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日記
(2020年10月)
2020/10/30 (Fri.)

鳥島を望む岸良の磯の全景。鳥島はこの画面外の右(鹿児島県肝付町)

イワシのような小魚がハリに掛かる。こいつらがエサ取りの正体か?

エサ取りが多過ぎるので、湾を挟んで正面に見える磯に
移動することにする

魚がかかったが、根に潜られて全く動かなくなる。
そして正面の山際に陽が沈まんとしている。

内之浦地磯釣り  曇りのち晴れ@肝付町

今日は最後の夏休みを取って釣りに行く。内之浦の地磯。
朝3:30起床、6時前には内之浦に着く。今日は鳥島を望む磯に降りることにする。過去一度だけここで釣ったことがあるが、釣果はイマイチだった。だが、一度でダメだと判断するのは早計すぎる。釣り場を多く開拓したい。

磯には誰もいない。6時半、実釣開始。
しかし、エサ取り地獄。ここから湾を隔てて正面に見える磯に、先々週に久しぶりに行った際にはエサ取りが消えていたのに。湾を挟んで直線距離で1kmくらい(?)の海は全く違う様相だ。

釣り始めて1時間以上経ってイスズミ1、メジナ2が釣れたが、仕掛けを投入した途端にエサが取られる。小魚はそれほど目立たないのだが、いったいどれだけエサ取りがいるのか。
そしたら3,4cmのイワシのような小魚がハリに掛かった。こいつ等だろうか?確かに、ウキには全くアタリが出ないので、相当小さい魚の気がする。
よく猛威を振るうオヤビッチャやスズメダイ、チョウチョウウオのような魚は見えない。
仕掛けを変えたりしたものの、どうにもならないのでギブアップ。10時前に釣り場移動を決断。

いつもの磯、玉網を失くした磯に降りる。一人ルアー釣りのおじさんがいたが、一番いい沖向きの先端ポイントに入っていなかったので、そこに入る。ラッキー。

11時頃から釣り始める。ここは先週来て、エサ取りは全然いなかったのだ。さっきまでいた磯は、ここから湾を隔てて遠く目の前に見える。
ここにはやっぱりいエサ取りが多くない。しかし、大きな魚は釣れなかった。
メジナ6、チャリコ1(マダイの小さいの)。メジナは最大で手のひらまで。
途中からカメが私の目の前を泳ぎ始め、全然釣れなくなってしまった。

それと、風が強いので穂先を海面に入れると、その穂先に、小さな魚がツンツンと次々に当たってくる。穂先を見ると、小さな銀色の輝きがきらめいている。さっきハリに引っ掛かった、小イワシたちがガンガン穂先にアタックしてきているようだ。ガイドがキラキラしているからエサと間違えているのだろうか?
謎。

16時半、もうほとんどコマセはなくなる。今日はこれから串間で同僚の壮行会があるので、そろそろ釣りを切り上げて戻らねばならない。
最後はなにか大きな魚がいないかと、半ばヤケクソで仕掛けを思い切り遠投する。コマセもヤケクソで遠投。遠投し過ぎてウキがよく見えないので、もう適当にコマセを投げまくる。

やっぱり海では何かが起こる。
竿先が引き込まれ、大きな魚がいきなりかかったのだ。魚は一気に私が立っている磯に突っ込んでくる。竿を立ててリールを巻く。
始めはなんとか制御できていたが、糸がふけてしまい、竿をあおる。しかし。
根掛かりのように、いくら引いてもうんともすんとも言わなくなってしまった。
しまった。根に潜られた。糸の先を見ると、もう磯から5〜6mくらいのところに糸が突っ込んでいる。
場所を右や左に移動して、いろんな方向から糸を引っ張るが、全く動かない。こいつは獲りたい。このままじゃやりきれない。今日は小物しか釣れなかったのだ。
しかし、時だけが過ぎていく。糸を一旦緩めて出てくるのを待ったりするが、出てくる気配はない。
5時を過ぎる。外は暗くなってくる。もう帰らねば飲み会に間に合わない。
5時半。魚がかかってから1時間。ついに断念。根掛かりの時のように糸を持って引っ張ると、ハリスが切れた。ウキは戻ってきたので、まだ良かった。
それにしても痛い。もっとうまいやり取りはなかったか。
だが、一体魚は何だろうか?メジナかクロダイか。ウキ下はそんなに深くなかったので、根魚やイシダイではないと思うのだが、それは誰にもわからない。ハタかなんかが浮いてきたのかもしれない。
海では私などの想像がおよばない出来事が次々に起こる。だから楽しい。

5時半に日没。もう暗い。竿を畳み、荷物をまとめる。もう暗くて見えないので、ヘッドライトをつける。ライトがなかったら死んでた。真っ暗でこの磯の急斜面を上がり、森の中を歩くのは不可能だ。
車に戻ったのが6時過ぎ。

同僚からラインが入っていた。飲み会は7時からではなく、7時半からだという。なんとか間に合うか。
炎の走りで串間に戻る。とはいっても、内之浦では夜になると様々な動物が道に飛び出してくるので、それほどスピードを出すわけにはいかない。
案の定、タヌキやウサギなどが道に飛び出してくる。
7時半に志布志の焼肉屋に到着。釣り場から直行。

そして12時まで飲む。2次会と3次会は志布志のスナック。3次会は明日閉店してしまうという、老舗のキャバレー。いや、本当にキャバクラというよりキャバレーという言葉がぴったりな店だった。広々としたフロアになんか昭和的な内装。
35年くらい営業していたというから(私は初めて行ったが)、なじみの客が閉店を惜しんで続々とやって来る。常時満席状態。
コロナの影響で閉店してしまうのだろうか?
12時、もう全く飲めなくなり、寝る寸前でお開き。3時半に起きて、一日中釣りして、12時まで飲む。長い。
2020/10/29 (Thu.)

