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日記
(2025年1月)
2025/1/25 (Sat.) 〜 2/1 (Sat.)

川沿いの道に突如として現れる、湯屋のような旅館
(鹿児島県霧島市)

奄美大島・名瀬には24時間営業のスーパーがある
(鹿児島県奄美大島名瀬)

名瀬の目抜き通り、屋仁川通り。通称やんご通り

奄美名物、島ドーナツ。ゴルフボール大

道路に、「クロウサギに注意」の文字。

クロウサギ注意の標識

奄美の固有種、ルリカケス。撮れたが遠い・・・

奄美のソウルフード、鶏飯(けいはん)。鶏肉、卵、シイタケ、ノリ
などの具をご飯の上に乗せ、鶏がらスープをかけて食べる。
いわば鶏のダシ茶漬け。

円集落の路地。渋すぎる。日本の港町には、こういう路地がたくさんある

西郷流鏑跡

西郷流鏑跡の屋内。きれいな畳の部屋に、様々な展示がある

ティダモールというアーケード。開いているレストランとスーパーがある

奄美市立歴史博物館

豚骨定食。豚骨とは、たぶん豚の角煮のこと

超巨大なつる性植物、これがモダマの木だろうか?

奄美伝統の織物、大島紬。泥染で染めている

石抱きガジュマル

ネズミ横断注意の標識。奄美には、クロウサギのほかに、
「アマミトゲネズミ」や「ケナガネズミ」といった希少な固有種の
ネズミが生息している

トラツグミ。奄美固有種のオオトラツグミかどうかは分からない

奄美自然観察の森、パノラマトリデから見下ろす東シナ海。美しい

サシバ(多分)が電柱の上で獲物を探している

干潟にたくさんいる、ハジロコチドリか。コチドリの幼鳥かもしれない

国直海岸のフクギ並木

寒緋桜に集まるメジロ。亜種のリュウキュウメジロだろうか。

オキナワキノボリトカゲ(多分)。地面をピョンピョンと移動していた。
アリを探しているのだろうか。

徳浜の断崖。トンネルの上には、垂直の切り立った壁が立ちはだかる

サシバ(多分)が、断崖のてっぺんにとまって辺りを見回している

峰田山の展望台からの景色。絶景。

ガジュマルの巨木に抱かれた田検バス停。バス停の屋根には、
ケンムンが寝ている。トトロのバス停を彷彿とさせる

田検バス停の上で横たわってくつろぐケンムン。
奄美に伝わる妖怪

漆黒の原野に忽然と現れるイルミネーション

ムシクイ系の鳥が、地面に降りて採餌している

奄美大島の寒緋桜。ソメイヨシノよりもピンクが濃い

加計呂麻島の生間港。海が恐ろしくエメラルドグリーン

奄美のふっくらかん。平たく言うと蒸しパン。

加計呂麻島、諸鈍のデイゴ並木。

加計呂麻島でついにアカヒゲをカメラに収めた。
アカヒゲも固有種で、種子島、屋久島、奄美群島、トカラ列島
など、限られた島にしか生息していない

ジョウビタキのオスもいた。よく見ると、カラーリングがアカヒゲに
似ている。顔が黒いのは同じ。ピントイマイチですが

加計呂麻島ではアオバトも見かけた。ズアカアオバトかは分からない

海の夕景

海の朝景

奄美大島の、魚が描かれたマンホール。このマンホールカードをもらった。

おがみ山公園展望台から見下ろす名瀬の街並み。名瀬は、深く侵入した
大きな入り江の両側を埋め尽くすように広がる街である

ホノホシ海岸。ずっと玉石の海岸が続く。この玉石を波が引くときに、
シャーーーーっという不思議な音がする

大雨のなか、湯湾岳に登る。山頂近くには奥の院。鳥居の奥には、
祠や社殿、展望台がある
 
ハブセンターで飼われているハブ

ハブセンターの展示

奄美の小学生が描いた、ハブ注意のポスター

奄美パークで、三線が弾けるようになっていたので弾いてみた

奄美の妖怪、ケンムンの顔はめパネル

奄美大島旅行 7泊8日   

1月25日土曜日。晴れ。
今日から7泊8日で奄美大島へ出かける。10:30起床。
昨晩は、ユーチューブドラマ『おやじキャンプ飯3』の全6話を見て、ゴールデンカムイの漫画も読んだりして、午前3時まで起きていた。

昨晩洗濯して干した洗濯ものを取り込む。まだ少し湿っているのがあるが仕方ない。

旅の準備をする。
と言っても今回は鹿児島空港から飛行機なので、いつもの車フェリー旅と違い、持っていくものは限られる。
カメラ類、三脚、着替え。

12時過ぎ出発。
スーパーほりぐちに寄り、せとかが販売開始されているのを確認(せとかの旬は2月〜3月らしい)し、鹿児島へ。
14時に空港に着くが、昼飯を食いたい。

グーグルマップで、「この近くの食堂 営業中」で検索したら、ずっと谷に降りた妙見温泉街の食堂が出てきた。
空港から15分もかかったが、まだ時間に余裕はあるので行ってみる。
谷川沿いにある温泉街は、なかなかいい雰囲気だ。
案内された天狗食堂に入る。ウナギのかば焼きの匂いがたまらない。
しかし、定食が1300円以上したので、食べるのをやめる。14:30で客がたくさんいたので、きっといい店なのだろう。

空港方面へ谷川沿いを戻ると、『千と千尋の神隠し』の湯屋的な外観の温泉設備がある。
ここでランチが食べられそうなので入る。これが大正解。
15時までのランチタイムギリギリに入り、なんとか食べられたのだが、生姜焼き定食1100円がすさまじい内容だった。
主食の生姜焼きのほかに、副菜・小鉢が4つもついている。うち一つはロールキャベツで、ほぼ主菜並みのボリューム。味も良し。
1100円でこれだけ食べられるなんて、最高のコスパ。腹が満たされる。

空港へ戻る。途中、バイクの事故で渋滞していたが、15:20着。
鹿児島空港は、宮崎空港よりも発着便が多いのだろう、駐車場は宮崎空港と比べ物にならないくらい広い。しかし、ほとんど車で埋まっていて、なかなか空きスペースが見つからない。
GWでも年末年始でもないのに、ずっと奥まで行ってやっとスペースを見つけた。

スカイマークにチェックイン。
ゲートに着いたのは15:50。フライトは16:30なので、余裕だった。

飛行機に乗り込む。3x3の割と大きな飛行機だが、乗客は少ない。
定刻17:35、奄美空港着。
空港には観光案内所があり、無数のパンフレットが置かれていたので、地図や行きたい施設のものを取る。
予約してあった奄美レンタカーの送迎車が空港に来てくれていて、それに乗り、空港のすぐ近くの奄美レンタカーで車を借りる。
日産デイズ。

 奄美大島地図。名瀬のホテルに泊まる

これに乗って、これまた予約してある名瀬のポートタワーホテルへ。空港から名瀬までは、40分くらいかかる。
チェックイン後、しばらくして外へ夕食に出る。
歩いて10分ほどで、奄美随一の繁華街、やんご通り(屋仁川通り)へ。
グーグルマップで出てきた定食屋でカキフライ定食。

その後、近くの24時間スーパー、グリーンストアで明日の朝食を購入。
21時ごろホテルに戻る。
大浴場で風呂を浴びる。とてもいい。
テレビで『グレムリン』をやっていたので斜め見して23時ごろ就寝。



1月26日日曜日。
8時起床。昨日買っておいた、黒糖島ドーナツ、ヨーグルト、缶コーヒー。島ドーナツ美味い。甘すぎずとても良い。
外で一服し、9時に車で出発。

奄美自然観察の森へ。
くねくね道を登っている。「クロウサギに注意」と、道路に注意書きが書いてある。
そして、ウサギが描かれた動物注意の標識、奄美ならでは。
アマミノクロウサギは、奄美大島と徳之島にしかいない希少種で、天然記念物である。

9:50ごろ自然観察の森に到着。
駐車場に隣接した「森の館」というビジターセンター的な建物には、展示があるが、有料なので入るのをやめる。

森に入り、いきなりトラツグミとシロハラが地面に降りている。
コゲラ、メジロ、ヒヨドリの声がしている。
野鳥観察小屋から息をひそめて外の様子を眺める。
と、オレンジ色の小鳥が小屋の縁に止まり、私が動くとすぐに飛び去ってしまった。これまた希少種のアカヒゲだったかもしれない。

