HOME
> Every Day Life > Diary > 2018.9.

日記
(2018年9月)
2018/9/30 (Sun.)

台風通過時の海。波は全く荒くない

台風通過 風雨強い@大崎上島町  

台風24号が沖縄から九州・四国の南側を通過し、和歌山県に上陸して東日本も縦断していった。
瀬戸内海では、今日風雨が強かったが、直撃しなかったためか、思ったほどの激しさではなかった。
私の居る大崎上島に来るにはフェリーしか手段がないため、台風により欠航となり、こうなると誰も来ることはできないし、誰も脱出することもできない。
よってもって、私が勤務する観光ホテルでは、台風でも来ようものなら、キャンセルが相次ぎ、とたんに仕事がなくなるわけである。島に渡れないのだからキャンセルは仕方ない。

それにしても、何度も言うが、瀬戸内海というのは波が立たない。これだけの台風が来て例えば房総外房だったら、5m以上の高波は必至なのだが、寮の窓から下の海を見下ろすと、風雨は強いが波はほとんど立っていない。いつもよりも波はあるが、それでも平時の外房よりも低いくらいである。

台風が来たときほど離島の「離島感」を感じられることはあるまい。大崎上島はまだ本州にほど近いからいいが、八丈島とかイースター島とか、緊急時に脱出できない状態となる本格的な離島では、もう島と一蓮托生なわけである。島と一体化するしかない。それが離島に住む人々の矜持だろう。
いや、これは大陸主義、つまり大陸に住んでいる人の見方だろうか?まあ、本州と言っても島なのだが・・・。

とにもかくにも、かきいれ時の土日であるはずの昨日と今日は、宿泊客キャンセルのため、仕事が休みになった。ものの、台風のため風雨が強く、今日は外に出られず寮に閉じ込められた。
2018/9/29 (Sat.)

野賀桟橋から見る造船所。いまでも島の主力産業である

広島県大崎上島 曇り時々雨@大崎上島町  

広島県の大崎上島に越してきてから2週間。この島の紹介をしてみよう。
瀬戸内海に浮かぶ島で、本州の広島県竹原市から南およそ10kmのところに位置する。
島の周囲は43.11km。車で1時間ほどで周れるようである。小さな島ではない。
本州や四国とは橋でつながっていないので、この島を訪れるには、船で渡ることになる。
フェリー港は4つあり、広島県の竹原や安芸津、愛媛県の今治などに航路がある。
瀬戸内海でも島が最も多い場所に浮かんでいる。東側に見える大三島や大下島などはすべて愛媛県である。

初日に竹原からフェリーで渡って来て勤務先のホテルまでの道には、めぼしい施設と言えばスーパーが1軒しかなかったので、相当に田舎なのかと思ったが違った。
島の西側、大崎地区はおそらく島で最も栄えている場所で、スーパーや飲食店、ドラッグストアやホームセンター、地元銀行、ガソリンスタンドなどが集中している。
コンビニは、「ヤマザキデイリーストア」が数件あるが、職場の同僚によれば、普通の人が考えるコンビニとは違うのだという。夜8時頃には閉まるし、普通の商店に近いようである。今度入ってみよう。
店はとても早く閉まる。2軒あるスーパーの閉店は午後8時と9時、ホームセンターはなんと午後7時に閉まってしまう。

島の人口は7800人(平成29年1月31日現在)で、過疎化と高齢化が急速に進んでいる。
この島に来てから驚くのは、連日のように訃報放送があることである。
この島では、大崎上島町役場からの島内放送が拡声器でどこでも聞けるようになっている。田舎らしいシステムである。その放送の内容は、講習会や健康診断などの役場が提供するサービスの連絡や、悪天候によるフェリーの欠航情報などだけでなく、島の住民の訃報も含まれる。
私が来てからすでに5名くらいの島民が亡くなっている。彼らは、この島で生まれて一生を全うした人たちなのだろうか。

