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日記
(2021年9月)
2021/9/30 (Thu.)

豪華弁当

私の勤める風力発電所 商用運転開始から1年  
晴れ@串間市

今日で、私が勤める風力発電所は、商用運転開始から1年が経過した。
運営・保守を我々の会社が任されているのだが、今年1年無事に運転を継続できたことに対して、事業者であるお客さんから、豪華弁当の差し入れがあった。
お客さんからは、「こんな時期でもなければ慰労会(=飲み会)やりたいんだけどねぇ」と言われているが、さすがにこのご時世なので仕方ない。

弁当は、近くのリゾートホテル「大黒」の仕出し弁当で、確かに豪華である。刺身まで入っている。刺身には保冷剤が乗っかっていて、しばらくは鮮度を保てるようになっている。
エビフライ、酢豚、ブリなど、普通の弁当であればそれだけで主菜となるおかずがたくさん入っている。

これ、いくらくらいするだろうか?
私は1200円〜1500円くらいと見積もったが、私の同僚は「それじゃ済まないだろう」という。
確かにそうかもしれない。刺身が大きい。2000円いくか。

なにはともあれ、1年間大きな不具合も事故のなく過ごせたことはなによりである。
2021/9/27 (Mon.)

冷麺

政治の無能  
晴れのち雨@串間市

第5波の感染者はようやく急減した。人流は減っていないが、ワクチンの効果なのだろう。

本当に、この第5波における政府の無能ぶりというのは、大災害時にいつも繰り返されるそれである。
東日本大地震時の政府の無能ぶりに全く重なる。
なぜ日本人というのは、経験したことのない危機にまったく対応できないのであろうか。

それにしても、政府の失政、そして尾身会長をはじめとする分科会、医師会は万死に値する。

病床が足りないからと、感染者が入院できず、なんと、コロナ感染者を「自宅療養」とするという、信じがたい措置が取られた。
国民に「死ね」とか「感染者を増やせ」とか言っているようなものじゃないか。感染症にかかっている人が家にいたら、家族みんなに感染し、独り暮らしなら突然重症化して医療が受けられずに亡くなってしまう、なんて、誰でもわかることじゃないか。
なぜこのような理解不能の政治がまかり通ってしまうのだろうか。

コロナが始まった頃から、病床数増強や野戦病院のような臨時病院建設の話があり、予算もつけられた。しかし、政府の分科会とやらは、医療体制増強などまったくやる気はなく、ただただ「3密を避けろ」、「人流を減らせ」と、感染者数を減らすことばかり声高に叫んできた。そのような予算も使われずじまい。

第5波も、「人流を減らせ」の一点張り。
病床を増やそうとか、医師の育成とか、緊急時の医師の派遣措置など、一切やらなかった。
医療ひっ迫だと叫ぶ割には、まったく医療体制に手をつけようとはしなかったのだ。

つまりは、医療界の利権を握る医師会や、その息のかかった分科会が、自分たちの利権を護るために医療体制を増強しようとしなかったわけである。

需要が増えるのなら、供給を増やそうとするのが当然じゃないか。
それをやらずに、「医療ひっ迫だ」と叫ぶとは、欺瞞も甚だしい。

自宅療養のためにいったい何人の人がなくなったのか。コロナのために他の病気で入院が必要だった人も入院できなかった。

あまりに腹に据えかねるので繰り返そう。
分科会に言いなりになるしかない政府の失政、そして尾身会長をはじめとする分科会、医師会は万死に値する。


さて、私は田舎に住んでいるのでいまひとつコロナウィルスに対する危機感が薄い気はする。満員電車にも乗らないし、そもそも人が密集するところが少ないので、そのような場所での作法を知る必要がない。
ヒトに感染して増えるウィルスならば、人が多いところに多いのは必定である。鹿の多いところにヒルが多いのと同じである。

まずそもそもウィルスがどのあたりにいるのか分からない。
福島の原発事故の時は、セシウムなどの放射性物質は、ドブや窪みなどに溜まっていた。ガイガーカウンターがあれば、放射線量が検出できるから、「どこにいるのか?」という点においては、ウィルスよりも分かりやすかった。

ウィルスというものは、自分では動けないから、基本は下に落ちるのだという、よって、靴や靴下の下に付きやすい。また、頭についたら髪の毛のなかに取り込まれる恐れがある。
(そうなると、セシウムと同様、ドブや窪みに溜まっているのかもしれない)

だから、家に帰ったら服を全部脱いで洗濯カゴに入れ、頭からシャワーを浴びるのがいいのだという。
さすがにそこまではしないが、目に見えないウィルスに対して、目に見えない放射性物質同様、どこにいるのかをイメージすることが重要であろう。

2021/9/26 (Sun.)

久々のメッキ

太刀魚釣れない  
晴れ@串間市

なんか何もやる気が起きない。
日中ダラダラし、寝まくる。
17時、串間市議会議員補欠選挙の投票をしに、福島港近くにある今町公民館へ。
投票後、目の前の公園からメタルジグを投げてみる。ここは、以前夜のブッコミ釣りやヒラスズキを釣った福島大橋から少し遡ったところにある。

メッキが1匹釣れた。これも久々。

その後、福島港船着き岸壁へ移動し、再び太刀魚釣り。
日没前〜19時過ぎまでワインド、メタルジグを投げるが、全くアタリなし。
釣り方が間違っているのかもしれない。
2021/9/25 (Sat.)