その後、展望デッキ、ドラゴントリデに行く。
さっきまでは晴れていたのだが、雨が降り始める。展望台は雨を避けられない。
だが、展望台からの眺めは絶景。海、島、龍郷の集落が眼下に広がる。
ここから、遠くではあったが、これまた奄美特有のルリカケスが見られた。彼らはスズメ目カラス科だからか、カラス的なギャーギャーという声で鳴く。
私はカケスを数度しか見たことがないのだが、カケスっぽい鳴き声の気がする。
ルリカケスは、遠くの電柱の上や、高い木の上の方、割と目立つところに止まる。しかしいかんせん遠すぎるのでなかなかいい写真は撮れない。

ちなみにルリカケスは、世界中で奄美大島、加計呂麻島、請島という奄美大島とその近くの計3島にしか生息しない、きわめて生息範囲の狭い希少種である。
後述するアカヒゲよりもだいぶ生息範囲が狭い。
それでいて、鹿児島県の県鳥である。本土にはいないけど。
鹿児島県民でルリカケスを見たことのない人は多いことだろう。

森の遊歩道を移動する。コゲラが私から5mくらいの距離、地上から30〜50cmくらいの木の幹を一心不乱にくちばしで叩いている。すぐに飛び去ってしまった。
頭上の樹にいるコゲラは何枚か撮影。

アコウの巨木の近くで、トラツグミがもう一度横切った気がするが撮影できず。
ちなみに、トラツグミは歩くが、シロハラはホッピング(ピョンピョンと跳ねて歩く)する。

12時過ぎ、雨が激しくなり、観察小屋で雨宿りする。
雨が止まないので、13時前に撤退を決める。というか、13時に腹が減って我慢できなくなった。
20分くらいかけて、「荒波のやどり」という施設内の「あらば食堂」で昼食。
奄美のソウルフード、鶏飯(けいはん)を初食。ご飯の上に鶏肉、錦糸卵、野菜などを乗せ、熱いだし汁をかけて食べる。2度くらいに分けて、具をのせ、汁をかける。
美味い。1320円と高いが、なかなか良し・

ここにはお土産コーナーもあり、くびき茶という、木の枝を細かく切ったものが袋に入って売っている。このくびきの木から茶が抽出できるらしい。面白い。後で他の店も調べて買いたい。
隅に奄美の生きものが小さく刺しゅうされたハンドタオルが売っている。ハンドタオル自体は使わないので必要ないが、あまりにアカショウビンの刺しゅうがかわいくて、思わず買いそうになったが、アカショウビンのやつは在庫がないらしい。ほかに、アマミノクロウサギ、ウミガメ、アカヒゲなどがある。

この後、海沿いの円集落をそぞろ歩く。
日本の海沿いの集落って、多くは道が狭く、道が曲がっている中に特徴のある民家が並んでいたりして、風情のある場所が多い。
この円集落もなかなか見所がある。渋い。歩き回る。
子供たちが遊んでいる。
写真を撮りまくっていると、子供に詰問される。
「さっきなんで(ぼくたちの)写真撮ったの?」
「君たちの写真を撮ったんじゃないよ、道の写真を撮ったんだよ。」
「なんで道撮ったの?」
「ここの道が、変わってるからだよ」
「変わってないよ」
「そうかい、僕のところの道とはちょっと違うんだ」

だが、子供たちのうちの何人かは、釈然としないらしく、不機嫌な顔をしていた。
このSNS時代、いまでは子供も肖像権を主張するのか。

大雨となる。
西郷隆盛が建てた家、西郷流鏑跡を見学する。ここは、奄美に遠島となった西郷が、この島で出会った愛加那(あいかな)と結婚し、一緒に住んだ家である。観光客のために公開していて、入場料は200円で家に上がって見学できる。
しかも、愛加那の子孫の方が観光客に説明してくれる。畳の部屋が2つあり、愛加那や西郷についての写真や記事が展示されている。

愛加那さんは、亡くなるまでこの家に住んでいたとのこと。

小浜公園、愛加那の泉、西郷上陸地にある西郷松、ブルースの歌碑を周り、17時ごろ、島育ち産業館でお土産を探す。
バス停の名が書かれた缶バッジは面白かった。というのも、今日行った円集落にも「円」と書かれたバス停があり、3色のデザインを覚えていたからだ。
島ドーナツを買う。350円6個入りだったから、スーパーよりも少し安い。

ハートロックという、ちょうどいい潮位の時だけハートに水が溜まってハート型に見える岩らしい。
砂浜の海岸を延々と歩いていくが、どれがハートロックか分からず。
満潮だから水に沈んでいるのかと思ったが、それでもどれがハートロックかすら分からなかった。

日が暮れ、暗くなったので探すのをあきらめて引き返す。
19時前にホテルに戻り、夕食は、歩いて「ぜん」という食堂で親子丼。美味かったが、1200円と高く、コスパがイマイチ。

ティダモールというアーケード街があったので歩いてみる。
スーパー、レストランがまだ営業している。ここは、生きてるアーケードのようだ。

20:50ホテルに戻り、今日も大浴場。とてもよい。
23:45就寝。



1月27日月曜日。
朝から雨。良くない。
朝食後、雨なので、奄美市立歴史博物館へ。こんな日は屋内活動、旅先であれば、博物館や資料館に行くに限る。
この博物館は面白く、9時過ぎ〜12:20ごろまで、3時間以上も見学してしまった。
もっとも、私にとっては珍しいことではない。だいたいこういうところに入ると、館の規模にもよるが、数時間〜半日は当たり前である。

奄美の古代〜現代までの歴史と、自然の展示。
歴史が興味深い。
奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島といった奄美群島は、九州からも沖縄からも400km位離れている。だが、もともとは、琉球弧の一部であり、琉球王国の版図に含まれていた。江戸時代に薩摩藩に琉球が支配されると、奄美群島は、薩摩藩の直轄領となる。そして、以降薩摩藩に砂糖を支配されることになる。
薩摩藩もやっていることは幕府と同じで、支配地域から搾取するわけである。

明治維新後は鹿児島県の一部となる。
そして、太平洋戦争の敗戦でアメリカ領となり、昭和25年(1950年)12月25日に、ついに日本に返還される。(沖縄が返還されるのはもっと後の1973年)
その過程における奄美群島の本土復帰運動は、苛烈を極めたとのこと。よほどアメリカの占領統治が最悪だったのだろう。

ちょっと私はこの歴史に疎いのだが、島民の人たちのなかに、日本に復帰したいという思いがどこから来たのかに興味がある。確かに、薩摩に支配されて以降は日本の一部となったが、もともとは琉球である。沖縄も含め、そのあたりの心情がどうなのか、沖縄や奄美の人たちに聞いてみたいが、きっと若い人に聞いても彼らはあまりピンとこないだろう。
奄美に来てFMラジオを聴いていると、やはり方言は全く違う。日本語のようではない。
そういうルーツを持つ人々が、「自分は何人か?」というアイデンティティに関してどう思っているのか、興味がある。

自然展示もよい。
ここには、島嶼だけあって、生き物の固有種が多い。展示されている短いビデオはほとんど見た。
もともとは、奄美、沖縄系の島々は、ユーラシア大陸の一部だった。これが分かれて、独自の進化を遂げる。

12:30、一旦ホテルに戻り、傘を借りる。雨が止まない。
港湾食堂で昼食。豚骨定食950円。豚骨ってなんだろう?と思ったが、いわば豚の角煮だった。脂身たっぷりで柔らかい。美味いが量が少ないのが残念。

外は、大雨に加え、暴風となっている。これじゃあ野外活動はとても無理。昨日も結構な雨の中外で活動したのだが、さすがにこのような暴風雨では何もできない。

だが、ちょっと見学するだけなら大丈夫だろうと、車で南下し、モダマ自生地に行く。モダマというのは、超大型の枝豆のようなものが実となる木で、つる性の植物らしい。さやの長さが1mくらいになるというから、超大型枝豆である。
行ってみると、ジャングルのような森に遊歩道がつけられている。だが、モダマの実はなっていなかったので残念。