山の稜線に立つ風車群(鹿児島県南大隅町)

メジナとイサキのあら汁。美味い。

案内人形が怖い(奈良県十津川村谷瀬)

事故  晴れ@串間市

今日は仕事の都合で宮崎市まで行かなければならなくなった。朝早く出て、10時頃に到着。
仕事を済ませたのは昼前。串間に戻ろうと山間の道を南下する。県道は2車線だが、昼間でもほとんど車は走っていない。
あと30分くらいで串間に到着、というところで事件は起こった。

カーブを曲がるとその先がトンネルで、そのトンネルの手前で、車が横転し、人が車の外に出て、私の車に向かって手を振っている。どうも助けを求めているようだ。
この事故車の運転手だろう。
ハザードをつけて車を脇に寄せて停め、この人に事情を聞く。曰く、「動物を避けようとして急ハンドルを切ったら横転してしまった」とのこと。

すぐに携帯で警察に電話をかける。110番をしたのは一体いつ以来だろうか。いや、初めてかもしれない。
警察に、場所、状況を説明し、救急車を要請する。
警察の人は、私の名前、連絡先、運転手の怪我の状況、車のナンバーなどを聞いてくる。
運転手の人にその度に聞く。彼は耳の辺りに血が流れており、聞けば頭を打ったとのこと。彼は体を痛そうにしているが、意識はしっかりしている。
車は、軽トラ。一番オーソドックスな荷台のあるタイプ。
車をよく見ると、横転ではなく、180°引っくり返ってしまっている。つまり、車輪を上に向けてしまっている。運転手側が重さで結構ひしゃげてしまっており、この人は引っくり返った後、なんとか助手席側から脱出したのだと思われる。
その後、この運転手の人に電話を代わる。彼自身がいろいろ説明する。

ほどなく彼の会社の人が車で駆けつけた。彼が自分で連絡したのだろう。
再び私が電話を代わり、電話を切る。

あとは会社の人に任せ、私は現場を離れる。
その後消防署から電話がかかって来て、無事警察と救急隊が現場に駆け付けたとのこと。
良かった。

それにしても軽トラが横転だけでなく、さらに90°回転して上下反転してしまうとは恐ろしいことである。いくら急ハンドルを切ったとはいえ、そこまで行ってしまうのだろうか。相当スピードを出していたのだろうか。確かに、軽トラは重心が高そうではある。
自分も気をつけねばならないと教訓となる。私はいまN−VANという背の高い軽バンを運転しているのだが、確かに、風の強いときやカーブでは安定性に欠けることを感じている。重心が高いのだ。
もう少し荷物を積んでおいた方がいいのかもしれない。だが、車の中に荷物を置いておくというのは好きじゃない。車というのはモノの保管場所としては最悪の環境である。暑いときは人が死ぬくらいの高温なのだ。

そして、宮崎や鹿児島の山道には多くの動物が飛び出してくる。

今まで25年間、平べったいインテグラという車高の低い車を運転してきて、いきなり背の高い車になって、車の走行安定性という上記の点が一番違和感を感じるところである。インテグラを運転しているときにはまず感じなかった感覚である。
カメは横転しないが、キリンは横転するのだ。
2020/10/25 (Sun.)

久々のコバンアジ(鹿児島県南大隅町の地磯)

鬼滅の刃  晴れ@串間市

午前中に洗濯し、午後は昼寝。さすがに昨日の2時半起きからの一日中釣りは老体には堪えた。
午後4時頃から図書館に『鬼滅の刃』を読みに行く。日曜の夕方、人は少ない。6時の閉館まで粘って読む。

16日に封切られた映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は破竹の勢いで興行収入記録を打ち立てている。
コロナ禍でみんなやることがないのだな。他の映画も軒並み公開延期だろうし。音楽、お笑い、演劇など、エンターテインメント系のライブはいまでもなかなか開催ができていないのだろう。一極集中的な趣がある。

確かに、少年ジャンプ的王道少年漫画である。愛と友情、絆、仲間、家族、戦い、不屈の精神、犠牲の精神、ギャグなど、人に受ける要素が満載だ。
加え、鬼殺隊の面々の生い立ちや過去だけにとどまらず、相手の鬼たちが人間だった頃の歴史も丹念に描くところがポイントであろう。これが涙を誘うのだ。
それが、人間=善、鬼=悪という、単純な勧善懲悪の構図ではない世界観を構築している。鬼にも悲しい過去があるのだ。
鬼だって巨人だって、元は人間だったのだ。

とまた芸術作品に対する余計な私見を述べてしまったが、だがそれにしても、この興行収入はちょっと行き過ぎな気がする。見てないけど。
2020/10/24 (Sat.)

夜明け前、たくさんの釣り人が船を待つ(田尻港/鹿児島県南大隅町)

磯釣り師憧れの場所、佐多岬の沖磯群。灯台の見える島が大輪島

我々を下ろした渡船が磯から離れていく

私がフカセ釣りをした釣り場
 
初イサキ。30cm。うれしい

初ブダイ。33cm。うれしい。持って帰ればよかった。

ブダイの歯

カゴ釣りをするOさん

メジナのサク。刺身は絶品、ムニエルでも激うま

初の渡船体験 佐多岬  曇りのち晴れ@南大隅町

今日は、人生初の渡船で渡っての釣り。
朝2時半起きで3:20出発。本土最南端、鹿児島県佐多岬へ。暗い道を走り、5時過ぎに渡船の出る港、田尻港に到着。
まだ暗い。日の出は6時半ごろ。
同僚のOさんはすでに到着していた。今回の渡船は、佐多岬で渡船に乗り慣れているOさんが予約してくれた。
出船は6時ごろらしいので、まだ時間がある。
港には続々と釣り人の車が集結してくる。さすがに佐多岬、磯釣りのメッカ。

