2009/12/18(Fri.)
なくす、手袋

2009年12月18日、朝起きたら、雪が積もっていた。 |

|

雪景色の郡山駅、7:40AM |

晴れ渡る黒磯駅、9:00AM |
今日は、年末に出かけるシリアのビザを取りに、会社を休んで東京へ向かった。朝6時に起きると、一面の雪景色。しかも雪は降りしきっている。郡山で今冬初の大雪である。今週、この冬最大の寒気が大陸から日本列島に南下、いままで暖冬模様だった気温が一気に低下したのだ。
昨日まで、会津は連日の雪だったが、郡山にはまだ雪が降っていなかった。郡山では例年、11月の終わりごろに初雪が降るそうだが、今年は遅い。
車に降り積もった雪を落とし、凍りついたフロントガラスの氷をそぎ落とす。寒い地域の、朝のルーティンワークとでも言おうか。冬は、朝車のフロントガラスが凍りつくので、それを削り落とすのに出発までに数分かかるのである。
雪で視界が悪い中を郡山駅へ向かう。まだ7時なので、車は少ない。今朝は通勤時間帯の道路は大渋滞となるだろう。僕は仙台で毎冬味わったが、初雪の時は、みんなスピードが遅くなるからというのもあるが、まだノーマルタイヤを履いている奴らが事故とかスリップを起こして交通が混乱し、大渋滞となるのである。
僕は危うく2日前の水曜日にタイヤをスタッドレスに換えたので、ぎりぎりセーフだ。今週の天気予報を見て、先週末にタイヤを変えた人が多かったようだ。僕にとっては、仙台時代以来久々のスタッドレス。
郡山駅近くの駐車場に車を入れ、駅で青春18切符を買い、東北本線の在来線上りの電車に乗り込む。なぜ新幹線に乗らないのか?
なぜなら、金を節約したかったのだ(笑)。そのままや。
実は僕は2日前の水曜日にも午前中半休を取って東京にビザの申請に行ったのだ。この時は午前だけしか休むつもりがなかったので、始発の新幹線(郡山発6:16)に乗って、申請して速攻で郡山に戻り、会社で午後から仕事をしたわけだ。
ビザは即日発給はされず、今日金曜に発給されるというので再び東京へ向かうわけだが、ビザの受領時間は、13:30〜14:30のため、会社を休まねばならなかった。よって時間はたっぷりあるので、安上がりな青春18切符で日帰りで東京往復をしようと考えたわけである。
ちなみに、新幹線自由席で行くと、東京都区内まで往復約15000円。在来線で行くと、東京まで往復7780円。この在来線を青春18切符を使えば、2300円である。
地方に住んでいて不便なことはほとんどないが、こういうビザを取るときなんかは各国の在日大使館はたいて東京にあるので、若干の面倒を感じることになる。だが、まだ郡山なら東京に近いからいい。鈍行で日帰りできるのだ。これが九州だったら、飛行機でビザを取りに来なくちゃならない羽目になる。そいつはかなりやってられない。
7:44発の東北本線で郡山から1時間ほどで黒磯(栃木県)へ到着。途中白河を越える頃、雪模様は一変、穏やかな冬空が広がる。今日の天気予報によれば、関東以南は冬晴れ、福島以北は大雪である。
黒磯で宇都宮行きに乗り換える。宇都宮からは宇都宮線で赤羽、ここで乗り換え王子で降りる。シリア大使館は六本木にあるので、王子から東京メトロ南北線で六本木一丁目まで行く。
王子に着いたのは昼前。
シリア大使館で、ビザを貼付したパスポートを無事受け取る。
その後、西小山にある行きつけの床屋で3ヶ月ぶりに髪を切り、目黒から再び在来線で郡山へ逆戻りする。
郡山に近づくにつれ外の冷気が厳しくなってくる。東北本線の電車はドアが手動式なので、乗り降りするときにしか開かないのだが、一旦扉が開くと、外の冷気がポカポカの車内に容赦なく刺し込んで来る。
郡山着22時少し前。郡山では一面の雪を想像していたが、もう雪はあらかたなくなっていた。だが、さすがに東京とは空気の引き締まり具合が全く違う。
そういえば、今日の表題はなぜ『手袋』かというと、今日は一番なくしやすい物ナンバーワンといえば、手袋だなぁということを再認識したからである。僕は過去手袋を何個なくしたことか。僕は、物を失くすことは滅多にないが、手袋というものは、本当に、いつの間にかなくなっている。例えば、傘であればどこで忘れたか、記憶をたどれば何とか見当がつくものである。しかし、手袋の場合、どこで落としたのか、ほとんど分からないままになくすことになる。これは厄介だ。気づいたらもうないのである。探そうにも探すところが分からない。外してポケットに入れる。何かの拍子にポケットからポロリと落ちる。外した後どっかの店に忘れる。四六時中手袋を外さなければ、なくすこともないのだが、何しろ手袋ははずしたり、はめたりするものである。
今日も、王子のマクドナルドで、隣に座った女の子が、手袋を落としたのに気づかずに席を立とうとした。僕は親切なので、「手袋落ちましたよ」と教えてあげる。彼女は感謝して大仰な赤い革の手袋を拾い上げる。
また、電車の中では、婦人用の黒い手袋が片方落ちていた。
手袋を落とすのは僕だけではないようだ。
しばらく手袋というものを使う土地に住んでいなかったので手袋を使う必要もなかったが、郡山という結構寒いところに移転したので、手袋が必要な気がする。だがまたすぐになくしそうな気がするので、買うかどうか、迷っている。 |