本城川の水底(鹿児島県垂水市)

太刀魚(タチウオ)釣り 
晴れ@串間市

昨日は11時には寝て、今日は朝4時に起き、朝まづめ狙いで太刀魚釣りに福島港の船着き岸壁へ。
5時半から釣り始める。
まだ夜明け前だというのに、もう結構釣り人がいる。

最近、福島港で太刀魚が上がっていると、知り合いから聞いたのだ。そういえば季節だ。
この人たちはみんな太刀魚狙いだろうか?いや、様子を見ているとそうでもない。
アジなのかもしれない。

太刀魚釣りというのは、普通の釣り方でも釣れるのだろうが、割と特殊な釣り方をする。
それは、あの鋭い歯のためである。

エサ釣りの場合、キビナゴやサンマの切り身をエサとし、ハリスにワイヤーを使う。鋭い歯に切られないためである。
ルアーも、ワインドという太刀魚専用のワームがあり、動かし方も割と独特である。メタルジグでも釣れるらしい。

私はいままで一度も太刀魚を釣ったことがない。

夜明け前の5時半ごろから、陽が上がった7:20頃まで、ワインドとメタルジグを投げたが、全くアタリなし。
帰って2度目の朝食を食べ、洗濯をしてまた眠った。
2021/9/24 (Fri.)

季節は短い秋へ  
晴れ@串間市

ついに朝晩が過ごしやすくなってきた。一昨日あたりから、最低気温は20℃くらいとなり、8月からつけてきたエアコンは不要となった。

今年は8月中旬の長雨があったせいか、真夏は短かった気がする。
これで今年の沢登りシーズンも終わり。
2021/9/23 (Thu.)

久々のチャイロマルハタ。37cm。

ダグリ岬の観覧車(鹿児島県志布志市)

久々の  
晴れ@串間市

勤労感謝の日で祝日。
沢登りのビデオ編集をし、ホームページを更新。

串間市立図書館に行き、、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』を借りる。小さな図書館だが、開架以外にも一応2階に書庫があるらしく、そこに眠っていた。
古い本である。

19時過ぎ、満潮に合わせて、福島川河口でルアーを投げる。
1投目でアタリ。勢いよく潜り込まれる。引きからすると結構でかい。
潜るのでシーバスではない。シーバスはルアーにかかると水面付近を大暴れする。

しかし、しばらくして無念のフックアウト(ハリ外れ)。痛恨。
大分手前で当たった。これはもしかして・・・。

気を取り直して、ヒットしたあたりをツアーが通るように投げる。
すると数投後に再び手前でヒット。
また潜るのできっと同じ魚に違いない。今回はがっちりフッキングしているようだ。
しばらく潜り込まれたが、やがて浮いてくる。水面をライトで照らし、タモを入れランディング。
やっぱり。

久々のチャイロマルハタだった。
去年の1月にもここで釣れた。季節がちょっと違うが、とにかく汽水域が好きな魚なのに間違いはない。

ハタと言えば、マハタやアカハタ、オオモンハタなどを思い出すが、これらの魚たちは、岩礁帯の根に住んでいるというイメージがある。
チャイロマルハタは見た目はハタそのものだが、だいぶ生態が違うのだろう。

37cm。堂々たる魚体だが、ハタなのでまだまだ大きくなる。
持ち帰るか迷ったがリリース。
後でネットで調べてみると、かなりの高級魚とのことである。ハタ類は概していずれも高級食材である。

その後は全くアタリなし。もともとはシーバス狙いなのだが、気配はなったくなかった。
19:25〜20:05まで釣って納竿。チャイロマルハタ1匹だけだったが、いい引きだったので満足。
2021/9/20 (Mon.)

本城川中流。大きな岩の間を激しく水が流れる(鹿児島県垂水市)

水中は青く映る(鹿児島県垂水市)

敗北を喫した難所。深い淵の奥に5mくらいの滝が落ちている

滝の下まで泳ぐも、この水流ではノーチャンス

さらに細長い瀞の先に滝が落ちる

この急斜面を登る。途中からほぼ垂直的な法面となり、
にっちもさっちもいかなくなる

林道まで上がる森の中で、レールらしき金属を見つける

沢登り 本城川中流  
晴れ@垂水市

3連休最終日。秋分の日。
今日は鹿児島県垂水(たるみず)市の本城川を登る。
8時半に串間を出発したが、ヘルメットを忘れたことに気づいて引き返す。
10時過ぎに猿ヶ城渓谷到着。しかし林道を上がっていくと、途中でゲートが出てきて通行止めとなっており、ガイド本に紹介されている本城川上流部には行けそうにない。
ここで車を停めて歩いても、入渓地点までは相当に歩かねばならない。
本城川上流部の遡行を断念。

一度林道を下って、猿ヶ城渓谷キャンプ場の駐車場に車を停め、川を偵察する。
水量は豊富で、若者たちが淵で水遊びをしている。いわゆる「中流」である。私がふだん登っている上流部の、苔むす岩の間を渓流が流れ落ちるという風情ではないが、これはこれで楽しいかもしれないので、ここから上流に向かって遡行してみることにする。

着替えて、入渓。11時前。
かなりの水量が流れる川で、巨大な岩がゴロゴロし、その間を水が流れ落ち、いたるところで深い瀞や釜や淵を形成している。
暑いのでどんどん泳いで水線を強行する。水はそれほど冷たくない。

しかしあまりに水に入り過ぎ、身体が冷えてくる。
途中、淵を泳いでいる最中に、デジカメを水底に落とすという失態を犯してしまった。
水深はせいぜい2mくらいだろうから、普通ならばひと潜りして水底から拾い上げればいいのだが、沢登りの際私はハードコンタクトレンズを着用しているので、そのまま潜るとコンタクトが外れてしまう恐れがある。
めがねだと沢登りはやりにくい。シャワークライムで頭から水を被るし、泳ぐのにも適切とは言えない。
こういう事態に備えて、沢登りの際は水中眼鏡を持ってきた方がいいかもしれない。