空が白み始め、明るくなった6時頃、ついに出船する。5隻くらいの船に、釣り人が乗りこんでいく。50人くらいはいるだろう。それぞれ予約した船に乗り込む。
驚かされるのは、釣り人たちの荷物の多さ。ロッドケース、クーラーボックス、バッカンなど、なんでそんなにたくさん持って行く必要があるのか?というぐらい半端ない。
私は、いつものデイバッグに、バッカンとクーラーにソフトロッドケース。普通のかばんを持っている人はほとんどいない。ソフトのロッドケースの人もほとんどいない。

私が乗船した船には、15人くらいが乗り、6時過ぎに出船。佐多岬沖の沖磯に向かう。空には重苦しい雲が垂れ込めている。佐多岬灯台がある大輪島の南までくる。
しかし、北西風と波があり、船長判断により、佐多岬近辺の沖磯には上がれず。残念。佐多岬の沖、黒潮の流れる大物場に乗りたかった。

みんな田尻港の北側の地磯で釣りをすることになる。東に面した磯で、北西風の風裏となる。良さげな磯場が北にずっと続いている。
1人〜4人ぐらいのグループが、それぞれ船長が指定した磯に降りていく。予約する際に、何釣りをするのかを申告し、その釣り方に適した磯に降ろしてくれる。ルアー釣り、カゴ釣り、底物釣り(イシダイなど)、フカセ釣り(上物)など、様々な釣りをする人たちが乗り合わせているようだが、ロッドケースの長いルアー釣りの人が結構多い。
磯に降りる際は、降りる人たちが先に降り、荷物はまだ船に乗っている人が一つずつ降りた人に手渡していく。助け合いの精神。みんなこのような渡船に乗り慣れているのか、その動きは整然かつ迅速で、大量の荷物が次々とあっという間に磯に移動していく。

地磯とは言っても、後ろはずっと断崖が続くので、陸からのアプローチは絶望的だ。渡船でしか行けないからここになったのだろう。船でしか行けないとなれば、まず普通の地磯ではない。

私とOさんは、最後から2番目に降りる。もう7時近い。船が着くところは、まあ割と平坦な岩ではあるのだが、場所によっては斜めになっていたりして、滑ったら下に落ちそうだ。磯靴は必須である。

磯に降りた我々に、最後まで船に乗っているグループが我々の荷物を船から手渡してくれる。
すでに磯には、別の渡船で来た二人の釣り人が乗っていて、フカセ釣りをするらしい。我々は船長の指示通り、彼らからもう少し北側に移動した磯で釣り座を構える。
人は多いが、磯は延々と北に続いているので、釣り人間の距離は遠く、ゆったりと釣りができる。

後で釣り場ガイドで調べたら、我々が釣った場所は、「マゴタロウ」という名の磯場らしい。

私はフカセ釣り、Oさんは遠投カゴ釣り。コマセ、仕掛けの準備をして、いよいよ実釣開始。7時半ごろ。

私は磯際、左手にサラシが常に出ている場所で釣る。コマセを投入し、仕掛け投入。ウキは0、ハリス2号2ヒロ、ハリスにG5のガン玉を1つ打つ。ウキ下は3ヒロから。
ウキはゆっくり沈んでいく。すぐに竿先を引き込むアタリがある。かなりの引きで走るが、それほどの大物ではない。
引き上げるとなんと、コバンアジだった。
南房で釣って以来、2回目。南房では、41cmの大物で、今まで経験した中では、最高の引きだった魚だ。
今回は30cmに満たないくらいの大きさ。だが青物だけにこの大きさでもよく引く。

さらにアタリは続く。竿を引っ張るほどのアタリ。これまたよく引く。
イサキだった。初イサキ。以前スーパーで半額に値引きしてるイサキを買って塩焼にしたら、バリ美味かったので、どうしても釣ってみたかった魚だ。半額でもなければ買えない高級魚なのだ。
銀色の魚体に、金色の頭やヒレが絵になる。金持ちイメージの魚だ。美しい。
30cm。これは持ち帰りサイズだろう。エラの血管を切ってバケツに入れておく。

その後もアタリは連続。イサキ29cm(これはリリース)が釣れる。イサキは割と深いところを群れでいるというのが私の知識なので、時合を逃すまいと仕掛けを投入する。
するとさらにアタる。引きからして多分イサキだろうと思ったが、巻き取り時にリールトラブルが発生。スプールの下から糸が軸に巻き付いてしまい、糸が巻けなくなってしまった。
竿にかかった魚を制御しながら、何とか軸に絡まった糸を引きだそうとしたが、そうこうしている間に糸はふけ、磯に接触したのだろうが、いつの間にか道糸が高切れしてしまった。
仕掛けをすべて失う。ショック。ウキは1500円以上したのに。

それにしても魚影が濃い。しかも活性が高い。竿せいぜい1本分(約5m)くらいの磯際を釣っているので、糸のコントロールが難しくないこともあるが、それ以前にここの魚は竿を引き込むほどの食い方をしてくるので、ウキを沈ませてもアタリを取るのにさほど困難を感じない。
渡船でしか来れない地磯なので、普通に陸からアクセスできる地磯とは、竿の入り具合がだいぶ違うのだろう。すなわち、普段それほど釣り人が入っていないため、コマセに慣れていなくて、警戒心が薄いように感じられる。

気を取り直して別の0号ウキをつけて再開。
すると今度は割と大きなのがかかる。ハリに掛かった魚は、磯際に突っ込んでくる。なるたけ強引に浮かせる。ハリスは2号だから大丈夫だろう。
サンノジだった。37cm。なかなかの大物。やっぱり引く。

そしてついに本命が来た。メジナ。これまたいい引きをしている。34cm。これも持ち帰ることにする。

いい場所だ。さすがに4000円かけて渡船で渡ってきただけある。まだ10時前だが、すでにもう充分楽しめた、と言えるくらいの釣果だ。
小物がいない。みんなほぼ30cm以上である。