「奄美大島住用道の駅」に併設された、世界遺産センターを見学。無料なのに、とても良い。

徳之島、沖縄本島北部、西表島とともに世界自然遺産に登録された奄美大島の動植物が、昼と夜で紹介されている。
奄美大島の固有種が、展示と映像で見られる。

隣のマングローブ館では、3000円でマングローブを巡るカヌーツアーをやっている。3000円は高い。
無料展示室もあり、奄美大島の特産織物、大島紬の製法や柄、さらにマングローブの生態系なども展示されている。とても興味深く、時間をかけて見て回る。

お土産屋にはいろいろ面白いものがあり、沖縄のコーレーグース(辛味調味料)が売っている。クロウサギ饅頭は、帰る直前に買おう。

近くの川に架かる橋で、無数のツバメが飛んでいる。1月の終わり、南から渡って来たばかりだろうか。

17時。雨はほとんど上がり、風も止んだ。
だが、もう暗くなりかけている。もう鳥の観察には遅い。
とりあえず、アランガチの滝をグーグルマップの行き先に入れ、走り出す。
根元に石を取り込んだ「石抱きガジュマル」を見学。

途中、サシバらしい鳥が電柱の上に止まっていたが、またカメラのセッティングの最中にいなくなってしまった。昨日も見たのだが、撮影はできていない。きっと、大きく撮ろうと、近くに寄りすぎているのだ。さすがに近距離だと、電柱の上の猛禽類といえども、警戒されてしまう。

18時まで山間の道を上がっていくが、暗くなり、サシバも見つからないので、名瀬に戻ることにする。
帰り道は、アマミノクロウサギに気を付けながら走行する。車道に出てくることもあるらしく、出てきた際にすぐに撮影できるよう、望遠カメラを助手席に置いておく。
だけど、この暗さでは、ズームしたらまず撮れないだろうなぁ。

19時前にホテルに戻り、夕食は、「鳥しん」で、奄美黒豚パパイヤ丼。普通。米がパサついている。トータルとしてはあまり美味くない。
パパイヤは切り身みたいなのと、もずくと和えたものがご飯の上に乗っている。

夜までやってるスーパー、グリーンストア入舟店いつものように明日の朝食などを買いこむ。
20:40ごろホテルに戻り、21時から大浴場。
タブレットで『おやじキャンプ飯』を見る。ここのところ毎日見ている。
23時就寝。



1月28日火曜日。
7:15起床。雨は降っていないが、強風。
フロントで、1月30日〜2月1日まで、延泊できるかを聞く。

実は、当初の計画では、せっかく奄美に来たので、奄美大島だけでなく、徳之島や沖永良部島にも行きたいと考えていた。7泊8日あれば行けるだろうと思っていたのだが、奄美大島から徳之島へは5時過ぎのフェリーしかなく、さらにその先の沖永良部島には、奄美大島→徳之島→沖永良部島という経路で行くことになる。
レンタカーを各島で予約するのもなかなか面倒だ。
じっくり考えた挙句、徳之島や沖永良部島は次回来ることにし、今回の7泊8日は奄美大島をじっくり回ることにする。

フロントで言われた値段と、ネット予約の値段を比べると、ネットの方が安かったので、フロントの椅子に座って、ネット予約をする。
トリバゴかなんかで、2泊で9108円。これで、このホテルに7泊通し宿泊決定。

8:30ごろ出発し、自然観察の森へ。
途中、再度サシバ(多分)が電柱にいたが、またまたカメラ準備中に飛び立たれる。これで3度目だ。

自然観察の森の駐車場には、 寒緋桜(カンヒザクラ)が咲いている。美しい。奄美では、この時期に寒緋桜が見ごろを迎える。ソメイヨシノよりも花の色が濃い。
寒緋桜には、メジロの群れが一心に蜜を吸っている。

9時過ぎから12時前まで、森の中で鳥を探す。寒い。奄美大島も1月下旬ともなれば相当に寒い。

トラツグミは何度か見れた。これが奄美固有種のオオトラツグミかは分からない。
天気が悪く、森のなかが薄暗いので、なかなかいい写真が撮れない。

この島には、シロハラがとにかく多い。奄美ではシロハラは冬鳥らしく、北から越冬のために渡ってくるのだという。とにかくこの島ではどこにでもシロハラがいる。シロハラ天国。

森の中では、センダイムシクイのような鳥が地面をホッピングしている。誰だろうか。
パノラマトリデという展望台に行くも、展望なし。
昼頃まで森の中を散策し、昼食は再びあらば食堂へ。今日の朝は少し早かったので、腹ペコ。
しかし、定食は売り切れ、鶏飯も予約でいっぱいで、島うどんしかないそう。残念。腹減りなので、がっつり食べたいので、別の食堂へ行くことにする。

あやまる岬へ向かう途中にあった、漁師食堂「ばんや」で煮魚定食1650円。まずまずだが量が少なくて高い。
やれやれ。腹ペコなのに腹埋まらず。
島ドーナツを1個食べる。

13:30、あやまる岬。
さらに先に行くと、奄美大島の北端に、笠利埼灯台が立っている。
その後、ついに電柱上にいるサシバを撮影できた。4度目の正直。今日はこの後3回くらい撮影できた。

宇宿の大瀬海岸へ。ここは、渡り鳥や留鳥が多く生息する。干潟状になっていて、クロサギ、アオサギ(多分)、カモ類、ハクセキレイ、それに、(後で調べたところによれば)コチドリかハジロコチドリがたくさん歩いている。彼らは、ピコピコと速足で歩き、立ち止まり、また歩く、を繰り返している。
干潟は野鳥の宝庫だ。
17:40ごろまで野鳥を観察する。

宇宿貝塚は改装中だった。もっとも、すでに18時なので開いてない時間。

19時前に名瀬に戻り、「あさばな食堂」でバイキング。1760円。食べ放題なので腹一杯にはなったが、味と内容は特筆すべきものなし。春巻、焼きそば、鶏肉、酢鶏、マーボー豆腐、ウィンナーナポリタンなど。唯一、鶏飯があったのが見所か。コスパはイマイチ。

20時前ホテル帰着。
今日は最高気温11℃と、とても寒い1日だった。しかも強風だったので、開けたところでは寒さが増した。
南の島だが、Tシャツ、長袖Tシャツ2枚、トレーナー、ウィンドブレーカーの5枚着込んだが、寒かった。
『おやじキャンプ飯』大分編の最新話を見てから寝る。
22:30就寝。



1月29日水曜日。
7時起床。今日も曇り空。
奄美は南の島にもかかわらず、日照時間が少ない。特にこの真冬の時期はそうらしく、私が島に上陸した1月25日以降、ずっと雨かくもりである。
7:45出発。
今日は加計呂麻島に渡ろうと思ったが、予定を変更し、島北西部(大和村など)を攻めることにする。
というか、徳之島に行くのを諦め、別の機会に来ようと決めかけている。与論島や沖永良部島も合わせて周りたい。奄美群島の島ホッピングは、1週間程度の旅行ではなかなか難しいことが分かったからだ。
日程が2週間以上あればどんどん移動可能であろうが、いずれにしても宿とレンタカーの手配が面倒だし、今回はレンタカー予約の時点で、7日間で借りてしまったので、キャンセルが面倒なこともあった。

まず大浜海浜公園へ。

まだ強風が残っているが、昨日、一昨日ほどではない。園地にはやっぱりシロハラが多い。
国直海岸のフクギ並木。フクギのトンネルをくぐる。

生物多様性センター。いい。
ツシマヤマネコ同様、アマミノクロウサギも、道路で車に轢かれて死んでいる。アマミノクロウサギは夜行性かつ道路に出てくることが多いらしい。
ウサギは南九州に多いが、確かに夜になると道に出てきて、しかも予測不能な動きをするので車の運転者から見るととても危ない。脇の草むらに逃げ込めばいいのに、道の上を左右にと跳ね回るのだ。
そして当たり前だが、夜は暗いので視界が悪い。

奄美大島でも、対馬と同じように、夜間の運転はのろのろ運転が推奨されるが、ここ数日見たところでは、大通りでは結構飛ばしている人が多い。

生物多様性センターには隣接してまほろば水と森公園があり、ここはシロハラ、メジロ、ヒヨドリ、コゲラの天国状態。
近くに伐採作業や測量をしている人たちがいるのだが、メジロやヒヨドリは、咲き乱れる寒緋桜の花に夢中になっている。私がカメラを構えても、結構至近距離で撮影できた。
林の中にコゲラがたくさんいて、私の頭上の木で、、木をコンコンと一心に突いている。
イソヒヨドリもいる。