仕方ないので、一旦河原に上がり、コンタクトを外したうえでダイブする。
無事カメラを回収。最近このカメラは受難である。だが、2m程度の水深なら全く問題ない。

再びコンタクトレンズを装着し、遡行を再開する。

あるところではヘルメットにつけていたゴープロが水の中に落ちてしまったこともあった。深い淵に落としたらまたコンタクトを外して潜らねばならなかったが、手が届くような水だったので、何とか回収できた。ただ、水が激しく落ちるところだったので、どこにあるか全くわからず、手探りで水中を探して何とか探り当てた。
ハプニング連続。

泳ぎ、滝に取り付き、滝を上がろうとするが、いくつかの滝はあまりに水流が激しすぎ、、滝に取り付くことさえできない。しかも、ここの岩というのは岩肌にデコボコがなく平滑なものが多く、上がるのに難儀する。
そのような滝は巻かざるを得ない。
ある時は滝上からぜなぜか細いチューブ状の管が垂れ下がっており、これを掴んで何度も失敗したあとに何とか上がった。

昼頃から雲で陽が陰ってくる。

14時過ぎ、一番の難所が出て来た。深い淵を泳ぐも、滝芯下は水の流れが激しすぎて、泳いでも泳いでも滝に近づけない。
向かって左の岩沿いは流れが弱いので、岩沿いに泳ぐ。やっと滝下に近づくが、落ちる滝の水流が激しすぎて滝に取り付けない。取りつけたとしても、滝に上がることはほぼ不可能に思える。手がかりも足掛かりもない。
しばらく滝下で激しく落ちる水を眺め、あえなく撤退する。

どうやって越えるか。左側の岩を登って巻きを試みるが、1段目にどうにか上がったはいいものの、さらにその上の滝頭までの岩が高すぎてまったく登れない。
水にドボンしてここも撤退。

結局、淵の大分手前から向かって左の森の中に入って巻くしかない。
完全なる敗北。

敗北の模様は、以下のユーチューブ映像でご覧ください。
本城川敗北の記録

わらに、深い四角い淵の先に滝が現れる。これも登れそうにない。
左側の斜めの岩にはロープが張ってあり、「ここを登れ」と言っている。

ロープを伝って岩上を登り、岩の上を回り込んで滝頭に出る。
滝の上には、「猿の踊り場」と呼ばれる、上が非常に平らになっている奇妙な形の巨大な岩が鎮座している。平らな部分は広さ30畳くらいあるという。

さあ、この先もきっとこのような雄大な地形がどんどん出てくるのだろう。
上流部ではこのような大きな岩や激しい水流の滝というのはそれほどないので、中流部の難しさを痛感する。

今日は、上流部で林道が橋を渡して川を横切る地点まで遡行して終了しようと思っていたが、地図を見るととてもそこまで行けそうにない。
そこで、右岸側にある林道と川が近づいた地点で遡行終了し、林道に上がって戻ろうと思っていたが、ここで遡行終了を決意する。
十分に泳いで満足だ。

GPSを見ると、川から林道までは結構まだ距離がある、しかも、右岸の森は鋭く切り立っていて、かなりの壁を登らねばならない。
途中まで登ると、法面のような平滑なコンクリート面が出てくる。コンクリートの切れ目から生えている草を掴み、さらに木に足をかけて支え、さらに上の木枝を掴むなどのかなりサーカスティックな危険技を繰り出して少しずつ上がる。
しかし、ある地点でもうそれ以上上がれなくなり、にっちもさっちもいかなくなる。
陽は再び照り始め、急斜面で立ち往生しながら陽に焼かれる。
一歩足を踏み外せば、かなりの滑落は免れない。
緊張しながらも、焦りは禁物と、じっくりと善後策を考える。

もうここから上には上がれそうにないので、一度下がって、垂直に思える壁を、滑落しないよう、じりじりと横にトラバースする。
こうして何とか法面地帯を超え、木々が生える森地帯にたどり着く。ここは普通の土面に樹々が生えているので、急斜面ではあるものの、あとはなんとかなった。

林道までもう少しというところで、トロッコだろうか、レールが打ち捨てられていた。ここも木材運搬のトロッコが走っていたのだろうか。

そうこうしてようやくのことで林道に這い上がった。15時半。
靴を履き替え、林道を歩いてキャンプ場まで戻る。
今回もかばんの中に入れていたトレイルランシューズはびしょ濡れ。もっと適切な防水対策を考えねばならない。

閉鎖林道は、倒木、落石、道の亀裂、大岩のがけ崩れと、とんでもない状態だった。こないだの岩屋林道といい、鹿児島県内には打ち捨てられた林道が多いようだ。

閉鎖ゲートを超え、30分ほどで駐車場に到達。16:10。
今日の活動時間は5時間20分。
今日は泳ぎ連発の遡行で、水流に抗って滝を登り、かなり身体を使ったのでなかなか楽しめた。

帰り、森の駅たるみずに立ち寄る。この本城川ではアウトドア活動が盛んらしく、キャニオニングやシャワークライミング等の案内がある。
それと、建物のすぐ下を本城川が流れているのだが、マス釣りができる区画があるらしい。

串間着18時。
2021/9/18 (Sat.)