この島は、中世以降、瀬戸内海航路の拠点として栄えた。江戸時代には九州の大名の参勤交代や北前船の寄港地となり宿や補給で賑わい、さらに木造船の造船業が勃興して繁栄した。さらに、大正から昭和30年代にかけては鉄鋼船の製造に移行し、毎週進水式があり、「黄金の島」とまで呼ばれていたという。最盛期には島の人口は数万人いたそうである。
いまでも島には3つの造船所があり、国内を走る船の約2割をこの島で造っているという。いまでも島の主力産業である。
昭和30年ごろには年間60隻を作っていたが、いまでは年間約10隻の建造というから、溶接の光は絶えていないものの、当時からすればだいぶ静かになっているのだろう。
造船業の他の産業では、農業が主体のようである。特産はみかん、レモン、ブルーベリー。加工ジャムなども特産品として売られている。
だが、いずれも少子高齢化により就業人口が減り、衰退傾向のようである。

人々を惹きつける強力な観光地はない。よって私が勤務する観光ホテルでは、あの手この手でこの島の魅力を発信する取り組みをしているようである。
来たばかりの私には島の魅力が何なのかよく分からないが、いまのところ、一番の魅力は、瀬戸内海の「多島美」、つまり海と無数の島々が織り成す風光明媚な風景であると感じる。田舎の島ならではの人の温かさもあるようだが、私は触れたことはない。

この島のシンボル的存在は、島の最高峰、452.6mの神峰山(かんのみねやま)であり、この山頂からは115の島々が見えるといい、その数は日本一だという。
島なので釣りも魅力である。だが、これまでに2度釣りに行って小物しか釣れない。
2018/9/27 (Thu.)

ヘチ際に小魚多数。フグは少ないようだ

やっぱり小マダイ

この島からは常に無数の島々が見える

最後の最後、ミャク釣りでカサゴ。だけどやっぱり小さい

野賀桟橋 釣り 晴れ@大崎上島町  

9月27日木曜日。
仕事を始めて2度目の休日。1週間前と同じ、野賀桟橋に釣りに行く。

■釣り場概要
野賀桟橋 (広島県大崎上島町)
■時間
15:00〜18:10
■釣果
マダイ(小) 2:ウキ釣り
カサゴ(小) 1:ミャク釣り
■タックル
・竿:シマノの磯竿3m + ダイワのルアーロッド5.5フィート(約1.7m)
・リール:シマノ ネクサーブC3000HG + アリビオ2500 (道糸:ナイロン3号)
・仕掛け:ウキ釣り 円錐ウキ(5B)遊動、ミャク釣り
■エサ
・ウキ釣り・ミャク釣り:オキアミ、コマセなし
■潮汐(御手洗)
潮名:中潮
満潮は11:21、干潮は17:27

■概要
野賀桟橋の船着き場の前に車を停める。2人のおじさんが桟橋手前の堤防で釣っている。海を見ると手前に基礎石が入っていて、基礎石の境辺りに銀色の魚体が踊っている。アジらしい。おじさん二人組は、サビキでアジを次々に上げている。ちょうど回遊してきているようだ。しかも型がなかなかで、ほとんどが20cmくらいある。
アジは今日の夜ご飯になるので魅力的ではあったが、おじさんたちは「俺たちの獲物だ」とばかりに一心不乱に釣っていて、彼らと競って釣るつもりもないので、私は桟橋に行って釣ることにする。

桟橋のヘチ際には、たくさんの小魚が群れている。房総半島で見慣れたフグではない。スズメダイのようなウミタナゴのような、もしくはメバルの若魚だろうか。それから、ちょっと大きめの平たい魚がいる。カワハギに似ているが体高がないので、ウマヅラハギのようだ。
とりあえずヘチ際ではなく、目の前の深いポイントに5Bのウキ仕掛けを投げ込む。しかし、桟橋の周りの潮の流れが速すぎ、ウキがどんどん流れていってしまう。波はないのだが、潮の流れが速いのだ。
桟橋のどの方向でも北から南へ流れる潮が速すぎて、ウキが流れていって釣りにならない。

