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日記
(2012年4月)
2012/4/22 (Sun.)
かえるのうた

今年もかえるの大合唱が聞こえてきた。僕の家の周りには、住宅街の中にまだ田んぼが残っていて、田植えのこの時期、水が張られるとかえるの声が一斉に沸き立ってくる。毎年訪れる生のサイクル。
彼らの声は、夜が更けるほどその勢いを増す。今まで冬の間は窓を閉め切った静寂の夜だったが、この時期は一番賑やかな夜だ。窓を閉めていてもかえるの声は浸透してくる。彼らは何のために歌い続けるのだろうか。生の謳歌か。僕たちを鼓舞しているわけではあるまい。だけど・・・。
震災から一年。僕もかえるも、地球の片隅で生き続けている。
2012/4/14 (Sat.)
福島競馬再開!

雨のため人のいないスタンド前

福島に競馬が帰ってきた!

昼時、フードコートで飯を食らう馬券師たち

ついに先週末の4/7、福島に競馬が帰ってきた。1年5ヶ月ぶりの中央競馬福島開催である。
震災で福島競馬場も物理的に大きなダメージを受け、さらに放射性物質が一帯を覆った。スタンドや施設の改修工事、そして芝や砂の入れ替え作業でここまで再開が延びてしまったが、ついにこのときはやってきた。
以前このページのどこかで言ったと思うが、ここ福島はギャンブルが盛んな地域である。福島競馬、いわき競輪。福島民報という地元日刊紙は、大きなレースでは紙面を大きく割いて競馬の記事や記者予想を載せる。普通の日刊紙でこれほど大きく競馬を扱う新聞を僕は知らない。
福島、東北の馬券師たちが待ちに待った福島再開である。
4月14日、僕は朝早く車を駆って福島へ向かった。国道4号線で郡山から1時間。天気は雨模様。9時前に競馬場に到着、今日は人が少ないのか、いつもはすぐ満車になる競馬場前の立体駐車場がまだまだ空いていた。僕が福島競馬場に来たのも2010年11月の秋開催以来なので、1年5ヶ月ぶりである。
冷雨がそぼ降る、競馬観戦にはあまりよろしくないコンディション。天気のせいだろう、人が少ない。先週の開幕週は、出場ジョッキーによる再開イベントもあり、この日を首を長くして待っていた競馬ファンが押しかけ、例年よりかなり多くの入場者数となったようだが、2週目の今日は雨のせいでそれほど人が多くない。
スタンドはきれいに改修され、震災前と変わらない。ターフも鮮やかな緑。
9時20分から第1レースのパドック。この後例によってパドックと本馬場を往復する。気温が低い。パドックは建物に囲まれてはいるが屋外なので、震えながら馬の周回を見守る。スタンドの中に入ると暖房が効いていてホッとする。寒くて雨が降っているので、スタンドの外でレースを観戦している人はほとんどいない。
去年11月の金沢以来、久々の競馬場だったが、またまた負け。一日中寒かったので懐だけは暖かくなって帰りたかったのだが、いつものように失意のまま競馬場を後にする。
ともあれ、まだ放射線問題で人々が苦しんでいる中、福島競馬が再開したのは明るいニュースである。
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