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日記(2003年6月)
2003/6/30(Mon.)
サヨナラ西小山
今日で西小山ともお別れだ。最後の荷物を車に積み込み、何もなくなった部屋を掃除する。今まであんなにモノであふれかえっていた部屋が、引越し時だけは全くの別風景と化す。何一つないがらんとした部屋。いつもの通り、引越し後のがらんとした部屋で、ここで起こった様々な出来事を思い出し、感傷的になる。2003/6/28(Sat.)
引越し
今日は大きな荷物を運ぶ実質的な引越し日。今日までの5日間で、私の普通乗用車でここ品川区西小山の自宅と千葉県千葉市にある実家を何往復もし、こまごまとした荷物を運んでいた。
この日は友人の軽トラックと私の車2台、人員は私を含めて4人で、冷蔵庫や洗濯機、ソファ等大きな荷物の搬送を行った。
そして、千葉市内にあるリサイクルショップに洗濯機、ソファ、テーブル等必要ないものを売りに行った。
今まで、「リサイクルショップ」なるものには無縁だったが、調べてみると結構あることに驚いた。「ハードオフ」なんかは有名だが、その他にもチェーン系、零細系色々あるのだ。これらのリサイクル店の起業には、数年前に施行された家電リサイクル法が影響しているんだろうが、これだけ不況が続くと、新品は高いからといって、リサイクル品を見直す動きが出てきているんだろう。
それぞれで買い取ってくれる値段もかなり違う。東京のある家電リサイクル店では、98年以前の洗濯機は全く買ってくれなかった。実際、古い家電製品は、粗大ゴミとして出すのにも引き取り料が数千円かかる世の中である。これに対し、千葉市内のリサイクルショップは、それこそ10年前くらいの洗濯機やラジカセ、オーディオ製品、ビデオ、テレビ等家電製品を平気で売っている。値がついているのが不思議なくらいに古くて汚いものもある。だが、よく考えてみると、昨今の家電製品、特にオーディオ製品は、製品のコモディティ化が進み、もはや各メーカ間で大きな差異はないし、更なる音質の追求よりも徹底したコストダウンにより、安くて陳腐になっている。それに対し昔の製品は、重厚ではあるがそれぞれが回路に工夫を凝らしていて、メーカ毎の「売り」があった。アナログとディジタルの違いじゃないけど、昔のオーディオアンプの方が音がいいと感じられることだってよくあるのだ。そう考えると、こうしたリサイクルショップの価値は十二分にある。
そんな中で、私の持ち込んだ98年型日立の洗濯機は、ひときわ輝いている。店長は、5000円という値をつけた。
「東京では値がつかなかったんだから、まっいいか。」
さらにテーブルやカラーボックス(1個100円!)等を売ることができた。まぁ、洗濯機以外はたいした値はつかなかったが。
5000円で売った私の洗濯機には、きっと15000円くらいの値がつくんだろう。2003/6/22(Sun.)
アインシュタイン
今日は夏至。いつものように本屋をぶらぶらしていると、「アインシュタイン150の言葉」という本が目に留まり、すぐに買ってしまった。文庫本より少し大きいサイズの小さい本で、120ページしかないのに1200円もするのだが、何と言ってもその装丁が私の心を捉えた。シンプルながら、本の色(水色)と手触りがたまらなくイイのである。表紙の題名のデザインもいい。それだけで買ったといっても過言ではない。
そして、あっという間に読み終わった。喫茶店でコーヒーを飲みながら、45分くらいで終わってしまった。何しろ、文字が少ないのである。題名どおり、アインシュタインが生前語った、人生、科学、道徳等様々なことに関する150の名言集なのであるが、1ページに数行しか文字がないのだ。ひどい時には1ページに1行しか書いていない。最近読んだ本の中では文句なしに一番早く読み終わった(笑)。
最近読んだ本でもう一冊、車椅子の理論物理学者スティーブン・ホーキングの「ホーキング、未来を語る」があるが、これは対照的に最近読んだ中では読むのにもっとも時間がかかった本であった。難しい。理系出身の私でもなかなか骨の折れる内容だったが、宇宙がいかに始まったか、ブラックホール、時間旅行、宇宙の現象すべてを説明するための統一理論構築のための模索、未来はこれからどうなるか等、実に興味深かった。この本でも(この手の本には必ず含まれることになるのだが)、理論物理学でもっとも重要な理論といわれるアインシュタインの一般相対性理論が基本として紹介されていた。
アインシュタインが20世紀最高の物理学者であることに異論の余地はない。それにしても、マンハッタン計画にだけは同意してくれなかったらよかったのに。彼はユダヤ人だけに、ドイツを何としても許せなかったんでしょうか。
PS:今日英会話学校で、ユダヤ人講師と宗教について話した。
2003/6/21(Sat.)