早々にここで釣るのを諦め、桟橋から上がって先週釣った岸壁で釣ることにする。ここはそれほど潮は流れていない。
アジ釣りのおじさん二人組は、アジがいなくなったらしく、車で帰っていった。

先週同様、ヘチに近いほどエサ取りが激しく、3m〜5m沖ではエサ取りはいなくなる。
しばらく釣ってウキ下5.5mでやっと小マダイが上がる。さらにちょっとポイントを移動してウキ下6mでもう1尾の小マダイ。ここには小マダイしかいないのだろうか?
ウキ下7m以上にすると、ヘチ際では根掛かりする。足元には基礎石が入っているらしい。
午後5時頃の干潮の潮止まりでは、時々エサを取られるものの、ほとんどアタリがなくなる。

ウキ釣りを諦め、オキアミエサではあるがヘチ際底のミャク釣りに切り替える。ルアーの短竿にいつもの中通しオモリ1号。
ヘチ際に落とし込むと、オキアミが瞬殺される。ヘチ際には相当数の小魚がウヨウヨしているらしい。オキアミはエサ取りに弱い。穂先にほとんどアタリを感じられないままエサが取られる。
2、3度ゴンゴンとアタリがあったが、ハリ掛かりせず。

6時近くなって諦めかけるも、最後の一投と決めて落とし込むと、ようやく小さなカサゴが釣れた。さすがにカサゴは小さくでもあの大きな口で一気にエサを飲み込んでくれる。
これで諦めがつき、納竿。

瀬戸内海、いまのところ小魚しか釣れない。
コマセを撒いて寄せないと大物は釣れないのだろうか?
2018/9/20 (Thu.)

雨に煙る神峰山(かんのみねやま)

釣り場の堤防

船着き場。あそこでも釣れるらしい

初めてマダイを釣った。極小だけど。

大崎上島で初釣り 曇り時々雨@大崎上島町  

9月20日木曜日。
9月15日からホテルで働き始め、初めての休日。あいにくの雨模様だったが、強引に釣りに出かける。
島なのでどこにでも海があり、釣れそうな釣り場がある。
この島での初釣りは住んでいる寮から車で5分ほどの野賀桟橋。

■釣り場概要
野賀桟橋 (広島県大崎上島町)
■時間
14:25〜17:45
■釣果
マダイ(小) 1:ウキ釣り
■タックル
・竿:シマノの磯竿3m + ダイワのルアーロッド5.5フィート(約1.7m)
・リール:シマノ ネクサーブC3000HG + アリビオ2500 (道糸:ナイロン3号)
・仕掛け:ウキ釣り 円錐ウキ(3B、5B)遊動、ルアー釣り
■エサ
・ウキ釣り:オキアミ、コマセなし
・ルアー釣り:ダイソー100円メタルジグ
■潮汐(御手洗)
潮名:若潮
満潮は19:24、干潮は12:25

■概要
野賀桟橋には船着き桟橋が突き出ている。その脇にある堤防の岸壁で釣ることにする。釣り人はいない。
瀬戸内海は驚くほど波が穏やかである。雨模様で低気圧が近づいてそうな天気なのだが、海はほとんど波はない。50cmもないのではないだろうか。
内海の瀬戸内海は、常に穏やからしい。天気予報で波の高さを見ても、低気圧接近でも瀬戸内海ではほとんど波が立たない。常に1.5m以下である。
私が慣れ親しんだ房総の外海とは大違いである。房総ではすぐに波が高くなり、そうなるととたんに釣り辛くなる。

ヘチ沿いには小さな魚がたくさん見える。フグだろうか。
ここは水深があるらしく、始めはウキ下5mくらいで始める。裏がすぐ山なので、その山の斜度が海のなかまで続いているとすれば、当然海底は急深となっているはずである。