さらに大きなアタリ。ウキがまだ見えているうちに暴力的な勢いで沈む。合わせる。ハリ掛かりする。今日一番の引き。と思ったら急に手ごたえがなくなる。痛恨のハリス切れ。
多分、あの引き込みは、イスズミだと思われる。イスズミのデカいヤツの可能性が濃い(後述するが、この後イスズミが釣れた)。
残念。イスズミは一気にエサを飲み込んで潜るので、歯でハリスを切られたのではあるまいか。

その後手のひらのメジナが釣れた後は、しばらく釣れなくなる。さすがにずっと釣れ続けるということはない。
空はいつの間にか、晴れ渡った。気持ちいい。広々とした太平洋が目の前に青く広がる。

11時、仕掛けが磯際で深く入ってしまったところで、20cmくらいのイシガキダイが釣れる。イシガキダイも内房の堤防で釣って以来、久しぶり。、
12時過ぎ、引き込むアタリ。暴れまくる。イスズミだった。31cm。
12時半、やはり仕掛けが少し深く入ったところで回収しようかと思ったら魚が乗った。それほど引きは強くないが、重い。浮かせると、ピンク色の魚体。始めはベラのデカいのかと思ったが、ブダイだった。33cm。

ブダイとベラは似ている。目つきが悪い。目つきが悪い魚は結構いる。ヒラマサやブリも目つきが悪い。釣ったことないけど。
歯が特徴的だ。米粒のような歯が、不規則に積み上げられている。面白い。
ブダイが美味しいかどうかわからなかったので、Oさんに聞いてみると、そうでもないらしい。なのでリリースしてしまったが、後で調べてみると、淡泊な白身で、煮つけなんかで美味とされていた。ハリを飲み込んで弱ってしまったので、持ち帰ればよかった。今度釣れたら持ち帰ろう。

昼飯。サンドイッチとおにぎり。
午後は、アタリらしいアタリがなくなる。ウキをG2にしたりしたが、釣れず。
2時半前に納竿。迎えは3時だということだったが、14:45くらいに結構早く来た。
12時ごろに上がる人もいるので、帰りの船は行きほど多くは乗っていない。
午後3時過ぎ、船は田尻港に戻る。

いやぁ、初渡船、楽しめた。7時半ごろ〜2時過ぎまで釣って、釣果はイサキ2、コバンアジ1、メジナ2、イスズミ1、イシガキダイ1、ブダイ1、サンノジ1。おそらく大イスズミとおそらくイサキをバラシ。
地磯だったが、非常に魚影が濃く、しかも活性が高かった。40cmオーバーの魚は釣れなかったが、ほとんどが30cm級であり、魚とのやり取りを十分満喫できた。
いろんな魚も釣れた。7目。イサキとブダイを初めて釣った。うれしい。

Oさんは、カゴ釣りでイサキ祭りだった、40cmくらいあるヒブダイも釣っていた。

Oさんと田尻港で別れ、まだ3時過ぎだからこれからどうするかと考える。せっかく大隅半島最南端まで来たのだから、まだ陽は高いし、釣りをしたい。
そこで、錦江湾の以前行った釣り場で、ジグを投げてみることにする。

鹿屋市と錦江町との境、採石場下に着いたのは4時半ごろ。ここは、数10m先までは浅いのだが、その先は一気に落ち込んでいる。以前ここに一度だけ来た時にカゴ釣りをしていたおじさんが教えてくれた。
よって、その深みにまでジグを投げ込めれば、大物の期待があると思ったのだ。
しかし、北西風が強く、西向きの釣り場なのでまともに正面から風を受ける。40gのジグを投げるが、飛ばないし、糸がふけまくって着底がよく分からない。
しかも手前はやはり浅く、ゴロタ状で割と大きな石がたくさん入っているので、すぐにジグが引っかかってしまう。
場所を変えてみるが同じ。結局30分くらい投げて断念。5時過ぎ。

夜、持ち帰ったメジナ(34cm)とイサキ(30cm)をさばく。とりあえず数日は寝かせるので、まずはウロコを取り、頭と内臓だけ取り除いておく。
メジナのウロコはとにかく硬く、深いので、ウロコを取るだけで大変な仕事。包丁では厳しい。必要のないものは基本買わない私だが、メジナのような鱗の硬い魚をさばくには、ウロコ取り専用の「ばら引き」が必要だと感じる。今度買おう。

<後日談>
イサキは二日後に刺身でいただく。美味い。スーパーでイサキなんて高くて買えない。釣り人の特権。
メジナは三日後に刺身で、四日後に残りをムニエルでいただく。美味い。メジナはあまりスーパーで売っていないが、これまた高い。
そして、メジナとイサキのあら汁(味噌)を四日後にいただく。美味い。
2020/10/18 (Sun.)

串間市立図書館の図書館まつり(宮崎県串間市)

太刀魚の塩焼。釣ったものではない。

図書館まつり  晴れ@串間市

今日はよく行く串間市立図書館で、「図書館まつり」が開催される。これは、図書館に隣接する文化会館前の芝生の上に、図書館を除籍となった本が一面に並べられ、好きな本があったら持って帰っていい、というイベントである。
13時からの開始に合わせ、5分前くらいに行ったのだが、すでに人が並んでいて受付を待っている。

13時から、受付(検温)を済ませた人々が、ブルーシート上にジャンル別に並べられた本たちを物色していく。
絵本、漫画、雑誌、小説、その他、という感じで別々のブルーシートにジャンルごとの本が並べられている。
一般の本の中には、図書館で一度も借りられることがなかったような新しい本も混じっている。こういうのは、選んだ司書さんとしては残念なんだろうなぁ。みんなに読んでほしいと思って図書館に導入したのに、それが人々に一度も開かれることなく除籍となるなんて、痛恨の極みだろう。
特に、ページ数が多く、文字数が多い洋書の翻訳などは、人々はあまり読まない気がする。

