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エアーズロック登頂記
1997年3月


エアーズロックは、オーストラリア中央部、アウトバックと呼ばれる乾燥地帯に忽然と存在する、巨大な岩山である。オーストラリアの先住民・アボリジニの人達にとっては、「聖なる山」である。そのため、アボリジニの人達は、観光客がエアーズロックに登るのを快く思ってはいない。

夜明け前、ツアーバスでビューポイントへ向かう。砂漠の地平線から昇る朝日が、エアーズロックを照らし始める。日が昇るにつれ、刻一刻とエアーズロックの色が変わっていく。幻想的な光景である。
配られた朝食を食べながら、朝日に染まっていくエアーズロックを眺める。日が昇ると、いよいよエアーズロック登頂である。

アウトバックは、灼熱の太陽が輝く砂漠である。気温が高いうえに、極端に乾燥している。この赤茶けた砂漠を歩く際には、常に数リットルの水を携帯していなければならない。かいた汗がすぐに蒸発していく。たいした不快感を感じないため、少しでも水分を採るのを油断していると、すぐに脱水症状に陥るのだそうである。つまり、ここで活動する際は、こまめに水分補給しなければならないのである。

よって、この砂漠地帯では、朝晩の少しでも涼しくなる時間帯 - 朝日が昇った直後または日が沈む直前 -が、エアーズロックに登る最適な時間帯なのである。そして、日が沈んだ夜は、打って変わって冷え込む。砂漠特有の気候である。











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