都城のオギノ電器。ソニーショップ

巨大鳥居(宮崎県都城市)

8mmビデオデッキ修理  
晴れ@串間市

今日から3連休。
台風14号は迷走し、福岡→四国に上陸という特異なコースを取ったが、南九州では風はほとんど吹かず、今日は台風一過のいい天気となった。
(仕事がら、私は台風や強風に敏感である)

朝洗濯したあと、15時ごろに都城へ。
ソニー製の8oビデオとVHSのダブルデッキが故障してしまい、都城のオギノ電器に修理に持ち込んだ。
VHSは問題なく再生できるが、8mmが再生できない。

古いデッキなので、当然メーカー(ソニー)では修理してくれない。いつも言っている通り、故障修理に関するメーカーの自分勝手というのは、本当に腹の底から震えがくるほどの憤りを感じる。
「環境に優しい企業」とか謳っているくせに、製品の生産終了から7年くらいしか部品を保有せず、それ以降は修理できないというのだ。
環境に優しいならば、まだ使える製品を粗大ゴミ化するこのような姿勢を即刻改めるべきである。

そのような修理の需要があるからだろう、街には古い製品の修理を請け負ってくれる良心的な店がある。
彼らは何とかして部品を見つけてきて、どうにかして直す努力をしてくれるのだろう。

私はネットで調べ、この都城のオギノ電器を見つけた。
オギノ電器は、今どき珍しい「ソニーショップ」であり、ソニー製品を中心に取り扱っている。
昔から、小さな町まで全国津々浦々に松下電器製品を扱うナショナルショップ(今ではパナソニック)があったが、今ではそのような零細電気店は多くが閉店してしまった。ソニーショップも松下ほどではないもののたまに見ることができたが、今では多くが閉店してしまっているだろう。

オギノ電器では、古いオーディオ機器、ビデオ機器の修理や、カセットテープ・ビデオテープからCDやDVDディスクへのダビングサービスも行っている。
いい店じゃないか。

店主のオギノさんは高齢で感じのいい人で、私がデッキの症状を伝えると、
「やってみましょう」
と言った。

メーカーは、自分で古い自社製品が修理できないならば、修理をしてくれるこのような街の電気屋さんを支援すべきである。

その後ツタヤでDVDを返却し、市立図書館で本を借りる。
串間帰着19時。
2021/9/17 (Fri.)

炊飯器で造ったふかし芋

きのこ(福岡県豊前市)

ふかし芋と『火垂るの墓』  
曇りときどき雨@串間市

サツマイモ(甘藷)は、鹿児島や宮崎では盛んに作られている。
都道府県別のサツマイモ生産量(2019年)は、鹿児島県がダントツの1位。さすが薩摩。
宮崎県も4位。私の故郷千葉県が3位。千葉ではそれほどサツマイモ畑のイメージはない。
茨城県が2位だから、南九州、東関東と、結構特定の場所で生産されていることになる。
(上位4県で、全国の生産量の81%を占める)

九州シラス台地や関東ローム層では、養分が乏しかったり保水性が乏しかったりしたせいで、水稲栽培が困難で、江戸時代からサツマイモの栽培が盛んになったという。

鹿児島県では、サツマイモを使ったお土産が数多く売られている。それほど県内各地で栽培されている。安納芋なんかは代表ブランドだろう。

いままで、サツマイモを買った際には、電子レンジでふかし芋を作っていたのだが、低電力で長い時間かけてチンしても固くなってしまい、食えたものではなかった。
ユーチューブで、炊飯器を使う方法を知ったので、炊飯器でふかし芋を作ってみる。
炊飯器にサツマイモと水を入れ、普通に炊飯ボタンを押すだけ。

これがかなり良かった。ホクホクのふかし芋となった。こりゃこの方法に限るな。

高畑勲監督の『火垂るの墓』を鑑賞。野坂昭如氏の小説が原作。
悲しい物語で泣ける。戦時・戦中を舞台に、戦争で両親を亡くした兄妹の、悲惨な末路を描く。
戦時中にも社会と折り合えない若者たちがいて、社会に同調できない彼らが、社会に見捨てられ、死んでいくさまは、現代にも通ずる。

私の父は、いまでは決してサツマイモを口にしない。
なぜならば、戦中・戦後しばらく、サツマイモしか口にできない日々が長く続いたため、もうサツマイモはたくさんだ、と言う。
「あの頃に一生分のサツマイモを食べた」
2021/9/16 (Thu.)

店が開いていない  
晴れのち雨@串間市

東京から出張者が来たので、夜はどこかでささやかな食事会を催そうとしたが、コロナ禍で串間市内では居酒屋という居酒屋がほとんどすべて閉店している。
1軒だけ開いていたホテル1階の飲み屋で、「5人入れますか?」と聞いたら「入れない」と言われる。
確かに、多くの客で賑わっていた。みんなどこにも行くところがないから集中するのだろう。

仕方がないので、普通の洋食レストランに入る。
初めて来たレストラン。テーブルが6つくらいしかなく、こじんまりとしている。
我々は5人で入り、ビールと各自定食を注文。
ビールは午後7時までの提供であり、すぐに7時になって追加はかなわず。
私はハンバーグ定食を頼んだ。少し高かったがなかなか良し。

トンカツ定食を頼んだ同僚のトンカツを見ると、中濃ソースではなく、デミグラスソースのようなたれがかかっている。「街の洋食屋」のこだわりあり。
2021/9/12 (Mon.)

画面奥が倒木。画面手前少し右にカメラは落ちていた(鹿児島県肝付町)

カメラが落ちていた状態

岩屋川 カメラ捜索  
大雨@肝付町

9時頃起きると、右目が腫れている。昨日の森の中の激行で虫に刺されたのかもしれない。
11時頃岩屋林道に向かって出発。今日も昨日に引き続いて大雨が降っている。
12時過ぎに林道に到着して車を停め、カメラを落とした現場に向かって歩き始める。カッパとレインパーカーを着て、傘を差す。

12:50ごろに問題の現場に到着。
落としたことを気づいた地点から、倒木のところまでカメラを探しながら歩くと、すぐに見つかった。

よっしゃあああああああーーーーー!!!!