私も1冊1冊丹念に見て回る。自然や科学関係の本、釣りや沢登りの本などを狙っていた。特に、すでに絶版になっていて長いこと手に入っていない『九州の沢と源流』と『新宮崎県の海釣り』はなかった。残念。
しかも、私が以前宮崎で購入した『釣魚図鑑』という本があって愕然とする。

それでも、13時から14時過ぎくらいまで、たっぷり1時間くらいに渡り物色し、計11冊の本を選ぶ。
雑誌サイズで写真の豊富な、鳥の本、ロケットの本、海の本、野草の本、絶滅危惧種の本。そのほか、釣りの本、地球の歴史に関する本、図書館在籍中にほとんど開かれた形跡がない、新品同様の自然に関する本なども持って帰る。
これは毎年やっているのだろうか。いいイベントだ。

その後、図書館に入って、漫画『鬼滅の刃』を子供に混じって読む。ここにはいままで発売された全巻が揃っている。以前紹介したが、私はアベマでアニメ全話を完視聴した。
一昨日公開された『無限列車編』は、アニメ版に続く話で、その部分を読んだ。

夜、18:00〜19:45、満潮に合わせ、四日連続で福島川河口でルアー釣り。しかしアタリなし。四日のうち、始めの二日は2度アタリがあっていずれも乗らず、後半の二日は、いずれもアタリなしという惨憺たる結果。四日連続坊主など、いままで経験のない屈辱。しかし、ルアー釣りはこんなもんだろう。
2020/10/17 (Sat.)

福島川河口でルアー釣り 三日連続  雨@串間市

17:40〜19時頃、三日連続のルアー釣り。しかし、アタリもなく三日連続の坊主。
夜、ユーチューブで、エディ・ヴァン・ヘイレンのコピーをさせたら日本一(と私が思っている)のお好み焼き屋店主兼ギタリストの、エディ追悼ライブを午前2時まで見る。
2020/10/16 (Fri.)

腹を空かした猫が現れる(宮崎県串間市)

猫は狭い堤防上を平気で歩く

福島川河口でルアー釣り 二日連続  晴れ後曇り@串間市

昨日の2回フックアウトが悔しくて、仕事の後二日連続で福島川河口へ。
この日は、硬いショアジギングロッドではなく、以前ツアー釣りに使っていた、2号の磯竿3mを使う。
しかし、結果は同じだった。2回アタったが、いずれもフックアウトで乗らず。何たることか。竿の硬軟が原因ではなさそうだ。食いが浅いのだろうか。

今日は金曜日なので、ルアー釣りに加え、キビナゴのブッコミ釣りもやってみる。この河口では初めてだ。しかし、アタリなし。

近所に住んでいるのだろうか、猫が近づいてきてさかんにニャーニャー鳴く。おいおい、何も釣れてないぞ、魚。
キビナゴの匂いを嗅ぎつけたのだろうか。、とにかく「何か食いもんくれ〜〜」と私に向かってずっと鳴き続けている。
猫というのは普通は見知らぬ人に無関心というか、人を避けると思っているので、これは明らかに「食いもん恵んでくれー」という悲痛な叫びだろう。
始めは無視していたが、猫はさらにエスカレートし、キビナゴが入っているプラスティック容器にちょっかいを出すので、クーラーボックスの中に隠す。すると私の両足にまとわりついてくる。さすがに猫といえども腹が減れば、人間にこびへつらい、懐柔する方法を知っているのだ。

しかたなく、釣り餌のキビナゴを与える。猫は、キビナゴを一心不乱に食らう。

猫というのは犬よりもバランス感覚が優れていると見える。というのは、夜の暗い堤防で、一段高くなっている、幅30cmくらいの狭い通路部に登って、平気な顔で歩いている。向こうに落ちたら海である。犬だったら向こうが見えないこんな狭いところはビビってしまって歩けないだろう。
サザエさんなどのアニメで、住宅街の塀の上を歩いているのは決まって猫である。犬は歩いていない。

18:45〜21:15まで、結局何も釣れず。ルアーは、始めの方で2回アタリがあったきり。ブッコミはやはり不発。

私が納竿して堤防を車のところまで戻る際にも、猫はまだついてくる。
仕方なく、キビナゴと海エビを猫にあげる。エビの頭の部分だけ猫は食べなかった。
2020/10/15 (Thu.)

福島川河口でルアー釣り  晴れ@串間市

仕事の後、18:15〜19:45、福島川河口でルアーを投げる。
ここは水深が浅いので、夕まづめと満潮が重なるときにしか来ないが、今日はまさにその潮周り。
去年は11月、12月ごろにヒラメ、ハタ、メッキなどが釣れたので、今年もそろそろシーズンだろう。
2回アタリがあったものの乗らず。メッキだろうか。いまはルアー釣りにショアジギング用の割とハードな竿を使っている(MH)が、硬すぎて食い込みが悪いのかもしれない。
今日は途中から、釣り好きの会社の同僚Oさんが私の釣りを見に来た。彼の前で一度バラシ、残念。
2020/10/12 (Mon.)

久しぶりの宮崎  曇りのち晴れ@串間市

今日は遅い夏季休暇を取り、久しぶりに宮崎に買い物に行った。
始め、県立図書館に行ったのだが、あろうことか臨時休館していて入れず。
その後、釣具屋、本屋、楽器屋などを周る。楽器屋では小さなギターアンプを買おうとしたが、在庫がなかったため断念。
後日、ネットでこの楽器屋よりも安い値段で売っていたので、すかさず購入。
2020/10/10 (Sat.)〜10/11 (Sun.)

