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日記(2011年5月)
2011/5/22 (Sun.)
かえるの唄
現在の郡山の放射線量は、1.4マイクロシーベルト/時強ほどだ。時間とともにどんどん下がると思っていたが、ここのところ、徐々に下がってはいるものの、下げ幅はわずかだ。
放射線に関しては、様々な噂が飛び交っている。放射線関連ネタは、人々の格好の話題だ。ネット上やチェーンメールなどで、あることないことがあふれかえっている。
「郡山の浄水場は雨ざらしなので、水道水が危ない」とか、「(そんなことを知っている)水道局の人間の親族がミネラルウォーターを大口購入している」とか。全くアホらしい。(ちなみに、水道水に含まれる放射線量は、地方自治体のホームページで逐次更新されている)
確かに、雨が降ると、空気中や土壌中の放射性物質が雨水に凝縮され、側溝などに溜まる。そのような水から高い放射線量が検出されていることも事実のようだ。しかし、こんなことに一喜一憂していたらやってられない。ドブの水を飲まないように気をつけるだけだ。
僕の会社の同僚でも、郡山で働くのは嫌だと言って異動してしまった奴もいる。郡山に住んでいる人でも、窓を一切開けない生活を続けている神経質な人もいる。
僕は、地震後も地震前と全く同じ生活をしている。洗濯物も普通に干すし、休日は窓を全開で空気を入れ替える。水道水も普通に飲む。
だが気にする人は大変だろう。ここに住むだけで、相当なストレスを感じているに違いない。
僕の家の周りにはまだ田んぼが残っていて、田植えが終わったこの時期、夜になるとかえるの大合唱が本格的となってくる。
外で生育する作物と、外で生息する生物。稲もかえるも、無防備なまま、否応なしで放射線の影響に直接さらされている。
稲とかえるが、その他の植物や動物が、何の問題もなく健やかに成長し、世代交代していくことを願う。そして、育った作物が、いわれのない風評被害を受けないことを。
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