何とあっけなく見つかったことか。いやもちろん、猿が持って行かない限り、なくなるはずがないのだ。
しかし昨晩は、暗かったとはいえ、ライトで照らしながら探したのになぜ見つからなかったのか。
カメラは普通に液晶画面をを上にして、道の真ん中から少し外れたところに落ちていた。道の端ではない。
そして、カメラはどうやってズボンのポケットから落ちたのか。
倒木の奥で写真を撮った地点から、20mくらいの地点に落ちていたので、写真を撮った後、25mくらい歩いた後にポケットから落ち、気づかずにいたことになる。

ともあれ、大いなる安堵感。絶対どこかにあるとは確信していたが、もし見つからなかった場合のことを考えて夜も眠れなかったのだ(嘘)。

車に戻り、串間へ。13:40。
途中、無性にラーメンが喰いたくなる。しかもこってり系の濃いやつ。
普段私は、ラーメンというものを店で食べないのだが、この日は昨日の過酷な体力消耗で、なんか濃いものを身体が欲しているのだろう。

志布志のラーメン屋が開いていたので入る。ラーメンのメニューを見ていると、カツ丼が目に留まる。650円。安いじゃないか。
先ほどまでのラーメン欲は消え、カツ丼にする。まあまあ。
普通味噌汁か吸い物かつくと思うけど、ついたのはおしんこだけ。さすが650円だけある、というところか。

串間に帰り着いたのは15時前。2日がかりの活動がようやく終わった。

カメラは10m防水だが、一晩中林道で雨に打たれていたことを考慮し、まずバッテリーとSDカードを取り出したうえで時間をかけて十分に乾かす。

夜、普通に使えることを確認。めでたしめでたし。
2021/9/11 (Sat.)

淵の先に滝が落ちる(鹿児島県肝付町)

面白い形状の滝。トイ状の滝上部で、水流は真左から落ちている
ここの突破はなかなか難しかった。上部の流量が多く、しかもナメ的
岩なので滑る

一つ上の写真の滝を滝上部から見たところ。
写真右側から流れ込んだ水は、90°流れを変えて、トイ状の水路を
下っている。川がいわば直角に曲がっている。
この写真右の水流を登るのは難儀だった。滑る。水流の手前側を
何とか登った。

長さ50mの斜滝

50m斜滝上部

岩屋川源流部

源流部から甫与志岳山頂に向かって恐るべき斜面を登る

甫与志岳山頂。もう午後4時を過ぎている

岩屋集落への看板には、×がつけられている

雨が降りしきる中、道ではない森を突破する

暗くなり、時間切れ寸前

カメラをなくす直前に撮った写真

沢登り 岩屋川右俣3度目の正直、しかし危機一髪の事態に  
晴れのち大雨@肝付町

ついに満を持して岩屋川右俣を上がる。先週までの2度のトライ(1回目は初めのナメ滝で撤退したのでトライとは言えないが)を経て、ようやく右俣の位置と入渓地点を確認したので、今日は3度目の正直で完遂する。
10:35行動開始、廃林道を30分ほど歩き、右俣と左俣の合流地点から入渓。11:05。

右俣は楽しい。滝が連続して現れ、直登できない滝も結構あるが、できるだけ水線で上がっていく。
トイ状の滝の上部で、恐るべき水量の水が幅広で左から流れ込んでいる。トイ状の部分は何とかなったが、上部が滑って斜度もあるのでかなり登るのに難儀した。

長さ50mもある、何段にも分かれて雄大に落ちる斜滝。この滝は初めの部分だけ急で、その後は緩やかになるのだが、足場やホールドがあるので普通に登れる。が、上部に来ると高度感が出てきてなかなか緊張する。登り終えた後、上部から眺め下ろす樹海はまた格別だ。

午後になると晴れていた空が急に掻き曇り、雨がパラついてくる。

源流近くなると、水は少なくなり、沢は斜度が上がってくる。枯れた沢は石が転がっており、その石もどんどん少なくなってくる。ずんずん上がっていくと、判然とはしないが、石がほぼなくなり、森に吸収された感じとなっているので、源流に到達したと思われる。すでに15時45分。

沢の痕跡の消えた木々の間の急斜面をさらに尾根に向かって登っていく。ここから甫与志岳の山頂まで登り詰める。
ガイド本には、「(源流から)谷の斜度も増して、灌木の中をしばらく登ると、ひょっこりと甫与志岳の山頂に達する」と書いてある。
それにしても急で辛い。休み休み登ると、雨が降ってくる。
「しばらく登ると」というからには、1時間ではないはずだ。せいぜい15分くらい登ったら山頂に到達できるものと思っていた。
しかも、灌木ではなく、高い梢を持つ木々の間を急登している。

いくら樹々の間を息を切らして上がっても全然山頂らしき尾根部が見えない。しかも斜面が急すぎてすぐに疲れる。
支尾根のようなところに出て、さらに登る。ピンクテープが出て来たので、間違いはないと思うが、とにかく斜面が急すぎてキツい。

そうこうしてようやく甫与志岳山頂直下の登山道に登りついたのが16:13。そこから山頂まではすぐだった、ちょっとしたロープ場もあったが、3分で甫与志岳山頂に到達。16:16。
やっと着いた。源流地から30分ほどだが、2時間くらい登った感覚だ。とにかくずっと急登を続けてきた。
標高967m。山頂には大きな露岩があり、天気が良ければ展望もよく休憩に最適だが、かなり雨が激しくなってきており、周りは雲に覆われているので全く展望はない。