ベッカム・ヒッツ・ジャパン・アゲイン
再びベッカム狂想曲だ。日本だけのこのフィーバー。イギリス人は本当に理解できないようだ。
今日英会話学校でイギリス人講師とベッカムについて話した。彼は、ベッカムの口調を真似しながら、ベッカムをこき下ろした。
「何であんな奴がこんなに日本で人気があるのか、全く理解に苦しむ。サッカー選手としては確かにいい選手だが、偉大な選手ではない。」
「彼は、Beautyの『t』を発音できない。TBCのコマーシャルで『Beauty』と言っていたが、よっぽど一生懸命練習したんだろう(笑)。奴は筋金入りのアホだ。あれがイギリス人の典型だと思われているなら、恥ずかしい。」
確かに、ベッカムの話し方は舌足らずで、まるで年端もいかない子供が喋っているようだ。ただそれは、日本人には分からないことだが。
それに、彼が以前イギリスで今のTBCよろしく、エステ関係のCMに出た時、全イギリスから総スカンを食らったそうである。
「おめぇは、女か?」
と。イギリスではエステのコマーシャルに男が出ることはなく、ベッカムが出た時には「頭おかしいのか?」と全マスコミ・一般人に叩かれたそうである。
なぜベッカムは日本で人気があるのか?と彼に問われ、私はこう答えた。
「カッコイイからでしょ。日本人女性にとっては、彼がサッカーが上手かろうが下手だろうが、関係ない。ただ、ルックスがいいからだよ。それと、日本のメディアがW杯を盛り上げるために、不自然に彼をヒーローに祭り上げたことも原因の一つだね。TVに出てこなければ誰もベッカムなんて知らないままなわけだし。」
何はともあれ、すごい騒ぎだ。2003/6/18(Wed.)
通帳繰越し
東京では、梅雨真っ只中という感じで毎日雨が降っています。洗濯物が乾きません。バイ菌のせいで洗濯物が雑巾臭くなってしまいます。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
ところで、預金通帳の繰越しは、午後3時に早々に閉まってしまう銀行の窓口でしかできないと思ってましたが、何と今やATM横にある自動記帳機でできるんですねぇ〜。知りませんでした。これは銀行にしては珍しいヒットです。2003/6/16(Mon.)