生物多様性センターを後にして大通りに出る前、神社があったので車を停めて行こうとすると、舗装の地面に、動きの遅いトカゲがいた。
地面とピョンピョンと跳ねるように移動している。
普段見るニホントカゲや二ホンカナヘビではない。全然外観が違うし、動きも違う。
やった、オキナワキノボリトカゲではないか?多分そうだろう。
ウィキペディアによれば、名前に「沖縄」とついているが、奄美にも生息しているし、なんと指宿市、日南市、屋久島にも定着しているという。日南で見たことはない。

うれしい。写真を撮る。主にアリを食べるらしいので、地面に下りているのだろうが、車に轢き殺されないかと心配になる。

もう11:40。腹減った。
大和まほろば館で、郷土お菓子のふっくらかんを一つ、500円で買う。弁当も一つだけ売っていたが、さすがに旅行に来て昼飯弁当はないだろうと買わず。
最近は普段の生活でも弁当はあまり食べない。おそらく保存料などの食品添加物が多く使われているだろうからだ。コンビニ弁当だけでなく、ほっともっととか、スーパーの弁当もほとんど食べなくなった。

3kmくらいのところに、AMABOSHIという小さなカフェレストランがあり、ここで12時過ぎに生姜焼き定食、ご飯大盛り、1000円を食べる。なかなか良かった。

大和村の見所を巡る。
嶺山公園、展望良し。
グッジョブ岩。徳浜の断崖、すごい。トンネルの上、垂直の壁が50m以上立ちはだかっている。恐るべき垂直ぶり。
海の方にも、海による浸食だろうか、基部がドーナツ状に穴が開いた大岩が断崖上に屹立している。断崖岩のてっぺんにサシバ、イソヒヨドリが見える。
大和ダム。ダムカードを後日もらいたい。

宇検村に入り、峰田山公園。ここも焼内湾を見下ろす絶景。
公園展望台からさらに上に上がったところに別の展望台があり、上がってきた道以外に別の下る道を下ってみたところ、全然違うところに出てしまい、たくさん歩く羽目になった。まあ運動不足だから良かろう。。

田検バス停のガジュマルとケンムン。田検バス停は後ろにガジュマルの大木があり、ジブリの映画に出てきそうな趣のあるバス停だ。

ケンムンというのは、奄美大島の妖怪で、相撲を取るのが大好きで、人に危害を加えることはないという。このケンムンが、バス停の待合所の屋根の上に寝ていた。

ケンムンの館というお土産屋に寄るが、何も買わず。
18時。今日も一日すさまじい勢いで島を巡った。

名瀬に帰る途中、地面が三色にライトアップされているところがあった。見たところ周りには何も施設的なものはない。
真っ暗の原野に忽然と現れる光。とてもいい。ホッとする感じ。

名瀬に戻り、「むら山」で夕食。ハンバーグ定食1100円。
グリーンストア入舟店で買い物し、20:30にホテルに戻る。
今日はなぜか、大浴場の湯が入れないほど熱かった。なんとか肩まで入るが、5分でギブアップ。なぜこんなに熱くしてしまったのだろうか。昨日までは適温だったのに。
22:30就寝。

<奄美大島トピックス>
奄美大島では奄美FMがめちゃくちゃ面白い。
奄美大島では、レンタカーでラジオを聞きながら走っているが、AMはNHKのみ、FMは、NHKと奄美FM(D-Wave)。奄美FMは、日曜朝や平日朝、午後、延々と奄美民謡を流している。三線と、沖縄のような指笛が特徴だと思うのだが、曲調は様々。
民謡や演歌から、ロック、ポップス何でもあるのだが、おそらく、地元のアーティストの曲だろう。

歌詞が独特なものが多い。いわゆる純民謡から、子供が歌うもの、面白おかしい歌詞など。奄美方言で、「はげー」というのが「すごい」という感じの意味らしく、それをギャグにした歌も流れ、笑った。
奄美出身の歌手が歌うポップスも、独特な歌詞があり楽しめる。
「ハブに注意しよう」というコミックソングから、「酒飲みたい」というストレートソングまで、聞いたことのない曲が延々とかかっている。面白すぎる。

「奄美も開発が進み、やまと(日本)に追いついたぜ」という歌が流れていて、ハッとした。
奄美大島は、琉球弧の一部であり、要するに琉球王国の版図だったので、日本本土よりは沖縄に近い。沖縄の人たちもそうだが、奄美の人たちは、その昔、薩摩に支配される前、本土に対してどのように思っていたのか、、とても興味がある。
いまは、戦後、激烈なアメリカから日本への復帰運動を見てもわかる通り、奄美の人々は、「奄美は日本の一部で、自分は日本人である」と考えている気がするのだが、そのあたり、奄美の人たちに聞いてみたいものだ。

この放送局では、本土のFM局が流しているような、いま流行っているJ-POPなどは、ほとんどかからない。

奄美FMを聴いていると、方言がものすごい。とても良い。が意味が分からない。言語も琉球系なのだろうか。
奄美市博物館では、展示や音声で、奄美の方言に触れたが、日本語とは全く違う。
ちなみに、「こんにちは」「こんばんは」は、奄美の言葉では、「うがみんしょうらん」と言う。
奄美FMを聴いていると、この言葉がよく聞かれる。

また、奄美FMでは、「旧正月」の話題が多い。奄美の人々にとって、1月下旬〜2月上旬の旧正月は、重要な行事として息づいている。つまり、文化的に中国の影響を強く受けているようだ。これまた日本本土とは全く違う。

奄美FMのジングルも凝っている。長渕剛の物まね風や、フラメンコ風、おばあちゃんなど、面白すぎる。

パーソナリティの方々は、「奄美FMサポートメンバー」という人が結構いて、素人チックなのもいい。宮崎FMでいう木村続さんのような人はいないようだが、素人的な味わいがある。

今日の夕方5時〜7時の生番組では、1時間延々と、各小学校の吹奏楽部の代表の女の子たちが出演し、2月2日に開催されるバンド大会に向けてのインタビュー番組だった。「バンド大会」では、各小学校の吹奏楽部の演奏と、各学校からの代表者が組んだスペシャルバンドの演奏があるそうで、奄美の人々のイベントのようである。
さらには、お悔やみ・出生情報もやっている。
地元密着番組、とてもいい。

かと思えば、午前中〜昼頃にやってた内容が、その日の夜にすぐに再放送される。



1月30日木曜日。
6:40起床。黒糖島ドーナツと安倍川餅、ヨーグルトの朝食。
今日は加計呂麻(かけろま)島に渡る予定。
7:30出発。フォレストポリスに8:30着。直前にあるマテリアの滝が良い。

フォレストポリスでは、まず水辺の広場を歩いて生き物を探す。
南の島、奄美といえども、昆虫たちはさすがに見えない。
鳥は、ムシクイのような鳥を見た。カエルの声が盛んにしているが、姿は見えない。奄美固有種のオットンガエルを見たいが、なかなか難しそうだ。

ここにはため池が多く、季節にはトンボが相当飛んでいるようだ。しかも固有種が多いときている。
ゲンゴロウやミズスマシもいるそうだ。ミズスマシは最近見たことがない。

フォレストポリスを通り越し、グランドゴルフ場にも行ってみるが、人気なし、生き物の気配もない。物産館も廃墟となっている。

9:30ごろ、古仁屋へ向かうことにする。
途中の湯湾岳付近の道は通行止めが多いことを知っていたので、グーグルナビで出てきたルートを鵜呑みにするわけにはいかない。
軽トラですれ違った地元のおじさんに聞いてみる。
「この道で古仁屋方面に行けますか?」
「左に曲がらず(左は通行止め)、右に行けば行けるはずだ」

その通り行けた。が、かなりの山道を行かねばならず、11:40発のフェリーに間に合うか、時間との戦いになる。
11:15、古仁屋港のフェリーターミナルに到着。海の駅構内の切符売り場で、加計呂麻島行きフェリーの切符を購入。690円。
レンタカーは他の島に持っていけないので、駐車場に置いていく。

11:40出航、12:00に生間(いけんま)港着。
加計呂麻島は、奄美大島の南西、大島海峡をはさんで位置する島で、橋はないので古仁屋港から船で渡る。
パンフレットによれば人口は1000人。明治時代より海軍の要塞となっていて、戦跡が多く残っている。

