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日記(2011年9月)
2011/9/29 (Thu.)
避難区域解除
政府は、原発から20〜30km圏内の避難区域を解除するという。なぜ解除できるのか、明確な理由を述べていない。復興費用を抑えたいからか?
お前ら、何をもって「住める」と判断したんだ?除染も全くできてないのに。
ほんなら、まずは解除を決めたお前ら政府関係者が率先して住めや。解除できるってことは人が住めるんだろ?だったらお前らが住め。お前ら、自分の住んでる場所のことじゃないからって勝手に決めんなよ。
「年間放射線量が5ミリシーベルト未満の地域には除染費用の財政支援をしない」とか、政府のやることはもうメチャクチャ。少しでも汚染された地域は、政府の責任でキッチリやってくれ!!あの事故がなければ、いかなる場所も、放射性物質に汚染されることはなかったのだ。2011/9/14 (Wed.)
携帯電話の変更
僕が使っているケータイは、2006年に買った機種だが、auから、しばらく前から次のような通知が何度も来ていた。
「お客様のご使用の携帯電話は、2012年7月以降は使えなくなります」
なんでも、新しい周波数帯に切り替えるとかで、僕が今使っているケータイが、使えなくなるのだそうだ。
僕は勝手に決めんなよ、めんどくセェ、と思いながらも、機種変更は無料(当然だ)、しかも料金プランも今より安くなるというので、auショップに出かけた。ケータイ屋に来るのは、生まれて初めてのことである。
で色々説明を受け、換えることにした。無料で換えられ、基本料金も今より1000円ほど安くなる。しかも、メールインターネットをほとんど使わない僕にぴったりの極安プランが新たに出来たので、それに乗り換え、トータルで月1500円くらい今より安くなりそうだ。これなら換えるかいがあろうというもの。
無料で交換できる機種だけあって、非常にシンプルなケータイだが、僕にはこれで十分だ。普段僕はほとんどケータイを使わない。じゃぁなぜ持っているかというと、家電はないので、例えば包丁で指を切ったり、階段を転げ落ちて動けなくなったときなどの緊急時に、救急車を呼ばなくちゃならない時用に電話を持っているのである。
今回の機種で、僕は生涯で3機種目のケータイとなった。1機種あたりの使用年数は、平均5年。こんなことでもなければ、まず機種変更なんてしないからなぁ。
今をときめくスマートフォン(スマホという略を最近知った)など、全く僕の知らない世界である。2011/9/6 (Sat.)
放射線量測定器
放射線量測定器(ガイガーカウンター)でたたき出された数字は、人間の生き様の核心に問いかける。
会社で、隣の席の同僚が、知り合いに借りたという放射線量計を持っていた。僕はすぐに借りて、自分の席の周りや外の芝生とかコンクリートとか側溝の上を、仕事中に測定しまくった。
すると。全く衝撃だ。驚愕だ。今、県が毎日3回くらい発表している、環境放射線の線量は、郡山でようやく1.0マイクロシーベルト/時を切ったくらいである。徐々にではあるが下がってきている。これは、地上1mくらいの高さの値である。
しかし、会社で、側溝上やダクトの下のコンクリートを計ると、軽く10マイクロシーベルト/時を超えてしまうのだ!!何と言うことか。放射性物質は偏在しているというのはこのくらいの値も話には聞いて頭では分かっていたが、普段生活しているところのすぐ近くでこんなに高い値になっていようとは!この数字のモニタを目の当たりにすることで、放射能の恐怖が具体性を持って脳裏に迫ってくる。ひょっとして僕たちはとんでもないところに生活しているのではないのか?
セシウムは、吹き溜まり、凝縮され、そこらじゅうで放射線を出し続けている。
会社では線量計を3台購入し、社員の希望者に1泊2日で貸し出しを始めた。これはすぐに借りて部屋を測定せねば。拭き掃除とか掃き掃除とか効果があることは知っていたけれど、あれ以来、掃除らしい掃除もしてないし、夏の間は窓を全開にしてたので、僕の部屋は3階だがセシウムが部屋の中に入り込んでいるかもしれない。セシウムが溜まっているところは徹底的に掃除せねばならぬ。
放射線計は、しばらく前からツタヤでも無料でレンタルされている。
さらに、最近、大手スーパーヨークベニマルのレジ横で、簡易型放射線積算計が売られるようになった。何という世の中だろう。スーパーのレジの脇に、放射線を測定する器具が売られる。まるでSFの世界だ。核戦争後の地球。66年前の広島や長崎では考えられなかった光景だ。
福島県の人口は、減り続けている。すでに数万人が県外へ脱出した。僕の会社でも、多くの社員が退職し、異動し、郡山を去った。僕のマンションの隣人も、このところ姿を見ない。今までは夜帰ると彼の部屋の電気はたいてい点いていたのだが、最近は電気も消えたままで人のいる気配が全くない。ベランダにはCSアンテナが設置されたままなので、まだ引っ越したわけではなく、どこかに一時避難しているのだろう。
一体いつになったら全地域の除染作業が始まるのだろうか。何度も言うようだが、事故からもうすでに半年が経っているのに、なぜ政府はこの環境に人々をそのまま住ませ続けるのか。もちろん、直ちに健康被害がないだろうことは、色々な資料を読むと分かる。だが、普通の人は、放射線を少しでも浴びたくないと思う。そういう人心にはびこる不安を、なぜ放置するのか。除染して放射線量を下げれば、もっと人々は安心して住めるのだ。なぜ国民の健康を守るという基本的な任務を国はいち早く実施しないのか?一番重要な責務である。いくら金がかかろうが、最優先でやってくれ。
本当に今の政府の無能無策には呆れるしかない。
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