ここで靴を履き替える。しかし、雨にも濡れ、途中で泳いだりシャワークライムをしたりして川の水にも濡れ、かばんの中のトレイルランシューズはびしょ濡れだった。最悪だ。だが仕方ない。

山頂でのんびりで過ごす暇もないまま、いや、雨降りなのでそのままじっとしている理由もなかったのだが、すぐに下山を開始。林道をかなり歩かねばならないため、日没までに駐車地点までたどり着けるか危うい。

ここから壮絶な下山劇が始まった。

まず、下山路予定の「岩屋コース」の分岐看板を見つけたのだが、通行止めを示す×印が貼られていた。つまり、途中で道が崩れているか、不明瞭になっているか、とにかく通るべからずということだ。
予定では、このコースを降りると、例の岩屋林道のとある地点に飛び出すのであり、林道に出たらあとは廃林道を駐車地点まで戻るだけである。
岩屋コースを降りない手はあるのか?
地図を見ると、いま歩いている登山道を使って下山するとまったくあさっての方向に進んでしまう。そちらは多分明瞭な道で下山は安心だが、下山したあと車のところまでどれだけ歩かねばならないか、とてつもない大回りで、途方もない距離を歩かねばならない。

少し考えて、岩屋コースを降りることを決める。まあ道が分からなくなっても方角さえ誤ってなければ何とかなろう。
岩屋コースを降り始めて10分くらいですでに道があやふやになった。始めはできるだけ尾根沿いに進もうと考えていた。登山道というのものは、だいたいが尾根か尾根周りの斜面に造られているものと考えているので、何とかなるだろうと思っていた。

しかし、何とかならなかった。
尾根沿いに進むのがそう簡単でないことをすぐに悟る。尾根地形が常にあるわけではないのだ。そして、尾根伝いに行こうとすると、やはり完全に違う方角に進んでしまう。
ここに至り、尾根を探すのを諦め、方角のみを頼って進むことにする。とにかく、北西に進むのだ。北西に真っ直ぐ進めれば、それこそ最短距離で林道のどこかに出るはずである。

雨で地図を見るのも面倒だ。ジップロックに入っているが、雨に濡れて見づらい。
最終兵器の会社スマホのグーグルマップで現在位置を確認するが、肝心の岩屋林道が地図に載っていないので、ほとんど役に立たない。

雨なのでどんどん暗くなってくる。しかも森の中はそもそも暗い。焦りが出始める。しかし、方角戦法もまた容易ではなかった。深い森の中で、しかも尾根と谷が錯綜している地形で、方角をできるだけ外れないように進もうとすると、ある時はどんどん谷に急降下し、さらにそこから再び尾根に登り返すという、体力的に最も辛い道なき道を歩くことになった。

夏とはいえ、大雨である。沢を源流まで詰め、さらに山頂まで突き上げるという過激な活動を5時間以上もした後、この苦行である。全体としては下りなので、筋力と心肺力を極度に使うということはないのだが、下が土で滑り、急降下や急上昇を繰り返し、さらには藪がどんどん出てきて、それを通り抜けるのに難儀し、遅々として進めない。
藪にはトゲのある枝が多く、それを引っかけ引っかけして強引に突破する。
後で気づいたが、このトゲにより、手足にかなり切り傷を作ってしまった。

雨に濡れ、どんどん体力が奪われていく。と思いきや、そうでもなかった。1時間この難行を続けても、疲れを感じることはなかった。このまま真っ暗になって動けなくなるという強迫観念が身体を動かしていたのかもしれない。また、だんだん極限の状況に入り込んでいくにつれ、アドレナリンが出まくっていたのかもしれない。
それと、沢登り用の撥水シャツ上下を肌の上にずっと着ていたので、これが効いて水による体の冷えを防いでいた気がする。

降り始めてから1時間。17時半でもGPSからは、まだ林道に近づいた感じはない。ただ、GPSで自分の位置は分かっても林道との相対関係は分からないので、あとどのくらいか分からない。これが一番辛い。あとどれくらい歩けばいいのか。

とにかく、できるだけ北西から外れないように、誰もいない雨の山中を一心不乱に歩く。谷に降り、渡渉し、登り返し、これを何度か繰り返す。
木と土の茶色、下草の緑が永久に続く世界を進む。だんだんと、頭の中から思考が消えていく。だが、とにかく必死である。必死が身体を動かす。

雨が降りしきる深い森の中を歩き始めて1時間半。午後6時前に、切り株と倒木地帯に行きあたった。
「おぉ、ここは木こりさんたちが来ている場所ではないのか!!??」
停止しかけていた思考が急に活性化する。
よく見ると、倒木にピンクテープが貼ってあったりする。久々の人工物と人の痕跡に、心が躍る。よく見ると、けもの道みたいなはっきりしない踏み跡がある。
「こりゃ木こりさんの道じゃないのか!!!???」
しかし、その道もしばらくして不明瞭になり、消えてしまった。倒木を死ぬ思いでまたいでいったが、それらの倒木もなくなってしまった。
だが、悲観することはない。木こりさんは、どこからか入って来ているのだ。てことはあの廃林道が近いのではないのか?
しかし、よく考えてみるとあの廃林道はいまでは軽トラすら入ってくることは出来ないように感じる。てことはこれらはもう数年も何年も打ち捨てられた倒木なのか。