何が釣れるのかはよく分からないが、瀬戸内海はマダイとクロダイがたくさんいるはずなので、それらを釣りたい。

ヘチ沿いはエサ取りが多い。ウキにアタリは出ない。
ずっと前に買ったオキアミなので、ちょっと劣化して身がグズグズになっているため、エサ取りにさらに弱くなってそうである。
一方、ヘチから3mくらい離れると、エサ取りはいなくなる。しかし、付けエサがそのまま残り、食いつく魚がいない。
タナを色々変えてヘチ際、数m沖、さらに沖とポイントを変えるが、まったく釣れない。

途中、雨が激しくなってきたので、雨具の上下を着こんで釣り続ける。
途中、一人の釣り人が車で乗り付け、私とは離れたところからルアーを投げ始めた。

ウキ下を6m〜7mにするとエサが取られまくる。深いところに魚はいるらしい。
釣り始めてすでに2時間近く経っている。全然釣れない。
そんなとき、少しウキに動きがあった。明確なアタリではなかったが少し沈んだように見えたので合わせると、魚がかかっていた。
極小のマダイ。マダイは初めて釣った。小さいが気品のあるピンク銀色をしている。
ハリを飲み込んでいる。ウキが動いたときにはすでにエサを吸い込んでいたらしい。それにしてもこんな小さな体で、それほど口も大きくないのに一気に行ったな。
ハリを外すのに苦労するが、なんとか外して放流する。

瀬戸内海ではマダイの稚魚を放流している。そのためにマダイが多いとも言えるだろう。この小さなマダイは「チャリコ」と呼ばれることもあるようだが、これも放流されたマダイかもしれない。
ちなみに、「明石の鯛」と言われるように、明石のマダイは有名だが、瀬戸内海はマダイの生息しやすい環境なのだろう。

小さいマダイがいるなら、大きいマダイもいるはずだとその後も粘るが、釣れず。
途中、マダイとかクロダイが食いつかんかと思ってメタルジグを投げてみるも、反応なし。

18:45、雨も強くなってきたので納竿。結局3時間くらい釣って小さなマダイ1尾のみ。
瀬戸内海は割と手強いか?
2018/9/13 (Thu.)〜9/14(Fri.)

真夜中のサービスエリアには隙間なくトラックが停車している
(龍野西サービスエリア)

真夜中でも営業しているサービスエリアの食堂(龍野西サービスエリア)

寮のベランダから見た風景(広島県豊田郡大崎上島町)

瀬戸内海の島へ  

9月13日木曜日。
この日夕方、私は東京で就職のための面接試験を受け、面接が終わった午後6時、東京から車で瀬戸内海に向けて出発した。
明日から3カ月間、短期の仕事で瀬戸内海の島にあるホテルで働くことにしたのだ。要するにアルバイトである。
夜通し車を走らせる。雨が降ったり止んだりしている。
首都高速から東名道に乗る。
午後9時前、静岡サービスエリアで夕食。ここのフードコートは午後9時までだったのでギリギリセーフ。
日本の高速道路上のサービスエリアには、私の知る限り、24時間の食堂はほとんどない。店も食堂もだいたいが8時頃には閉店してしまう。これは一考の余地があろう。東名や名神などの動脈路線では、もっと夜中にレストランがやっていてもいい。

夕食後、名神道を経て、山陽道に乗り、兵庫県の龍野西サービスエリアで力尽きる。午前2時。
さきほどサービスエリアの食堂は夜中にやっていないと書いたが、なんとこの龍野西サービスエリアでは、午前2時でもフードコートが営業していた。大変良い。

真夜中のサービスエリアには、無数の大型トラックが停まり、運転手たちが眠っている。いまやサービスエリアは長距離トラック運転手たちの寝場所になっているのだ。
私もシートを少し倒して眠ろうとするがなかなか眠れない。なにしろ3カ月間の生活のため、家財道具一式を車に積んでいるので、後部座席にも荷物があり、シートを満足に倒せないのだ。
しばらくは全く眠れなかったが、午前3時過ぎに眠りに落ちる。