朝日が昇る(鹿児島県肝付町)
 

磯際の主のようなオヤビッチャ

内之浦の地磯で久々のフカセ釣り  晴れ後曇り@肝付町

10月10日土曜日、一日中ほとんど寝ていた。午後、図書館で本を返却しあらたに借りる。
ニシムタとコスモスで買い物をし、午後9時半ごろ車で家を出る。
いつもの内之浦ロケットセンター向かいの駐車場で車中泊。2時頃〜5時頃まで3時間くらい浅く眠る。

10月11日日曜日。
夜明けの磯に降りる。天気はまずまず。
6:35、以前玉網を失くした磯で実釣開始。
波はやや高い。海面が上下する。
朝まづめはルアーを投げる。少しナブラらしきものが移動していたが、なにもヒットせず。
いよいよフカセ釣り。ウキ0号、オモリなし、ハリス1.7号2ヒロでスタート。6月末以来なので、ほぼ4か月ぶり。果たして、エサ取りはまだいるのだろうか?

エサ取りはいなかった。いや、いるのだろうが、悩まされることはなかった。
メジナ祭り。口太よりも尾長が多い。
途中から仕掛けが馴染みづらくなり、G5を一つ打つ。さらにもう一つ。
ウキを海中に沈めていく。アタリは取り辛いが、おそらくこの日はメジナの活性は高く、竿先までアタリが伝わるので難易度は高くなかった。
25cmまでのメジナは釣れる。型は揃っていて、ほぼすべて20cm前後。一昨年生まれくらいのメジナさんたちの群れか。コッパは釣れない。

しかし、大きなのが4回かかって、いずれもことごとくバラシてしまった。一度目はサラシに仕掛け投入直後に暴力的な勢いで竿先が持って行かれる。いかにもイスズミのアタリ。しばらくやり取りして、姿が見えるところまで上がってきた。銀色だったのでやっぱりイスズミ。メジナよりも相当引きが強い。しかしそろそろタモを入れようと思ったところで痛恨のハリ外れ。
2回目のバラしもハリ外れ。3回目はハリス切れ。飲み込まれたと思われる。やはりウキが見えないとどうしても合わせが立ち遅れる感がある。それに、1.7号ハリスに傷が入っていたのに気づいていたのだが、また怠慢で換えずにいた。
4回目は、感触からしてかなりの大物。引きはグレの感じ。しばらくやり取りして、浮かせようと竿を立ててリールを巻いたら痛恨のすっぽ抜け(ハリ外れ)。姿を見られず。

ジグも投げたが、全然アタリなし。

6:35〜17:40まで11時間磯上にいて、釣果はメジナ13、オヤビッチャ1。
オヤビッチャは磯際、仕掛けが深く入った時に釣れたので、浮いてなくて下の方にいたから、あまり活性が高くないようだ。というか、20cmちかくある、なんか色が黒っぽくなっている、おそらく居着きの主みたいな大きな個体だったので、エサ取りとなるような小さなものはあまりいなかったような気がする。

結局、獲れたメジナは最大で25cm。大きなのを4回もバラして(1度はおそらくイスズミ)、釣力の不足を痛感させられる一日だったが、エサ取り地獄に悩まされた6月から、海は着実に変化していることが知れてよかった。
これから冬にかけて、メジナの大物の季節である。
2020/10/8 (Thu.)
 
大又川(三重県熊野市)

大又川(三重県熊野市)

大又川(三重県熊野市)

三重県熊野市の山間部へ分け入る

三重県鳥羽市

種の起源  晴れ@串間市

1859年に出版されたダーウィンの名著、『種の起源』を読んだ。とは言っても、原著ではなく、素人にも分かりやすくリライトした要約版(もちろん翻訳)。
「ダーウィンの進化論」を世に問うた、歴史的書物である。
実に興味深い本だった。

皆さんがご存知のところでは、自然の生物というのは、太古から現在に至るまで、その環境に適応した変異個体が優勢となりながら進化してきた。これを自然選択(自然淘汰)という。要するに、次世代における形質の変異というのは珍しいことではないが、それが環境、寒暖などの気象環境だけではなく、とりわけ、同じ地域に生息する他の動植物との関係性にしたがって、多くが生き残った特徴が、その種の中で優勢となり、その有利な形質がさらに変化していくと、違う種にまで進化してしまう、ということである。
例えば、自分の捕食者が多い環境では、その捕食者からいかに生き延びるかという特徴が重要になる。飛んだり、身を隠したり、身体を固い殻で覆ったりする個体が変異によって現れ、その形質が優位な限り、そのような特徴を持った個体が多く生き残り、どんどんそのような特徴が主流になっていく。
一方、たとえば食料が少ない場所では、それをいかに獲得するか、もしくは別の食料を食べられるようになった個体が優位となっていく。
環境には、たとえば離島のように他生物が流入しない環境もあれば、常によそから生物が移動してきて生存競争が激しい地域もある。前者、たとえばガラパゴス諸島では固有の種が発達することになる。また、同じような環境下では、遠く場所が離れていても、似たような生物が生き残ることになる。
その環境下で、少しでも優位になる形質を持った変異個体が、世代を重ねるにつれ種の中で優勢となる、ということである。
生物というのは、子孫を繁栄させることを目的に生きている。

『種の起源』が出版された19世紀、いまだにキリスト教的思想、つまり「すべての生物は今我々が見ている状態で神が創造し、それは不変である」という考え方が当然だったため、ダーウィンのこの進化の理論は、激しい批判を浴びることになるが、彼の理論はほぼ正しかった。

まぁ、ここまでは本の内容の受け売りであるが、この本を読んで私が改めて思ったのは、人間が、「品種改良」という名のもとに、いかに動植物を人為的に変質させてきたか、ということである。
青いチューリップ、害虫に強い作物、柔らかい肉質や手触りのいい毛を持った牛や豚や羊などを、人間はそのような特徴を持った個体同士を交配させることでどんどん生み出してきた。
これを人為選択という。

より美味しい食料や、収量の多い作物、美しい花など、あるものは食料のため、あるものは娯楽のため、人間はその趣味趣向の赴くままに、生物を変化させてきた。

競走馬は、競馬という娯楽、もっと言えば金儲けのためだけに人間が人為的に進化させてきた生物である。速く走る馬同士を交配し、より早く走る馬を作りだし、あるものは莫大な富を得る。走らなければ殺処分。このようなひどい命の弄び方が他にあるだろうか?