街で知り合いに出会う
今日、ある駅で電車を待っていました。到着した電車は、ホームに入って停車。電車の中をのぞくと、扉の向こうに、電車を降りようとしている中年の人の姿が見えました。私は「あれっ、どこかで見たことのある人だな」と一瞬考えた後、すぐにその人が大学時代の技官の先生であることを思い出しました。彼は、おそらく私より10歳くらい年長で、大学時代、工学部の実習の時間にお世話になりました。ただ、顔を合わせるのは週に1,2度程度ですので、それほど深い知り合いではありませんでしたし、もう10年近く会っていません。
この状況で、先生に話しかけるべきか非常に迷いました。なぜなら私は先生を覚えているけれども先生の方は私を覚えているとは到底思えない、何しろ学生は星の数ほどいるし、私は大学時代それほど目立っていたとは思えないからです。よほどの印象がないと週に1度しか会わない一学生を覚えているはずがない・・・。などと考えているうちに電車の扉が開きました。
私が目を合わせると、何と先生の方から声をかけてきてくれました。
「こんにちは。」
私は慌てて挨拶を返しました。
「ごぶさたしてます。」
私は電車に乗り込んだのでそのくらいしか話はできませんでしたが、実に嬉しい出来事でした。覚えていてくれたとは。
思えば、街で知り合いとすれ違ったり、遠くに知り合いを発見したりすることは時々あります。親しい友人ならすぐに声をかけることになるわけですが、長い間会っていない人や、会社や学校では結構会うんだけど数回しか話したことのない人などには、声をかけづらいことが往々にしてあります。そんな時、すれ違うのがいやでわざと道を変えて出くわさないようにしちゃったりとかしないっすか(笑)?話下手な日本人の特徴といいましょうか。
上記のように、向こうから話しかけてきてくれたりすると、こっちとしては嬉しいし、「何で俺は避けようとしてたんだろう?」なんて自分が恥ずかしくなるわけです。人とのコミュニケーションは決してマイナスにはならない。大事なことです。もっとも、アメリカ人みたいに誰彼かまわず話しかける必要はないですがね。2003/6/14(Sat.)
ブルーノート東京
東京随一のジャズライブスペース、ブルーノート東京に初めて行った。ジャズに興味はないが、一度は話のネタに行ってみたかった場所だ。何しろ出演するミュージシャンは、当代超一流と呼ばれる人達ばかりだからだ。
300人くらいは入るという店の中は超満員。7時のステージが始まるまで、酒を飲み高い飯を食いながら待つ。チケット代も高い。さすがに年配の方々の姿が目立つ。
今週の出演は、ハイラム・ブロックバンド。ハイラム・ブロックを初めて聴いたが、なかなか良かった。あえてジャンルを分けるとすると、ジャズと言うよりもブルース・ロックというのが私の知る限りでは妥当だ。ロックのドライブ感にブルースのグルーブ感が相まって、リズム的に気持ちよかった。
それにしてもこういうプロの圧倒的なライブを聴くと、「自分もやりてぇ」というモチベーションが湧いてくる。
2003/6/9(Mon.)
午後6時台のテレビ
午後5時〜6時台のテレビを見て驚いた。何と、民放各局が、ほぼ2時間の枠でニュース番組を放送しているのである。
昔から、午後6時台のテレビと言えば、6時から30分間のニュース番組、6時半からはアニメの再放送と相場が決まっていた。なのに今は、各局5時〜7時まで2時間もニュース番組をやっているのである。
確かに、今はニュースが面白い。北朝鮮は色々やってくれるし、小泉首相になってからは政治もより身近になった気がする。下手なバラエティー番組なんかよりも、「あっと驚く」ニュースが目白押しだ。まぁ実際には、世の中がどんどん荒んでいっていることを象徴するような殺伐としたニュースも多いんだけど。
報道番組の重要性が増してきてるんだなぁ、などと思いつつこの夕方2時間のニュース番組を見てみて失望した。何のことはない、昼間のワイドショーの要素を加えただけの下らないものなのである。つまり、今まで6時のニュースでは取り上げてなかった芸能ニュースを延々とやっているのである。そして、同じニュースを5時台と6時台で繰り返してやったりする。形としては、朝の「目覚ましテレビ」とかのノリだ。有り余る時間を、あの手この手で埋めていくわけである。
そんな中、テレビ東京だけは当然のごとく独自路線だ。6時からは「マシンロボ」、6時半からは「ボンバーマンJ」という子供向け番組である。ニュース番組すらやってないのである。さすがだ。
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