋で、端末を操作し画面のタッチパネルを押すことによって回答する。問題は確か4択で、質問文に対して、4つの選択肢の中から正しいものを選ぶ(もちろんすべて英語)。問題内容は日本の学科試験とそれほど変わらない。車を運転する際の注意点とか、道路標識の意味とか、最高速度とかいわゆる道路交通法に則った問題だ。40問中80%の正解で合格(32問正答)。いきなり行っても合格できないので、事前に問題集を手に入れて勉強する。州ごとにこの免許試験は行われるので、その州独特の法律なんかも頭にいれておかなければならない。もっとも、大体問題のパターンは決まっているし、過去と同じ問題もよく出るので、その問題集をやっておけば、よほど英語がダメでない限り大丈夫だ。ちなみに、受験料金は、9ドル50セント(およそ1150円)。

めでたく筆記試験に合格すると、申請用紙に記入・提出し、視力検査(Vision Test、両目視力と左右からの光をどちらからか答えるもの)。これをクリアして、晴れて筆記試験合格。次は実技。ミネソタ州に3ヶ所ある実技試験会場に、必ず電話で予約を入れてから行くように指示され、この日は終了。
実技試験(Road Test)は、州によって実施方法が違うが、ミネソタ州では公道ではなく、信号や交差点やクランクや車庫がある、日本で言う教習所のようなところで行われる(ただし、坂道はない)。試験を受けるための車は自分で準備しなければならない。私は国際免許を持っていてもともと運転できるので、レンタカーを借りてそれで受験した(自分の車はまだ買ってなかった)。
試験は、日本で言うとちょうど仮免の試験のような感じだ。試験官が助手席に乗って色々指示を出してくる。それにしたがって車を走らせ、操ればよいわけだ。私の場合、試験内容は以下であった。
(1)スタート前の各項目の点検(ライト、ワイパー、クラクション等)
(2)スタートの仕方
(3)一般走行(左右ターン、一時停止、車線変更等)
(4)駐車(縦列駐車・Parallel Parking、車庫入れ、坂道における駐車での車輪の向き等)

要は、試験官が「次の交差点左。」とか「止まって車庫に入れてください」とか言う指示に従って車を転がせばいいわけだ。私は縦列駐車後および坂道駐車後にシフトレバーを「Parking」にせずに減点されたが、それ以外は問題なしで、試験はわずか10分ほどで終了。晴れて合格。終了後免許料金(Licence Fee)18ドル50セント(およそ2100円)を払って、写真を撮ってすべて終了。3〜4週間でこの写真を使った運転免許証が郵送される。
免許取得にかかる費用はしめて28ドル(約3300円)。

実技テストで面白かったことが一つ。アメリカでは16歳から免許が取れるので、高校生風情の奴らが結構試験を受けに来ている。こいつらは当然車を運転して来れないので、親とか知人に車を運転してもらって一緒に来て、その車を使って試験を受けるのだが、コイツラの場合試験時間の長いこと。延々と試験場を車で回っている。コイツラ若者に対する試験は、大体一人当たり30分くらいに及んでいた。
受験者は、車で3レーンに別れて待つのだが、俺たちのレーンはおそらく、国際免許を持っていて自国で運転をしていた外国人用レーン。このレーンの人たちの試験は、あっという間に終わっていた。



レンタカー
アメリカは車社会だけあって、レンタカーシステムが非常に整っている。メジャー会社はHerts、Budget、Dollar等。
借りる際、運転免許(国際免許)とクレジットカードの提示が必要。保険の種類によってレンタル料金が違ってくる。車のダメージ用の保険(いわば車両保険)だけに入ると、保険だけで1日17ドル(約1900円)、人身等の保険を合わせると1日およそ30ドル(約3600円)。肝心のレンタル料金は、1週間で150ドルほど。
例えば1週間レンタルすると、車両保険のみだと$250(約30000円)ほど(1日当たり$35)。人身保険に入るとおよそ$360(約43000円、1日当たり$50強)。これだけ見ると、あまり日本でのレンタカー料金と変わらないかな。
ただし、アメリカの各レンタカー会社は、競争が激しいこともあり、各社競ってキャンペーンを展開している。色々な雑誌やテレビ上で、「Hertsで借りれば、今なら10%オフ!」ってな宣伝を大々的にやる。その10%オフクーポンが色々な雑誌や新聞、ホームページ上に載っている。それを持っていけば、ディスカウントが受けられるのだ。

私は、飛行機で旅をした際は、ほとんどの場合空港でレンタカーを借り、車でその地を回った。これにより行動範囲が格段に広くなる。


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