港ではバスが待っていたが、港の海があまりにもグリーンで、その写真を撮っていたら、バスは行ってしまった。後から考えると、このバスに乗らねばならなかった。

港の待合所では、レンタル自転車を貸し出しており、一人の男性がマウンテンバイクをレンタルして去っていった。自転車を借りるか?
腹が減った。港には食堂はない。昨日買ったふっくらかんを3分の2ほど食べる。かなり腹が減っていたので全部食べられたが、ふっくらかんで腹一杯になるのが寂しかったので途中でやめる。
そうこうしていると待合所の係の人も出て行ってしまった。きっと昼休みだろう。
港には誰もいなくなった。静寂。

案内看板を見ると、「加計呂麻 体験館・カフェ 1.1km」と書いてある。
よし、ここなら食堂あるだろう。1.1kmなら遠くない。
歩きだす。寒緋桜にメジロが多い。奄美は、シロハラとメジロの楽園だ。
シロハラは奄美では冬鳥のようだが、とにかく無数にいる。

体験館には13時前に着き、カフェで豚骨丼を食べる。豚の角煮丼だ。美味い。これで850円、とても良い。

すぐ近くの諸鈍のデイゴ並木を見た後、この後どうするかを思案する。
体験館でバスの時刻表をもらったが、いかんせん便数が少なすぎてあまり使えない。
そしたら歩いて安脚場戦跡まで行ってみるか。地図からは歩いて1時間ちょっとのようだ。日帰りなので、生間港に戻らねばならない。最終のフェリーは16:30発。
安脚場まで行ければ、15:46発の生間行きバスに乗れば何とかなりそうだ。

歩き始める。
今日は、奄美に来て以来、初めて朝から晴れている。しかも風も弱い。歩いていると暑くなり、トレーナーを脱ぐ。
辺りは草が生えた草原が広がる。奥に低い山が見える。晴れた冬ののどかな一本道を歩く。

歩き始めて15〜20分ほど、民家、廃屋が点在する集落っぽいところに入る。と、用水路沿いの道に、突然アカヒゲが現れた。地面に降りてエサを探しているようだ。
何枚か写真を撮れたが、去ってしまった。
自然観察の森では、何度か見たがすぐに飛び去るので、とても写真に収められなかったが、ついにやった。

きっとまたここに現れると考え、しばらくここに居座ることにする。道端に座って気配を消し、三脚のカメラを構え、いつアカヒゲが出てきても対応できるようにする。

果たして、アカヒゲは、10〜15分おきくらいに道路に現れた。何を食べているのか分からないが(木の実?)、この道が採餌場になっているのだろう。
初めは私がいないかのように地面をホッピングして探索している。セキレイ類のように尾羽をピコピコと上下させている。
そして、私のすぐ近くまで来ると私を認知するのか、あわてて飛び去っていく。

これを5回くらい繰り返した。常に動き回るのでいい写真は撮れなかったが、こんな近くでアカヒゲを見られて感動だ。
スズメくらいの小さな鳥だが、橙色がとても美しい。目が顔の黒に含まれるので、目が目立たないのが特徴か。
アカヒゲというのはおやじ臭くてちょっとそぐわないか。顔が黒くて、泥棒状なので「ヒゲ」なのだろうか?
ヒタキ科だから、ダイダイヒタキとか、もっとかわいい名でも良かろうに。

アカヒゲは、種子島、屋久島、トカラ列島、奄美群島、沖縄本島など、ごく限られた島にしか生息していない固有種である。

そのほか、頭上の木ではアオバト(多分)、ジョウビタキのオス、メス、キジバトなども見られた。
ジョウビタキのオスは、そのカラーリングがアカヒゲに似ている。顔が黒いのは同じだ。
同じヒタキ科だけに、つぶらな瞳が可愛すぎる。

さらに上空からは、数羽のサシバの鳴き声が聞こえる。一度だけ姿が見えた。ヒー、キー、と耳につく高い声。

結局、安脚場まで歩いていくという当初の予定を変更し、この場所でずっと鳥を観察することにした。
15:45、もう生間港に戻る時間。結局加計呂麻島ではほとんどどこにも行かなかったが、間近で何度もアカヒゲが見れて満足。

加計呂麻島には車で渡れないため、徒歩での移動か、公共交通機関やタクシーでの移動になるが、徒歩で回れるほど小さな島ではないので、なかなか観光が難しい。
ま、アカヒゲなどの固有種を見ることはこの旅の一つの目的であるので、全然これだけで構わない。

16:10、歩いて生間港に到着。16:30発のフェリーで古仁屋に戻る。
海の駅でお土産を買いたかったが、すでに閉まっていた。17時。

旧陸軍弾薬庫後を見学。またムシクイ系の鳥が地面に降りていた。
遠くの木で、ココココと音がする。アカゲラと思って双眼鏡を向けるが、見つからず。
17:40、ホノホシ海岸へ向かう。もう暗くなってくる。
タマン岬展望台、ハートの見える風景。ぎりぎり日没前。

ホノホシ海岸に着いたのは18:15で、もう暗くなってしまったので名瀬に戻ることにする。
途中、結構な山道を走るが、アマミノクロウサギは現れず。

昨日も来た食堂むら山に着いたのは19:40。混んでいるのか、料理が出てくるのに時間がかかる。
豚バラの味噌炒め定食1100円。豚肉少なくて残念。さすがにこれでは1100円は高い。

大浴場の湯は、通常温度に戻っていた。安堵。
『薬屋のひとりごと』最新話を見て、22:30就寝。



1月31日金曜日。
6:30起床。今日も晴れている。よし。
7:15出発、またまた自然観察の森へ。8時すぎ〜11時まで森の中で探鳥するも、収穫少ない。
至近距離でアカヒゲに2度遭遇したが、撮影できず。残念。

アオバトは、電柱の上と地面に降りて探索している姿が撮れた。
ドラゴントリデに登ってルリカケスを探したがいない。森の中では時々ルリカケスの声がするものの、樹冠部の方にいるらしく姿は見えない。

とにかくシロハラが多い。トラツグミは今日は全く出てこない。
コゲラ、シジュウカラが結構いる。

11時に名瀬に戻る。
12時ちょうど、大島支庁の建設課に行って、一昨日行った大和ダムのダムカードをもらう。一応大和ダムで撮った写真を見せる。若い職員の方は、「行ったんなら見せなくてもいいですよ」と言ってくれたが、そこはルールだ。
昼食は、名瀬市内の食べ放題店、「あさばな」。バイキングなので腹一杯。

おがみ山公園へ。
ここで結構体力を使う。展望台からの名瀬の展望は最高。
復帰記念広場。太平洋戦争後、奄美群島の日本復帰の立役者、泉芳郎氏の言葉と銅像。

湯湾岳展望公園へ。
途中、泥染公園に寄る。ここでは、奄美独特の生地染めである泥染を体験できるとのことだったが、誰もいなくて営業してない感じ。

マングローブ館で、クロウサギのお菓子をお土産に買う。
湯湾岳に登ろうとするも、2本の林道がいずれも通行止めとなっており断念。フォレストポリス側からしかいけない模様。

15:15、湯湾岳登山がご破算になり、これからどうするか途方に暮れるが、予定変更して高知山展望台へ。
最高の眺め。加計呂麻島がよく見える。まるで瀬戸内海の多島美。

さらに昨日暗くて見学できなかったホノホシ海岸まで足を延ばす。
波に磨かれた丸い石の波打ち際を歩く。面白いのは、これらの無数の玉石たちを洗った波が引いていくときに、「シャーーーー」という不思議な音がする。
面白い。普通の砂浜では決して聞くことのない音がする。

18時まで1時間近くこの玉石の海岸を歩く。
今日の観光はこれにて終了。

名瀬に戻り、脇田丸で夕食。
昼食がバイキングだったのであまり腹が減ってない。脇田丸は、定食が安い。まぐろ丼650円を食す。奄美で一番安いご飯となった。

『おやじキャンプ飯』最新話見て眠る。22:30。



2月1日土曜日。
ついに奄美旅行最終日。
6:30起床。朝から雨。島ドーナツとヨーグルトの朝食。
7:30にホテルをチェックアウト。7泊も同じところに泊ったのは生まれて初めてかもしれない。いや違うな、今の会社に入社した後の中国での研修では、4週間近く同じホテルに泊まった、そういえば。