そして犬である。人間は、様々な形を持つ犬猫を生み出してきた。犬は1種なので、大きさや形がかけ離れた犬同士を交配しても、犬が生まれる。ブルドックやプードル、チワワなど、奇妙奇天烈な犬たちは、人間の身勝手な趣味によって生み出された、エゴの結晶物である(と私は思う)。
もっとも、愛玩のための犬だけではなく、狩猟犬や牧羊犬など、実用的な目的で生み出された犬も多い(たとえばダックスフンドは、巣穴にいるアナグマ狩猟用の足の短い種)。

ちなみに、原則、違う種同士を交配しても、子供ができないか、子供ができても繁殖能力のある子どもは生まれないことが多い。たとえば、ライオンの雄と虎の雌を人為的に交配させた子供は「ライガー」(ライオンとタイガーの合成語)と呼ばれるが、ライガーが生まれたとしてもオスには繁殖能力はなく、メスでまれに繁殖できる個体ができるらしい。
ただし、「交雑」といって、非常に近しい異種同士では、交配により繁殖能力のある、しかも親よりも優れた形質を持つ子供が誕生することがある。雄のロバと雌の馬を掛け合わせたラバがその最たる例であろう。ラバは足腰が頑強で強く、病気にも強く、さらには馬よりも賢く、学習能力が高くて調教を良く行える。
異種が交雑できるかどうかは、それぞれの染色体数が関わっているらしい。
※自然では違う種同士の交雑はあまり起こらない。生物は、自分の種を繁栄させることが目的で生きているからだと言われる。

これぞ、創造主を冒涜する行為ではないか。地球上のすべての生物の生殺与奪権を持つ人間が、自分の食料や娯楽のために、人間に好ましい生物を人為的に作り上げてきたのだ。それは、人間が生存のために必要不可欠なものではなく、より美味しいものを食べたいとか、かわいい生き物や美しい花を愛でたいとか、そのようなあくまでも趣味的な目的のためである。(作物の収量は、凶作の時に飢餓を防ぐためという生きるためかもしれないが)

前出のライガーは、19世紀ごろから欧州で作成された記録があり、サーカスの見世物などで使われていたようである。先天的な疾患や後天的な病気を伴う個体が多く、成獣になるまでに死んでしまうことが多いことから、倫理的に問題視され、現在では研究目的以外にはそのような交雑は行われなくなった。

ヘンテコな愛玩犬をどんどん生み出しておいて、動物愛護もへったくれもあったものではないと思うのだが。違う問題ではないような気がする。人間が身勝手に生み出した動物を、人間が身勝手に捨てたからと言って、なにが違うのだろうか?
普通の人はそのような犬作成には携わってないだろうから、あくまでも飼育者・愛玩者としての立場だと思うが、少なくとも、様々な形の愛玩犬たちは、人間が人為的に生み出してきたものだということは知っておいた方がいい。

確かに、古代に犬を飼いならして以来、様々な犬を生み出し、共生してきたのは、もはや「文化」と呼べるものだろう。犬には人間を癒す効果もあり、人間のためになっていることは間違いない。だが、現代的な考え方かもしれないが、道具や機械を作りだすように生物を好き勝手に生み出してきたことに引っ掛かるのである。

ところで、話を進化に戻すと、今のところ他の動物に人間を脅かす力はない。熊やライオンは素手なら人間より強いが、人間には飛び道具がある。さすがにライオンやクマが鉄砲を造るのは無理そうだ。
我々人間、すなわちホモ・サピエンスが誕生したのが数10万年前らしいので、チンパンジーならあと何10万年かすれば鉄砲くらい造れるようになるかもしれない(ヒトとチンパンジーのDNAは、98.4%同一)。そうしたら人間と全面戦争か。いや、その頃には人間はもっと恐るべき技術を持っているだろう。
しかし、技術を操る思想が問題なのである。未来の人間が自滅しないことを祈るしかない。
2020/10/7 (Wed.)
 
高畑山登り口から見下ろす山と海(宮崎県串間市)

大隅半島(鹿児島県肝付町)

エディ・ヴァン・ヘイレンの訃報  晴れ@串間市

昨日10月6日、エディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなったという衝撃の訃報がもたらされた。65歳。
大分前にガンにかかり、闘病しているのは知っていたが、数年前に復活コンサートをしてた気がするので、もう快癒したのかと思っていたが、そうではなかった。

エディは私が一番衝撃を受けたギタリストだろう。ジミ・ヘンドリクスとかジミー・ペイジとかエリック・クラプトンは、私が1980年代前半に洋楽ロックと言われるものを聴き出す前にもうブレイクしていて、その衝撃を感じることは出来なかったが、エディの場合、1984年に『1984』というアルバムが出て、その当時高校生でアメリカントップ40音楽ばかり聞いていた私にショックを与えた。アルバムから『Jump』、『Panama』、『Hot for Teacher』と立て続けにヒットを飛ばし、そのいずれもエディの弾くギターが突き抜けていた。
ミュージックビデオでは、ニコニコしながら恐るべきテクニカルフレーズをこともなげに弾くエディを目の当たりにし、その天才的なプレイにしびれた。
それが私のエディ・ヴァン・ヘイレンとの出会いである。

高校2年の時に親友だった金城という男がいるのだが、彼の家に遊びに行ったときに、彼がエディ仕様のエレキギター、つまり、赤地に白と黒の不規則な折れ線が入ったギターを持っていた。奴により私はヴァン・ヘイレンをより深く知ることになる。『Jump』以前に出ていた5枚のアルバムをすべてレコードからカセットにダビングし、エディのすごさに戦慄し、「これがカッコいい、ってことなんだな」と感じたものである。
金城とは高校卒業で別れ別れになって以来30年以上会っていないが、元気にしているだろうか。