今日の肝付町の日の入り時刻は、18:28。もう日没まで30分しかない。しかし大雨なので、すでにもう陽が沈んでいるといってもいい。
倒木地帯の後も雨は降り、どんどん暗くなり、そして苦行は続く。休むことなく身体を動かし続ける。

さすがに歩き始めて少し経った頃から、このまま暗くなって動けなくなったらどうするかを考えていた。
まあ夏なので一晩森の中で過ごしても死ぬことはないだろうが、雨が厄介である。水濡れによる身体の冷えが肺炎などにつながるだろう。
ライトは、スマホのライトしかない。暗くなって歩けなくなったらこのスマホのライトをつけて動くか、それとも朝が来るのを待つか、悩ましいところだ。
食料は昼飯に買っておいたおにぎりが1個だけ残っている。

とりあえず真っ暗になるまでは動き続けるしかない。
さらに暗がりとなった森の中を進む。
すると、前方斜面の下の方にほの白く帯状の地帯が見える。また沢か、と思いながら降りる。
となんと、そこは林道だった!!!

よっしゃあああああああーーーーー!!!!

林道でひとり喜びを爆発させ、叫ぶ。この状況で叫ばずにいられようか。
18:45。甫与志岳山頂から降り始めて2時間20分の苦闘。ついに夜のとばりが降りるのと同時くらいに林道にたどり着いたのだ。
よく見ると、森の中から林道に降りるところに、「←甫与志岳」と書かれた看板があることに気づく。最後はいつのまにか、閉鎖している岩屋コースを歩いていたらしい。

これで大雨のなか森の中で一晩過ごすことは回避された。
もう真っ暗なので、ここからはスマホのライトで林道を歩くしかない。充電は50%。車の地点まで、1時間以上はかかりそうだが、果たしてバッテリーがもつだろうか。
改めて夜の山でライトの素晴らしさに感動する。まさに救世主メシア。ライトがなければ一歩も歩くことは出来ない。地球上にはもともと何も光るものはないのだ。
月明りでもあればいいが、雨では望むべくもない。

始め林道を逆方向に行ってしまったがすぐに方角が間違っていることに気づき、正しい方向に引き返す。だが、そこからも結構な苦行だった。
なにしろ、分かっていたことだがここは廃林道で、道にはいたるところで草が生え放題となっている。時には背丈以上の草が生えており、それをかき分けて進む。また、草が一面に生えているところは道の端が分からず、あまり道の真ん中からそれると、道から転落する恐れがある。
ある時など、両側から川の音がしていたのだが、危うく端から川に転落しそうになった。
轍だった部分は草が少ないので、そこを選んで進む。

とはいえ、森の中よりは格段に歩きやすい。平らな道に草が生え放題なくらい、いままで歩いてきた森の斜面に比べれば、なんのことはない。

時折草が全く生えていないきれいな舗装道になるが、これがえらく滑る。
午後8時ごろ、林道を歩き始めて1時間ほどで、デジカメがないことに気づく。ついさっき、林道に倒れた倒木の写真を撮ったのだ。そこまでカメラがあったことは明らかだ。
カメラはズボンの左ポケットに入れるので、写真を撮った後カメラをポケットに入れようとしたときに、気づかずに落としたか、それとも歩いている間になぜかポロッと落ちたのか、どちらかだろう。
それにしてもこんな時にまたまた異常事態発生。いままでポケットからカメラが落ちたことなど記憶にない。

まずいまいるあたりの草むらを、スマホのライトで照らしてくまなく探すが見つからない。
最後に写真を撮った倒木の場所に戻りながら、道幅全体を探す。がカメラはが落ちていない。倒木の場所まで戻ったが見つからなかった。
もう一度気づいた場所まで引き返し、探すも、見つからない。デジカメの液晶にライトが反射すればすぐに気づくと思うのだが、金属的な物の反射はない。
結局2往復したがカメラは見つからなかった。いったいどこにいってしまったのだろうか?まず間違いなく、この歩いて5分くらいの区間にあるはずなのだ。
猿か何かが持って行ってしまったのだろうか?
そう言えばさっき歩いているときに脇の暗闇の草むらからザザッと音がしてひどくビビった。動物だろうが、なんだろうか。
九州には熊はいないことになっているので熊の可能性は低いが、なんであれ真っ暗闇では人間は無力である。夜行性の動物たちは目が見えている。
この後、イノシシが2頭、私がライトを照らす目の前を横切っていった。こえぇ。

かれこれ30分くらいさがしたので、スマホのバッテリーが心配となる。ここでバッテリーがなくなったら、今日中に帰れなくなる。
ここでカメラを探すのを諦め、明日明るくなってから再びここに来て探すことに決める。
まさかここまで森の中を彷徨った挙句に、やっとのことで林道に到達して命拾いしたと思ったら、最後の最後でこのような事態に陥るとは思わないではないか。神の差配は慈悲深いのか無慈悲なのか。

車のところに到着したのは、午後9時。途中デジカメを探すのに30分くらいかかってしまったが、暗闇林道を都合2時間以上歩いたことになる。
スマホの充電はまだ30%くらい残っている、2時間ライトをつけっぱなしにしても20%しか減らなかった。省エネじゃないか。良き。

なんとかこの日の活動は終えられた。活動時間は、10:35〜21:00。およそ10時間半。
山で一晩過ごすことは回避したが、明日またカメラを探しに来る羽目となった。
あのデジカメを失くすことは出来ない。ハードは5万円くらいだが、SDカードに収められた写真の数々はプライスレスである。これで万が一カメラが見つからなかった場合、単に5万円を失ったということにはならないのだ。
明日、死んでも見つけねばならない。

それにしても、久々にかなりの緊迫状況を体験した一日となった。

帰り道、今日中に帰れる喜びと、カメラをなくした無念がないまぜになりながら車を運転する。
あまりにも腹が減ったので、志布志のすき家に寄る。さすがに家でこれから飯を作る元気はない。
だが、コロナのせいですでに閉店していた。もう夜の10時である。
が何とテイクアウトはまだやっていた。
牛丼をテイクアウトで買い、串間に着いたのは午後10時半。
シャワーを浴び、天国のような暖かい布団で丸太のように眠る。
下手すると森の中で雨の中一晩過ごさねばならなかったことを考えれば、終わり良ければすべて良しである。
デジカメ失くしたけど。
2021/9/10 (Fri.)