大雨。奄美フォレストポリス経由で湯湾岳展望公園へ。今日は天気悪いが、昨日登れなかった湯湾岳に強行的に登ることにする。
車を展望公園の駐車場に停める。ここから、大雨と霧のなか、9:30に登山道を登り始める。辛い。
10:15、山頂近くの祠に到着。本当の山頂は、世界遺産の保全地域のため立ち入ることはできない。
山頂手前は、神社の奥の院のようになっていて、鳥居やいくつかの祠がある。そして、展望台もあるので上がってみるが、雨と霧で展望なし。晴れていたら爽快な景色だろう。

この辺りは特に雨が多い「雲霧林」であり、他とは違った動植物が見られるということなのだが、この雨ではたまらない。

雨が激しいのでほどなく下山。鳥の声はときどきする。シジュウカラ、コゲラ、ルリカケス、シロハラといった声がする。
11:10、登山口まで下りる。
近くの展望台にも行ってみる。少しだけ霧が晴れた時に、焼内湾が見えた。

名瀬方面に戻る。13時前に着いたが、また昼食難民に陥る。
何軒か周ったが閉まっていて、結局昨晩行った脇田丸へ。ここは安いので超人気店で、土曜の13時で満席。他の店が開いてないことも影響しているかもしれない。
一人なので奥の席を確保でき、日替定食。出てくるのが遅かったが、コスパよし。鳥の照焼きに刺身がついて800円。良い。

セルフのスタンドでガソリンを入れる。スロットで4円引きとなり、リッター176円→172円となった。良し。だけど実は、数日前にもここで入れたのだが、スロット大当たりで、10円引きだった。

ハブセンターへ。
ここは、ハブの生態を展示する施設であり、ハブ対マングースのショーで有名だった。
以前は、実際にハブとマングースを観客の前で戦わせていたそうだが、このご時世ではそれも不可能となり、いまでは対決ビデオを流している。
初めに2階に誘導され、そのビデオを見る。まずはハブの生態について、ハブ博士でありこのハブセンターの創設者、中本博士自身が説明している。実際にハブを棒と素手で扱いながら、牙から毒を出すところを見せてくれる。すげえ。
ハブ対マングースは、ガラスケースに仕切りを入れた両側にハブとマングースを入れ、仕切りを取り除くと開戦、というものだが、一瞬で勝負がついた。
マングースの勝ち。ハブは夜行性だから、活動が鈍っていたのかもしれない。なんとなく、ハブの方が動きが鈍く、マングースを認知するのに時間がかかっていた気がする。

ちなみに、ハブ咬傷に悩まされた人間が、ハブを駆除するために導入したマングースは、ほとんどハブを食べず、もっと容易に捕らえられるウサギやネズミを食べたおかげで、希少種であるアマミノクロウサギなどが減少してしまった。
そこで人間は、今度はマングース駆除作戦に乗り出し、近年、マングースは奄美大島では絶滅したと言われている。

なんという愚だろうか。これほどの愚かさはなかなかお目にかかれるものではない。
マングースを導入する際、もっと気の利く人はいなかったのだろうか。「ひょっとしたら、マングースにより、他の野生生物が絶滅に危機に陥るのではないか?」ということを想定できる人が。

ビデオを見終わると、地下で様々な種類のハブが飼育されているのを見る。ハブもたくさんいたが、基本夜行性なので、昼間は寝ているので動かずじっとしている。
センターの人の話では、昔はニシキヘビもたくさんいたが、今は外国から輸入できなくなったので、北海道から入荷待ちだとのこと。
おなじく、エラブウミヘビも「入荷待ち」と水槽に貼られていていなかった。「エラブ」という名前だけあって、きっとこの辺りの固有種なのだろう。

奄美の小学生たちが書いた、「ハブに注意」のポスターも何枚も展示されている。

最後、1階では、ハブに関する様々なお土産が売られている。ハブ酒、ハブ油、ハブクリーム、ハブ胆、ハブ皮など、ハブというのは、殺されてもなお価値があるのだとわかる。
いまでも、ハブを捕獲して役場に持っていくと、お金がもらえるらしい。

ハブというのは、日本に生息するヘビの中で、唯一といっていいくらい攻撃的なヘビである。
赤外線を探知すると攻撃を仕掛けるという、他のヘビではなかなか見られない攻撃的な習性を持つ。

思えば、いまやすべての生物の生殺与奪権を持っているかのように見える人間であるが、現代の日本でも、クマとハブ、スズメバチなどは、人間との丸腰での戦いに勝てる生物である。
よって、毎年、何人かがクマやスズメバチに殺されている。
ちなみにハブの咬傷によって亡くなる人は、近年ではほとんどいなくなったらしい。だが、昔は1年で何100人、何10人がハブに咬まれて亡くなっていた。

ちなみに、間接的な殺人も含めると、この地球上で一番人間を殺している生物は、蚊である。
蚊が媒介するマラリア、デング熱などの感染症により、毎年数10万人もの人間が死んでいる。

余談になるが、みなさんはヘビを見た時に、どのような感情が浮かぶだろうか。
私は、とにかくビビってしまう。あのくねくねとした動きをみるたびに、反射的に、第一に頭にもたげるのが、「ビビり」「恐怖」である。
だが、その後は「何のヘビだろう?」と観察モードに入る。
視認した際に反射的にビビるという動物は、ヘビのほかにはなかなか思い当たらない。
これは、私の持論では、人間のDNAに刻み込まれている反応ではないか、ということだ。
つまり、人間は、歴史的にヘビから相当な被害を被ってきたのではないか。そのため、ヘビを見たら、まず恐怖心が浮かぶようにDNAに書き込まれるようになったのではないか。
ヘビを見た時に、ヘビは敵だ、怖いものだ、ということが本能的にすぐに脳に浮かび上がるのは、そういうことではないのか。

現代の日本では、ハブ以外のヘビは、それほど攻撃的な生き物ではないので、昔のヘビ、もしくは人間が発生したころ、その場所のヘビは、もっと危険だったのかもしれない。

ハブセンターのおばさんがとても話好きな人で、私がさかんに写真を撮っていると、いろいろ説明してくれた。ハブの生態に始まり、ハブ皮の手触りを試させてくれたり、いたるところに貼られている有名人の写真についても。ここは、奄美では一つの有名観光スポットとも言えるので、過去に訪れた有名人の写真が多く飾られている。小錦、長渕剛、山本リンダ、渡辺裕之、などなど。それぞれのエピソードまで教えてくれる。

ハブセンターのおばさんに聞いてみる。
「奄美の人同士だと、方言でしゃべるんですか?FM奄美で話されている方言がとても独特で、ほとんど分かりません」
「そうでもないね。年配の人たちは方言でしゃべるけど、若い人はそうでもないね」
「そうですか」

面白くてハブセンターにはたっぷり1時間はいた。
いろいろ説明してもらったので、ハブTシャツを買おうかとも思ったが、綿ではなくポリエステル製だったのでやめた。
だが、おばさんはそんなことお構いなしに、さらに私に「ハブの生態学」とか「ヘビの世界」とかの冊子が入った紙袋をくれた。うれしい。

15時すぎ。そろそろ空港へ向かわねばならない。
途中、「奄美パーク」という道の駅のような施設に立ち寄る。ここもなかなか面白い。

いろいろ展示があり、有料ゾーンには入らず無料のところを見て回る。
奄美の伝統的な家屋が展示されていて、そこに自由に弾いていい三線があったので、生まれて初めて三線を引く。
面白い。ギター弾ける人なら弾けるが、3本の弦のインターバルが違うので面白い。沖縄音階を弾こうとしたが、なかなかならない。沖縄音階は、ドレミファソラシドのうちレとラを除いたものだが、三線ではこれが引きやすくなっているのかと思いきや、ちょっとそうでもない気がした。
ちなみに、三線と三味線ってどう違うのだろうか。似てるとは思うが。

お土産屋もあったので、物色する。
初めのころ買おうと思ったアカショウビンの刺繍が小さく入ったハンドタオルを購入。価格990円のうち、100円が生物保護に使われるとのこと。
それに、大島紬柄の箱に入った黒糖ケーキ。箱を見て買うことを決めたと言って過言ではない。