9月14日金曜日。
朝になり、涼しかったのでそのまま眠る。夏の盛りが過ぎ、車中泊も大分しやすくなった。
午前10時。雨は上がった。サービスエリアで顔を洗い、さらに西に向けて再出発。
本郷ICで高速を降り、竹原港からフェリーに乗る。
着いたのは広島県の大崎上島(おおさきかみじま)。
午後2時ごろ、働く予定のホテルに到着。
ここのホテルでこれから3カ月間働く。

支配人から説明を受けたあと、ホテルの寮に入る。ここで3カ月間生活することになる。
寮はそれほど新しい建物ではないが、部屋には、冷蔵庫、エアコン、洗濯機完備で、電子レンジまであるので素晴らしい。寮費は無料。

なぜこの島で働くことにしたのか?
なぜなら、島で生活してみたかったからである。始めはもっと遠くの八丈島などの本格的なが離島に住みたいと思っていたが、遠く離れた離島だと、車の持ち込み(フェリー料金)に金がかかり過ぎるので、車も持ち込める手近な島である、この島を選んだ。
もう一つは魚釣り。島ならば釣りし放題だと思ったわけである。
決して、金に困ってアルバイトを始めたわけではない。

いわゆる派遣会社に登録して派遣社員として働く。私が登録した派遣会社では各リゾート地や観光地のホテルや旅館の仕事を斡旋しており、いくつかの候補の中から、この大崎上島のホテルを選んだ。
寮費無料、仕事の日は賄いの食事が出るので、食費も抑えることができる。住居費も食費も安く島に住める機会はなかなかない。

4階の部屋の窓からは目の前に瀬戸内海の海が広がり、すぐ近くに無数の島々が浮かんでいる。瀬戸内海には大小の島々が点在し、風光明媚な風景を作っている。
いつも見慣れた房総半島の外海とは違い、瀬戸内海は驚くほど波がなく、穏やかな海である。

近くのスーパーに行く。車で5分以上かかる。ここで今日の夕食の弁当を購入。その他食料品を買い込む。
島にスーパーは2軒あり、1つは夜8時閉店、もう一つは夜9時閉店だそうである。
コンビニはあるのだろうか?

新しい生活。
2018/9/3 (Mon.)、9/5(Wed.)、9/6(Thu.)

夕暮れの花見川河口

ボラがルアーに食いついた。43cm

ルアーのフロントフックからガブリと食っている

歴戦のルアー。傷だらけ。しかしこの後痛恨の根掛かりでロスト

ボラ32cm。ダイソー100円ミノーが尾びれにスレ掛かり

ダイソー100円ルアー

速いので写真を撮るのが難しいが、水中を腹を見せて狂い泳ぐボラ
これが数10匹いる

ボラ35cm

ボラ43cm

目の上にハリ掛かり。目には白い膜がかかっている

花見川河口 釣行(3日間) 新しい発見と謎への挑戦  

9月3日、今日は久しぶり(といっても2か月ぶりくらいだが)に花見川河口で釣ってみることにする。
シーバス狙い。いままで一度大物をバラしたことがあるが、まったく釣れていない釣り場である。
思わぬ発見があり、新たな謎も頻発。

■釣り場概要
花見川河口 (千葉市)
■ルアータックル
・竿:ダイワのルアーロッド5.5フィート(約1.7m)
・リール:アリビオ2500 (道糸:ナイロン3号をルアーに直結)
・ルアー:ジグパラブレード(メタルバイブ)、キックビート(バイブレーション)、ワンダー80(シンキングペンシル)、ダイソー100円ミノー(シンキング・フローティング)、ダイソー100円メタルジグなど