今頃、地球上のヴァン・ヘイレンファンが、エディの楽曲を改めて聴き、彼の音楽と出会ったときの衝撃や想い出を思い返していることだろう。
私も、昨日来、カセットテープに持っているヴァン・ヘイレンのアルバム10枚をずっと聴いている。

<追伸>
今朝のNHKラジオのニュース番組で、普段はハードロックなど絶対にかからないのに、ヴァン・ヘイレンの『Eruption』がかかった。ファーストアルバムに収録されている、エディという天才的才能が世界に知られるきっかけとなった、記念すべきギターインスト曲である。NHKも、さすがにエディの訃報をスルーするわけにはいくまい。
11日日曜日には、いつも聞いているFM東京のラジオ番組で、『Jump』がかかる。この番組はラジオドラマで、洋邦問わず80年代の曲がよくかかるのでノスタルジーに浸れるのだが、きっと、ディレクターが私と同世代なのだろう。エディが亡くなったとなれば、ヴァン・ヘイレンがかからないはずはない。
エディの訃報以降、ネットやメディアでは、エディ追悼の動画やコメントやニュースであふれかえっている。
エディと親交のあった、もしくはエディに影響を受けた多くのプロギタリストやミュージシャンが追悼コメントを出している。エディの音楽が初めて世に出たとき、「彼がどうやって弾いているのか分からなかった」という人も多い。
あらためて、歴史にその名を残す、偉大なギタリストを喪ったことが知れる。
2020/10/4 (Sun.)
 
高畑山の山頂部に展開する航空自衛隊高畑山分屯基地のゲート
(宮崎県串間市)

福島川河口から少し遡った場所でルアーを投げる(宮崎県串間市)

高畑山登山  晴れ@串間市

今日は日頃の運動不足を解消するため、山登りをすることにした。私が勤務する山の上の風力発電所に行く途中に、「高畑山」と書かれた看板があり、気になっていたので、ここに行くことにする。『宮崎県の山』にもネットにも山行記録が載ってないが、まあ、軽く登れそうなのでよかろう。

昼過ぎに車で出発し、高畑山方面へ行くと、ナビの地図上で、高畑山山頂付近に航空自衛隊高畑山分屯基地が展開していることに気づき、愕然とする。
千葉で言えば千葉県最高峰の愛宕山の山頂のように、レーダーや通信機器を設置するために自衛隊が配置されているのだ。

林道を上がっていくと、山頂まで登る分岐点があり、ここに車を置いて歩き始める。14:40。
結局山の上の方まで普通の舗装林道だった。それもそのはず、自衛隊があるのにけもの道というわけにはいかない。時折車が通り過ぎる。自衛隊関係者だろう。
ま、運動不足解消のためだからまいっか、と歩く。
天気がいい。緑の山並みが心地いい。

山頂に電波塔のようなものがそびえているのが見えてくる。
1時間25分後、自衛隊入口ゲートにたどり着いた。だが、「この先関係者以外立ち入り禁止」の看板が立っている。山頂はやはり自衛隊の敷地内のようだ。
ゲートから50mくらい離れて、ゲートの先に見える自衛隊の建物の写真を撮る。するとゲート付近に隊服を着た自衛官が出てきて、こちらを見ている。

愛宕山なら事前予約すれば自衛隊の敷地内に入れて自衛隊員同伴の元に山頂まで行けるのだが、私は特に高畑山山頂に立ちたいとも思っておらず、まして自衛隊員に同伴されてなど気を使ってしまって面倒なので、そのまま何も言わずに回れ右をして山を降りることにする。
後で考えると、出て来た自衛官に、「山頂まで行けるんでしょうか?」とくらいは聞いておけばよかったと後悔する。

帰りは50分ほどで駐車地点まで降りる。ま、天気も良かったし適度な運動にはなったので良しとする。

一旦自宅に戻り、釣り竿を持って再び家を出る。
今まで竿を出していない福島川河口から少し上流に上がったところ、橋のたもとでルアーを投げる。17:50。
しかし、全く釣れない。満潮を狙ってきているのだが、とにかく浅い。満潮でも浅い。浅くても河口ではヒラメやハタやメッキが釣れるので、少し上流でもシーバスなんかがいてもいい気がするがダメ。
しかも根掛かりで2つもルアーを失う。
その後いつもの河口の漁港に移動して投げるも不発。
18:40納竿。
2020/10/3 (Sat.)
 

子連れ狼  晴れ@串間市

今日は一日中ドラマ『子連れ狼』第一部をユーチューブで視聴した。まさに朝から夜中までと言っていい。ゲーマーのような一日。
突っ込みどころは満載であるが、突き抜けたドラマである。刺客が乳母車を押して自分の息子を連れて旅するなんて、発想が普通じゃない。
そして、拝一刀親子の根底に脈々と流れる武士道が心地いい。
2020/10/2 (Fri.)
 
都井岬から稜線上に風車列が見える(宮崎県串間市)

風力発電所 運転開始  晴れ@串間市

昨日、私が働く串間市の風力発電所は、商用運転を開始した。つまり、発電した電力を、本格的に電力会社に売ることを始めたわけである。
宮崎のローカルニュースで、昨日から何度かこれがニュースとして流れた。

以前も紹介したが、串間市では太陽光や風力など、再生可能エネルギー発電所の誘致に力を入れていて、それをテコに人口減少が進む市の活性化を狙っている。

ところで、最近も風車が立つ山で動物をよく見かける。特にイノシシが道に出ている。子供数頭に親、という家族連れもよく見かける。
先日はキジのような尾の長い鳥も見た。
これも繰り返しになるが、再生可能エネルギーで二酸化炭素排出がなく環境に優しいといっても、その風車を立てるために山を削っているわけなので、環境破壊をしていることには間違いない。
この山に関して言えば、動物たちの住処は人間により踏みにじられているのだ。
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