16:45。ついにこの旅も終わり。
今日は終日雨に強風。思えば旅前半は雨風ばかりだった。

奄美レンタカーに車を返し、空港まで送迎してもらう。
ずっと借りた日産デイズは、なかなか良かった。これいくらするのだろうか。。いくつか問題点はあったが(例えば自動ハイビームにしてるのになかなかならないとか)、120万円くらいなら、なかなかいい車だ。
設計者の思想を感じたのは、ウィンドウォッシャー液を出した後に、何度かワイパーが動いて液を除去するのだが、これが3回でちょうどいいうえに、数秒後にもう一度だけワイパーが動くのだ。これは細やかな心遣いである。
私が仕事で乗っているトヨタのプロボックスは、ウィンドウォッシャー液を出した後、2回しかワイパーが往復しない。2回では少ない。
どうでもいいか。日産車なんて今後買う気ないし。元社長が法を破って国外逃亡する会社の車なんて、買えたものではない。

チェックイン。空港内にはお土産屋がたくさんあるが高い。外で買ってきて正解だ。
木のお茶、くびき茶を買おうと思ったが、小さいのがなく、1200円以上したのでやめた。街のお土産屋なら500円くらいで売ってるやつだ。ぼったくりにもほどがある。
出発ロビーで待っていると、アナウンスが入り、徳之島行きの飛行機は悪天候のためキャンセルになる、とのこと。ゲート前で飛行機を待っていた徳之島に行く乗客たちから嘆きの声が上がる。

鹿児島行き飛行機は定刻18:15発で問題なし。
夕焼けの中を飛ぶ。地上は雨だが、雲の上に上がってしまえば夕焼け。

19:05に鹿児島着。5分早い。
駐車場に1週間停めておいた車に戻る。出発時はあれほどたくさんあった車が、ほとんどない。1週間前はなんであんなに車が多かったのだろうか。

鹿児島からの帰り道は都城経由なので、都城の台湾料理屋「金泉」で夕食。
ここには何度か来たことがある。。腹減って死にそうだ。
何度も言うようで恐縮だが、台湾料理店は、量が多いので、腹が減って死にそうなときに最適な食堂である。
奄美大島では中華は食べなかったし。

(終わり)

2025/1/19 (Sun.)

イカルが木に止まり、愛嬌のある見た目と裏腹に、笛のような
美しい声で鳴いている (宮崎県串間市)

ノスリ(多分)が電柱に止まっていた (宮崎県串間市)

鳥の観察 二日連続   晴れのち曇り@串間市

10:30に起き、洗濯。
昨日と同じく、家の近辺でまたまた鳥を見に行く。
今日は3月上旬の気温らしく、昨日よりだいぶ温かい。

中洲のクロツラヘラサギ、ヘラサギは相変わらず寝ている。動くのは、時々くちばしで羽繕いするだけ。
歩く気配はない。

再び川沿いを歩く。
カラス、ヒヨドリ、メジロ。葦原にはスズメやメジロが多い。この時期に寝ぐらにしているのだろうか。

そして、イカルの樹にはヒヨドリ、カワラヒワ、イカル、シロハラ。
イカルは、「ヒホーヒヒ」と美しい声で鳴くので、遠くからでも気づく。
身体は灰色で、太いくちばしが黄色、さらに、頭と顔がヘルメットのように黒いという、とても独特のカラーリングをしている。

しばらく木の下でいろいろな鳥が飛んできたり去ったりするのを見る。
イカルは、群れで南の方から「ピヨピヨ」と鳴きながら飛んできて、木に止まり、しばらくしたら飛び去って行った。
彼らの寝ぐらはどこなのだろうか。川沿いの芦原か?

川辺を歩き回るイソシギにハクセキレイ。

なんか、昨日とほとんど同じ文面になってしまった。
同じような鳥たちを見た二日間。

15時前に帰宅し、遅い昼食。
宮崎の島村楽器に、エレキギターを修理に持っていくか迷ったがやめた。

2025/1/18 (Sat.)

中央の顔が見えているのがヘラサギ。顔が黒くない。
奥の石の上に鎮座しているのがカワウ(多分)
(宮崎県串間市)

イソシギが川辺の土を歩き回って、エサを探している
(宮崎県串間市)

鳥の観察、イカルやノスリ   晴れのち曇り@串間市

13時ごろから、家の近くで生き物を探しに行く。
クロツラヘラサギとヘラサギの混群は、相変わらず中州にいて、相変わらず寝ている。
いつも寝ているように見えるが、ご飯は食べているのだろうか?

川沿いを歩いていく。さすがにこの時期昆虫は目立たないが、鳥はたくさん見られた。
川にはカルガモをはじめとしたカモ類、カワウ、葦原にはメジロ、樹々にはカワラヒワ、ヒヨドリ、そしてイカル。
イカルは久しぶりに見た。愛嬌のある独特の見た目からは想像できないような、とてもきれいな、笛のように澄んだ声で鳴く鳥だ。

さらにキジバト、川辺を歩き回るイソシギ、ハクセキレイが見られた。
イソシギは、尾羽をピコピコと上下しながら、エサを探して歩き回っている。

川の周りは、冬の時期、鳥たちの憩いの場所というか、生命線なのかもしれない。

川には巨大魚がいる。二匹。つがいなのか。
いつもこの川では見るのだが、その種類は分からない。鯉なのか、あの大きさは鯉の気がするが、ソウギョなんかかもしれない。

野鳥の会のおじさんに聞いた通り、夕方の干潮時、本城の干潟に行ってみる。
16:30〜17時過ぎまで干潟の周りを歩くも、ヤマセミやカワセミの姿は見えない。

だが、干潟近くの電柱の上に、猛禽が止まっていた。遠目にはトビらしく見えたが、家に帰って写真を見てみると、どうもノスリのようだ。
ノスリは、写真を撮ったのは初めてだ。

志布志市立図書館で本を返却する。
25日から奄美大島に旅行予定なので、本は借りず。

夜、『Dr. Stone』、『薬屋のひとりごと』、それぞれ第2話を見る。

2025/1/16 (Thu.)

私のアパートの近く、小川の中州に、カモたちと一緒に
サギ系の鳥たちが集まっている。昼間は、みんな顔を
羽の中に埋めて眠っている (宮崎県串間市)

手前左がクロツラヘラサギ。平たいヘラのようなくちばしと、
くちばしから目の周りまで黒いのが特徴。右奥はヘラサギ
(宮崎県串間市)

タゲリも初めて見た。群れで中洲の水際にいる (宮崎県串間市)

クロツラヘラサギ、野鳥の会の会員さんとの出会い   晴れ@串間市

ここ数日、私のアパートにほど近い、小川の中州に、多くのサギ系の白い鳥たちが陣取っている。
昼休みはここでその鳥たちを観察している。

他にもカルガモや、カワウ、タゲリ、オオバンなど、多くの種類の鳥たちが渡ってきており、小川の小さな中州周辺は、たくさんの鳥たちで埋め尽くされている。

サギ系の白い大きな鳥たちは、昼間は、みんなで立ったまま、首を後ろに回し、くちばしを羽の中に埋めて眠っている。

ときどき起きて動くやつがいるのでよく見ると、ダイサギとかコサギではなく、くちばしがヘラのような平たい形をした、見たことのない鳥だ。家に帰って図鑑を見ると、ヘラサギか、クロツラヘラサギか。
その名の通り、くちばし部分の顔が黒いのもいるので、それがクロツラヘラサギのようだ。

今日木曜日の昼休みも橋の上から、カメラを構えて中州を眺めていると、一台の軽トラが停まり、赤いダウンジャケットを着た初老のおじさんが降りてきて、私に声をかけてきた。

彼は、ここ連日中州にいるサギたちのことを教えてくれた。
6羽のクロツラヘラサギと、1羽のヘラサギが混合で渡ってきて越冬中、とのことである。

おじさんが、「明日、クロツラヘラサギの調査日になってるんよ。ここと志布志で数数えるんだわ」というので、私は、「野鳥の会の会員の方ですか?」と聞いたら、そうだ、という。
串間でクロツラヘラサギが見られるのはここだけで、彼らは韓国から渡ってくるのだという。
確かに、図鑑によれば、クロツラヘラサギは希少種らしい。

さすが野鳥の会。調査もしてるんだ。

このおじさんは、北方の方に住んでいるそうで、他にも、カンムリカイツブリも来てるよとか、野鳥に関するいろいろな話を聞くことができた。

昼休みも終わりの時間で、仕事に戻らなくてはならなかったので、最後に一つ質問をする。
「この辺りでヤマセミやカワセミが見られるところはどこでしょう?」
特にヤマセミは2度しか見たことがないので、見たい。
おじさんは、「本城の干潟に、干潮のころ行けば見られる」とのこと。
曰く、彼らは海の魚も食べるのだという。が、深くは潜れないので、水深が浅くなる干潮時が探鳥の狙い目なのだという。
なるほど。

いい情報じゃないか。今度行ってみよう。
野鳥の会の会員になろうとは思わないが、彼らの持つ情報は魅力だ。どこにどんな鳥がいるか、来ているかということが会員情報網から共有されるのだろう。

2025/1/14 (Tue.)