9月3日月曜日。曇り。
日没時に合わせて花見川河口の駐車場に到着。
河口の橋脚周りのテトラ上に2人のルアーマンが釣っている。
私は、いつもの排水溝ポイントに向かう。幸い、人はいない。
珍しく水面は穏やかで、波もなく風もない。
午後7時過ぎから釣り始める。
シーバスのマジックタイムである。ルアーは、必殺のジグパラブレード赤金。
始めて30分も経たないころ、足元まで引いてきたルアーに魚がヒット。立ち位置の平たいコンクリート足場のすぐ下である。ここには前からたくさんの魚がいることは知っていたが、エサ釣りにしろルアー釣りにしろいままでハリに掛かったことはなかった。
かなりデカい。足元で暴れまわる。玉網がまたまたいうことを聞かない。これは本格的に玉網練習をしなければならない。
水面からの高さは1.5mくらいで低かったので、なんとか抜き上げられると思い、抜け上げる。
シーバスではなく、ボラだった。43cm。

ボラって、ルアーに食いつくんですね。

いままで、この花見川河口でも、村田川河口でも、たくさんの大型ボラが悠然と泳いでいたり跳ねているのをイヤというほど見てきた。どうやったら奴らを釣り上げることができるか、エサ釣りやルアー釣りで狙ってみたが、一度も釣れたことはなかった。彼らの鼻先にエサやルアー(ハードルアー)を投げ込んでも、全く反応しなかったのだ。だから、「ボラはルアーでは釣れない」、つまり、「ボラは魚食性の魚ではない」と思い込んでいた。
ところが、この日はルアーに食いついたのである。

ボラは初めて釣った。紡錘型の魚体。背中は黒青色で、腹側は白銀色。身体がヌルヌルし、触るといわゆる魚臭さがすぐ手につく。
ボラは目が悪いらしく、確かに目に透明な膜のようなものがかかっている。ボラの目というのが、人がボラにあまり好意を持たない原因の一つだろう。大きな目が、何も語らないのだ。というか、死んだ魚の目のようなのだ。
引きは、それほどでもない。手前でかなり暴れたが、43cmにしてはうろたえるほどの引きではなかった。いや、最近は私も「大物」を釣り上げているので、経験値が上がっているからかもしれない。

ルアーはいつものジグパラブレード。いままで、このルアーでしか釣ったことがない。
ルアーをよく見ると、フロントフックの1本が延びている。この重いボラに延ばされたのだろうか。玉網を使わなかったのがまずかったか。
それ以外にも、ところどころ塗装が剥げている。傷もつき放題。シーバスに噛まれた跡だろうか。ボラには強靭な歯はなさそうである。
いままで激しく魚に食われてきた勲章といえよう。いや、ただ単にコンクリートにぶつけた結果かもしれない。
写真を撮った後、ボラをリリース。

驚きはこれだけに留まらなかった。この後、目を疑うような光景が目の前で広がることになる。
ポイントから10mくらい右、テトラポット際の水面がバシャバシャと爆発し、ボラの大群が水面を暴れ始めたのである。何をしているのだろうか?
ナブラ撃ちとばかりにそこにルアーを投げ込んで引くと、次々とアタリがある。暴れるボラが次々にルアーにアタックしてくるという異常事態。
ゴンゴンと次々にアタリはあるがなかなかルアーに乗らない。それでも20cmくらいのボラと、38cmのボラがヒットした。
20cmくらいの小型は引き上げたあとすぐにフックが外れてしまったが、目の後ろが傷ついて血が出ていたため、どうやらスレ掛かりだったようだ。ルアーはワンダー80(シンキングペンシル)。
3匹目の38cmは、ルアーをがっちりと食っていた。ルアーはダイソー100円シンキングミノー。ダイソー100円ルアーで初めて魚を釣った。

ここに投げれば、とりあえずどんなルアーでもボラがアタックしてくる。本当に食べようとしているのか、縄張りを主張するアユのように体当たりしているのか、どうアタックしているのかは分からない。謎だ。
がとにかく、ルアーでボラが3匹釣れた。

この日はルアーを4つも失った(悲)。2つのジグパラブレードを根掛かりでロスト。
そして不思議なことは、魚がヒットしたあと、2度もライン切れが起こり、ルアーが持っていかれた。しかもいずれも高価なキックビートとワンダー80。痛すぎる。よほどの大物だったのか。ルアーと道糸の結束が甘かったのだろうか。
この日高額ルアーを4つも失い、損失額は4000円以上。痛い。

