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文化の違い
2001年11月〜(加筆中)
(1)
 欧米人は、何か賞をもらったり、スポーツイベントで優勝した時の優勝・受賞スピーチで、必ず身近な人への感謝の言葉から入る。
例えばプロテニスプレーヤーがグランドスラム大会に優勝した時の優勝インタビューはこんな感じ。
「僕をサポートしてくれた、両親、友達、コーチ、それと、会場で僕を応援してくれたすべての人に感謝します。」
アカデミー賞なんかの受賞スピーチも、必ず身近な人への感謝の言葉から入る。始めは家族関係、その後延々と、聞いてるみんなが知らない人の名前を羅列し、感謝しまくる。

(2)
アメリカ人は、サングラスをかけている。天気の良い野外では、若者から年配の人まで、かなりの確率でサングラスをかけている。白人の肌は紫外線に弱く、すぐ日焼けしたりシミになると聞くが、目はどうなんだろう?

(3)
アメリカのニュース番組で、ニュース現場で取材している記者とスタジオのキャスターが話すとき、必ず彼らはまず名前(ファーストネーム)を呼び合う。こういう感じ。
キャスター「ジョン、そちらの様子を伝えてください。」
記者「スティーブ、こちらは大変な状況です。」

日本で、例えばニュースステーションで上記のやり取りを再現した場合、こうなる。
久米裕キャスター「たかし、そっちはどんな状況ですか。」
記者「裕、こっちは大変な状況です。」

日本は苗字で呼び合う「ラストネーム社会」、アメリカは名前で呼び合う「ファーストネーム社会」なのだ。日本では、知り合いの苗字は知っていても名前を知らないことがあるが、アメリカでは反対で、名前は知っているが、苗字を知らない場合があるそうだ。

(4)
アメリカ人は、傘をささない。ちょっとした雨ではまずささない。日本人が、弱い雨でもすぐに傘をさすのとは対照的である。
アメリカ留学時、研究室のアメリカ人学生に、アメリカ人は傘をささないけど、雨に濡れても気にならないのかを聞いたことがある。彼は、
「ちょっと服が濡れたくらいなら、すぐ室内で乾くから、平気さ。」
と答えた。
「『水に濡れた状態』と言うのは不快じゃないかい?」と聞いても、
「そうは思わないな。」という答え。
どうもアメリカ人は寒いとか暑いとか冷たいとかいうことに対して、「鈍感である」という気がしてならない。そうでなければ、環境の変化に強く、全く気にならないのか。

ミネソタで、アメリカ人の若者が、真冬の天気のいい日に、外で半袖のTシャツ1枚で歩いているのをよく見かけた。天気がいいといっても、ミネソタの冬は日中でも氷点下の寒さである。彼らは、真冬でたまに天気がいいと、それを楽しむかのように、またまるで真夏の太陽と勘違いしているかのように急に薄着になるのだ。
これを見ても、アメリカ人は鈍感なんじゃないか、という感を強くしたものである。

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