行きつけのスーパーの駐車場に、86と書かれた赤い車が停まって
いた。車種は違うが、『MFゴースト』のファンとみて間違いない
 (宮崎県串間市)

キャベツのあり得ない高騰   晴れ@串間市

今日、行きつけーのスーパーニシムタに行ったら、キャベツひと玉が、なんと702円(税込)だった。
これ、メロンかなんかの値段ちゃいますか?

野菜は価格変動が激しい品物だが、まさか700円台はないでしょう?

季節によっては、一番安くて100円くらいで買えるキャベツが、旬でないのかもしれないが、相当な品薄なのだろう。

米も真っ青の高騰ぶりだ。

2025/1/13 (Mon.)

不思議なジブリ公園 (宮崎県日南市か串間市)

鳴之尾牧場にイノシシがいた。草を食べている (鹿児島県鹿屋市)

白滝。落差62m (鹿児島県鹿屋市)

鳴之尾牧場にタヌキがいた。土をほじくり返してエサを探している
(鹿児島県鹿屋市)

白滝   晴れ@鹿屋市

土曜、日曜、月曜と三連休。
しかし、ダラダラと過ごしてしまう。

1月11日土曜日は志布志の歯医者に行った後、島津楽器でギターが修理できるかどうかを聞く。この店では修理できないので、業者さんに出すとのこと。
うーむ。それならやはり宮崎の島村楽器で直してもらうか。

1月12日日曜日は一日中ダラダラ。アベマでアニメ『チ。』、『Dr. Stone』、『サカモトデイズ』の最新話を見る。

夕方、ちょっとだけ日南の方に車で出かける。
山間の道を走っていると、割と広い草地に、ジブリのいくつかのキャラクターを配置した、奇妙な一角があった。
カオナシ、千尋、ハクが立っている。カオナシはたらい船に立っている。
そして、線路があり、猫バスが走っている。

よく見ると、「沼の底」という駅名看板があり、「←油屋」という微妙な表示がある。
その奥には電柱のような棒があり、そこから電線のようなものが放射状に地面に何本もおりている。どうやら電球がついていて、夜はライトアップされるようだ。
ジブリ世界の不思議な再現。

福島川の少し上流部、枯田と川沿いに道があったので、カメラと三脚を持って歩く。シロハラがいる。



そして1月13日月曜日。成人の日で祝日。
9:30起床、10:30ごろ出発。
晴れているが寒い。

ファミマでおにぎりとサンドイッチを買った後、鹿屋市の鳴之尾牧場へ。
以前御岳に登った時に、鳴之尾牧場奥にある白滝に今度行こうと思っていたので、行くことにする。

12時ごろ鳴之尾牧場に着き、森の中を歩いて白滝へ。
牧場を横切って森に入る。
牧場の端の方に、一頭のイノシシがいる。さかんに鼻で土を掘り返している。
なんか、草を食べているようだ。

森の中を45分ほど歩くと、白滝が現れる。
壮大な滝だった。
スラブ状の岩が垂直の崖となっていて、そこを白糸のように水が流れ落ちている。
高い。近くにある看板によると、落差は約62mとのこと。
これは直登は無理だし、巻いて登るにしても斜度と落差がありすぎる。
水量は多くないが、落差がとんでもない滝だ。

同じ道を戻り、鳴之尾牧場に戻ってくる。
今度はタヌキが牧場の端の方にいて、こちらもなにやら鼻先で地面を探索している。
牛たちも近くで休んでいるし、哺乳類の多いところだ。

鳥はモズが杭の上に止まって鳴いている。

その後は、錦江町森林公園へ。16時に着く。
なにか生き物がいればと思ったが、鳥の姿はなし。
収穫は、荒西山登山口(神ノ川コース)を見つけたことで、今度荒西山に登ろう。

2025/1/5 (Sun.)

ホオジロのメス。羽が美しい。尾羽の両端は白い羽。
止まっていると目立たないが、飛ぶと目立つ (宮崎県串間市)

シロハラ (宮崎県串間市)

生き物観察   くもり時々晴れ@串間市

14時〜17時まで、串間市内で生き物を観察した。

初め善田川のちょっと上流のほう、最近よく昼休みに行ってるところに行ってみる。
鳥が多い。
キセキレイ、ホオジロ、メジロ、ビンズイ、ヒヨドリなど。

道路には、シロハラが降りてエサを探している。
よく観察していると、結構でかいムカデをもてあそんでいる。シロハラは、木の実的な物を食べているのを見たことがあるので、植物食のイメージがあるが、意外と肉食もいけるのかもしれない。
だが、車が近くを通ったので、ムカデを置いて飛び去ってしまった。

その後牧ノ谷川周辺へ。
チョウゲンボウが、いつものように電柱の上に止まっていた。
冬枯れた田んぼには、キジバトが集団で降りている。

福島川河口。カモ類とコサギ。

17時で暗くなってくる。
この時期、日が暮れるのが早い。

2025/1/4 (Sat.)

2024年4月、アネモネ(多分)が咲く
(宮崎県串間市)

シロツメクサ (2024年12月、宮崎県串間市)

正月にいいこと   晴れ@串間市

正月はずっとダラダラ。
本当は豊後高田とか竹田とか佐伯とか四万十とか行きたかったが行かなかった。

今年の正月は毎日これ以上ないいい天気なのに、外出する気がしない。
今日は今日から開館する串間市立図書館へ行き、1冊返却し、1冊リクエスト。

その後志布志市立図書館へ。
旅行ガイドを2冊、元素の本を1冊借りる。

図書館では、新春だからか、景品が当たるくじ引きをしていた。
箱の中に入っているゴルフボールを1個取り出すと、カラーボールで大当たり。
景品に、開運箸をもらった。

やったーー!!!
竹の箸、めちゃくちゃうれしい。
箸欲しかったんだよ。しかも竹の箸これがプラスティックの箸なら要らないところだったけど、竹はうれしい。
よく見るとメイドインチャイナだった。トホホ。まあいい。

開運箸、というだけあっておみくじがついていて、中吉だった。
「胃腸に注意、旅行行くべし」とのこと。

2025/1/1 (Wed.)

チャスジハエトリのメス(多分)
(2024年8月、宮崎県串間市)

タイタンビカスの花 (宮崎県串間市、2024年6月)

『カイジ』   晴れ@串間市

元旦。
10時過ぎまで寝る。テレビは見ないので、まったく正月感なし。
もちを焼きぜんざいを食べる。
最近はもちを日常的に食べてないので、正月感と言えば正月感か。
洗濯。

アベマでアニメ『カイジ』が無料になっていたので、15話まで見た。
金に困った人々が、過激なギャンブルに身を投じていくという物語だが、途中から見るのが辛くなってやめる。

「金がすべてではない」というテーマがありそうだが、出てくる人々が、やくざに借金している人々で、借金をして首が回らなくなっているような人が多く、見ているのがキツくなってくる。
しかも物語のテンポが遅い。

ネタばれになってしまうが、初めの豪華客船でのじゃんけんは割と面白かったが、その後は人が死んだりするギャンブルになり、見ていられなくなる。

『MFゴースト』、『チ。』、『ブルーロック』の最新話まで見る。

19時過ぎに買い出しに出かける。
しかし、ニシムタもコスモスも閉まっていた。ニシムタは今日は19時閉店、コスモスは元日は閉店らしい。
全然正月感がないのだが、世間では確実に元旦である。

仕方ないので、元旦でも開いていたモリとミネサキで買い物。
夜はそばを作って食べる。

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