それにしても、なぜこんなにボラが興奮しているのか?台風接近でなにか精神状態がおかしくなっているのか?それとも発情期か?普段はルアーに見向きもしないボラが、これほど攻撃的なのはなぜか?謎だ。
ライン切れはなぜ起こるのか?ボラだから最大80cm以上に達し、60cmくらいの大物がいても不思議ではないが、そんな大物が頻繁にハリに掛かるだろうか?、これまた謎だ。
22:25、これらの謎が解けないまま、納竿。

9月5日水曜日。
昨日は台風通過で風が強かったので釣りできず。この日も台風の余波でまだ風は強いが、謎を解くために再び花見川河口に出かける。
18時過ぎから釣り始める。海からの逆流波が大きく、上流に遡っている。
まだこの時間はボラは暴れていない。
始めはダイソー100円メタルジグで釣る。アタリはあるが乗らない。
陽が沈み、7時のマジックタイムになり、いつものようにジグパラブレード赤金(一昨日失ったので購入)でシーバスを狙うも不発。
そのあたりからやはりボラの活動が活発になってくる。一昨日ほどバシャバシャのボイル状態ではないが、水面でボラがざわつき始める。
ボラ狙いに切り替える。だいたいどのルアーにもアタックしてくるので、失ってもいいように安いダイソー100円ルアーで攻める。
8時頃、32cmのボラがヒット。だが、スレ掛かりで、尾びれに掛かっていた。ルアーはダイソー100円シンキングミノー。

8時を過ぎるとボラの活動はさらに激しくなる。その後何度もボラがルアーにアタックしてくるが、なかなかルアーに乗らない。4回ハリ掛かりしたが、2回ライン切れ。ダイソーの100円ミノーとバイブレーションが失われる。一昨日と同様の現象だ。ドラグも緩めているし、結束も確認したのに、どうしてもラインが切れてルアーが失われる。ラインの切れ際を見ると、結束がほどけた感じはなく、プッツリと切れている。ラインに傷が入っていてそこから切れたのだろうか?3号ラインがそう簡単に切れるだろうか?
謎だ。
残りの2回はハリが外れる。

それにしても、ライン切れということは、ルアーがボラのどこかに刺さったままなのだろうか?そうだとしたら、とても申し訳ない。心配だが、どうすることもできない。できるとしたら彼らを釣り返すことであるが、一度ハリに掛かったボラがすぐに別のハリに食いつくとは思えない。

結局この日釣れたのはボラ1匹だけ。
アタリはガンガンあるのだが、なかなかフッキングしない。昨日も言ったが、本当にボラはルアーを食いに来ているのか、よく分からない。もっと小型のルアーの方がいいのかもしれない。
11時まで粘るもダメ。納竿。


9月6日木曜日。
午後6時ごろに排水溝ポイントに到着。今日も風は強い。河口からの逆流波は昨日ほど高くはない。
ポイントの真下で、無数のボラが腹を見せて水面下をローリングしている。すごい。これを見ると、ここの水中はかなりの密度でボラが埋め尽くしているような気がしてくる。普通に泳いでいるのではない。何か興奮状態なのか、腹を見せて横になって水面直下まで上がってきて、深みに消える。これをすべてのボラがやっているのだ。頭がおかしくなってしまったのだろうか?
陽があるうちはボイルはしないようだが、とにかく足元からからテトラ周りまで、すでにボラは興奮状態にあるように見える。

