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ボリビア考
2004年9月・記
(1)人々
メルカドのインディヘナのオバちゃん(ラパス)
肌の色が黒い人の割合が高い。エクアドル人と比べて大分肌の色が黒い印象だ。純粋なインディヘナの人々、またそれに近いメスチソ(混血)の比率が高いからか、それとも標高の高い高地で強烈な紫外線を浴びているからなのか。(ラパスでは、1日外にいただけで過去最高の速度で黒くなった。紫外線の量が半端じゃない。2500mのクエンカでも常日頃感じていることだ。)
そして、インディヘナの人々の姿が目に付く。黒人の人の姿はほとんど見かけない(ラパス、ポトシ、ウユニ)。
インディヘナのオバちゃんは、何故か判を押したようにみんながみんな太っている。ダブダブ・ヒラヒラ・ハデハデスカートの民族衣装ともあいまって、ちょうど寺にある釣鐘のような外観だ(笑)。いや、鐘に足が生えたようなあんばいである。これに対し、インディヘナの男性は、それほど太っていない。
なぜだろう?女性と男性で食生活が違うのか?それとも女性は運動不足なのか?
ラパスはすり鉢上の山間に築かれた街である。すり鉢の底の方、比較的空気が濃いところに白人系の金持ちが住み、山の斜面から上にびっしりと密集する日干し煉瓦のマッチ箱のような小さな家々には、貧しい先住民インディヘナの人々が住んでいる。すり鉢の底から上を見渡すだけで、ラパスの、ボリビアの社会の象徴が現れる。
ポトシの街を走る日本のマイクロバスの中古車
(「しらとり幼稚園」の文字が見える)
(2)車、バス、ミニバス
ボリビアには、日本の中古車が鬼のように走っている。特にワゴン、中型バス。おそらく普通車も走っているはずだが、ワゴンとバスが目に付くのは、それらの車体に日本語がそのまま書かれているからである。
私が滞在したラパス、ポトシでは、日本語の書かれたマイクロバスがそのまま走っている。このタイプの車のほとんどが日本の中古車である。
「○×商会」、「明輝建設」、「(株)○×メリケン」、「みなと幼稚園」、「戸川ダンボール」、「土見市立老人福祉センター」、「サン・スイミングスクール」、「南紀 椿温泉 椿楼」、「群馬県立館林商工高等学校」、「○×消防本部」等々。
南紀椿温泉の椿楼のバスを見て、日本に帰ったら行ってみようと思った。それとも経営不振でつぶれたから送迎用バスはこうして地球の反対側ボリビアで走っているのだろうか?
タクシーはカローラ、ワゴンはトヨサ(トヨタ)、日産が多い。
(3)ボリビア音楽
(4)交通手段
ボリビアもエクアドルと同じく、バスが最も主要な移動手段だ。国土面積が広い割に飛行機網が非常に貧弱だ。よってバス移動も途方もない時間がかかる路線が目白押しとなる。
空港と言う場所。ボリビアの街であれだけ目にするインディヘナのオバちゃんは全然いない。彼らにとって、飛行機は経済的に手の届かない夢の乗り物なのではなかろうか。バスには、常にインディヘナの行商のオバサンたちが、大量の荷物(野菜や民芸品等の売り物)を持って乗り込んでいる。
ボリビアのように標高が高くて寒くて、バスで厳しい旅をしていると、空港は別世界のように感じる。基本的に何もかもが近代的で清潔な場所、それが空港だ。そして、空港に来るとホッとする気持ちになる。現代社会の利便性に染まった人間の典型的な反応だ。
リャマの胎児のミイラ
(5)メルカドの喧騒
メルカドの賑わいは、他国と同じ。メルカドで売っている珍しいものと言えば、何といってもリャマの胎児のミイラ(右写真)。サガルナガ通りのお土産屋にはこれを売る店が多い。
そして、どこの店でも大地の神・パチャママへの供え物を売っている。ちょうど私がボリビアに行った8月は、パチャママ祭があるらしく、店先にはパチャママに捧げる数々の品を売っていた。
もう一つ面白かったの商品は、「偽札発見器」。
(6)その他
エクアドル人もそうだが、ボリビア人もアジア人と比べるとタバコを吸う人が少ない。