始めこいつらを狙ってみる。何しろ足もとでウヨウヨしているのだ。
小型のルアーの方がいいのかを試すため、ブラックバス用の小さなルアーを投入するも、全然沈まないので全くダメ。、すぐにダイソー100円メタルジグに切り替え、深いところで引く。深い所と言っても、深さ2mもないだろう。アタリは頻繁にあるものの、ハリ掛かりはしない。
日が暮れて7時になり、シーバスのマジックタイムなので例のジグパラブレード赤金をつけて対岸側にキャストして探る。シーバスらしきアタリはない。だがボラは釣り座周りにわんさかいるので、引いてきて手前ではボラが盛んにアタックしてくる。だがやはりハリ掛かりはしない(初日には足元でヒットした)。
暗さが増してくるとやはりボラがざわついてくる。今日は釣り座の真下からすぐ右のテトラ際にかけてボラが特に集まっているようだ。水面は時々ボイル状態になる。この日のボラの動きで特筆すべきは、時々大きな波が河口からやって来ると、それに合わせて10匹以上のボラが同時に水面上に飛び跳ねることである。これも初めて見たが、壮観である。普通ボラは単独でジャンプするのだが、このように群れで一斉に飛び跳ねるのは見たことがない。とにかく今週は初めて見ることが多すぎる。

だが全然ルアーにフッキングしない。アタリはあるが、ハリに乗らないのだ。
とうとう必殺ルアーのジグパラブレードにヒットするが、あろうことかライン切れでまたまた失われる。痛恨のルアーロスト。
今日は結束強度を高めるために、ルアーと糸との結束方法を、最強ノットの一つと評される「パロマーノット」にしたのだが、やはりライン切れは起こった。
いったいどれだけ大物がかかっているのか。それとも別の原因で切れているのか。これは解決できないままである。

その後ダイソーのミノー、バイブレーションを次々に投入する。アタリはあるものの、ハリ掛かりしない。
もっと深いところを泳ぐメタルジグに切り替える。これが功奏した。引いてくると常にガンガンとボラがアタックしてくるようになった。今日はあまり水面をボイルしていないので、もっと深いところにボラはいるらしい。
もう本当に、誇張ではなく、休みなくアタリが来る。だがやはりなかなかハリ掛かりしない。

やっと釣れたのは、午後9時過ぎ。35cmのボラ。
ルアーはダイソー100円メタルジグ(青、18g)。口で食っていた。
その後もメタルジグで次々に釣れそうなアタリがあるのだが、かからない。それどころか、やっとのことでフッキングしたと思ったら、やり取り中にまたまたラインが切れ、メタルジグが失われる。
その後も別のメタルジグを投入。上州屋で買った110円メタルジグ。ガンガンアタリはある。そしてついにフッキングさせ、やり取りを始めたらまたまたライン切れ。
いったい、どういうことだ???
今日3度目のライン切れで3つ目のルアーロスト。根掛かりと合わせ、今日も4つのルアーを失った。今日は総額1000円くらいだけど。

もういいか、と思い始めるも、これだけアタリがあるのだから、あと1本なんとか上げたいと思い、継続。
もう一つの上州屋110円メタルジグをつけて引く。
ようやく22:45、2匹目のボラが釣れる。結構大きく、初めはリールを巻けずに竿を立ててフッキングを確実にさせる。だが、青物のように暴れないので、少しずつ少しずつ引いてきて間合いを詰める。
足元まで引いてくると、決まって暴れ始める。グググッと竿が持っていかれ、潜られる。だが根などはないので、ハリ外れさえしなければいい。
玉網を投入、何とかすくい上げる。
43cmのボラ。口にはかかってなくて、右目の上にスレでかかっていた。ルアーは上州屋110円メタルジグ。
目の後ろに掛かったのは2度目。ボラたちは、ルアーに頭突きでもしているのだろうか?

やっとのことで2本上げ、さらに色気が出て投げ続ける。アタリはガンガンあるもののハリ掛かりせず、23:30になり、諦めて納竿。

新しい発見と謎に満ちた3日間だった。
初めて見たボラの異常な活動とルアーへのアタック。度重なるライン切れ。
ライン切れについては原因を突き止めないと、いくらでもルアーが失われてしまう。
謎は深い。
HOME > Every Day Life > Diary > 2018.9.