四万十川の沈下橋(高知県四万十市)

沈下橋の上から釣りをする子供たち

漫画版エヴァ全巻到着、しかし  
晴れ@串間市

ヤフオクで落札した漫画版『新世紀エヴァンゲリオン』全14巻が到着。
しかし、14巻限定版の特典の一つであるブックエンドが同梱されていない。
出品者に尋ねるが、返信がない。ちなみに、この日以降何度も問い合わせたが、まったく返信は途絶えた。
入札前に、この出品者に、「限定版13巻と14巻の特典は付属しているか?」と尋ね、「付属している」という言質を得たにもかかわらず、だ。

とりあえずもう一度全巻読み直す。いい。より多角的にエヴァという作品を見ることができる。

<後日談>
出品者と全く連絡が取れなくなったので、ヤフーに問い合わせたところ、ヤフーが出品者に働きかけするようなシステムはなく、あくまでも出品者と落札者間で話し合え、とのこと。どうしようもない場合はヤフーの事務局が動くようだが、トラブルを本気で解決する気はあまりないようだ。ヤフーとしても、出品者と連絡が取れなければどうしようもない。
そこで、商品が別物だったり、写真と違ったりして、出品者が返金に応じなかったりした場合は、「商品満足サポート制度」というのがあり、審査を通れば、落札金額が返金される、というシステムがある。
面倒なトラブルは金で解決、というスタンスなのだろう。

私は事務局とやり取りし、この制度に申請した。しばらくのち、ヤフー事務局から「審査の結果、お客様は商品満足サポート制度の対象となりました」との連絡があった。
私が払った3410円は、そっくりペイペイボーナスで返ってきた。しかも商品の返品の必要はないという。

これなら良かろう。特典が手に入らなかったのは残念だが、実質無料で全14巻が手に入ったことになる。
2021/9/9 (Thu.)

四万十川の沈下橋(高知県四万十市)

『ふしぎの海のナディア』  
晴れ@串間市

いままでは、何か芸術作品を批評したりすることは、どうも普通のブログのようで、深い示唆や洞察でもなければ、無意味な文章になると思っていたし、芸術に対する人々の好悪は、それこそ100人100色であり、育ってきた環境や経験してきた事がらによって人それぞれ違うので、自分の趣向を披瀝すること自体に意味はないと考えている。

だが、最近はアニメとか漫画をよく見るので、どうしても語りたくなる。
歳も相応に取ってきたし、一私人の戯言という位置づけで、ここに解禁する(爆)。

『ふしぎの海のナディア』を完視。しかし、これほど回によって作画の質が異なる作品もあるまい。
そして、ナディアとジャンが無人島にたどり着いた頃から、ミュージカル回やら妄想回やら、話の本筋に関係のない水増し回があって閉口する。ガーゴイル全然出てこんし。

さすがに全39話もの連続モノだと、間延びの回があるのは否めないか。『キングダム』第3シリーズのように、ずっと画の変わらない戦場シーンばかりで飽き飽きするのと似ている。
だが、最後の方は怒涛の展開で面白かった。宇宙戦艦ヤマトのように新ノーチラス号が起動し、ネオアトランとの決戦。
アダムや音楽だけでなく、海のモチーフもエヴァに引き継がれているか。

ひとつとても印象に残っているのは、ナディアが決して生き物を料理したものを口にしなかったことだ。それどころか、肉や魚を口にする人々を舌鋒鋭く非難した。
まあ今で言えば、いや当時(1990年)で言ってもベジタリアンということだが、その言動の一貫ぶりは敬服に値する。

確かに、人間は生き物を殺して食料にしなければ生きていけないと考える人もいるし、生き物を殺さなくても生きていけると考える人もいる。
いや、実際にはきっと生きていける。
植物は生き物ではないのか?という疑問は当然ある。

食料のための狩猟は人間が猿から進化したころからの本能であり(多分)、その頃からの食生活は我々のDNAに刻まれているだろうから(多分)、それを文化的な理性で抑えつけることで、一体どういう目が出るのか、さっぱり分からない。
だけど、ビーガンのように動物性の食事を一切摂らない人々は、環境保護と健康のためを標榜しているから、それは現代には必要なことなのだろうという気はする。
2021/9/5 (Sat.)

なかなか趣のある渓相(鹿児島県肝付町)

突然出て来た堰

沢を登っていくと、林道が沢を横切っていた

岩屋林道は廃道化していて、草が生え放題で所によっては藪漕ぎとなる

道を間違えた地点。左から来て、本来なら鋭角に画面右の道
(判然としないが)に入るべきが、そのまま画面手前に歩いて
きてしまった。しかし道には見えない。

沢登り 岩屋川の返り討ち、初ヤフオク  
晴れ@肝付町

今年は8月中旬に長雨が続き、8月下旬になってようやく夏らしくなってきた。
普段ならもう、フジファブリックが言うところの「真夏のピークが去った」9月だが、まだまだ暑い。
ピークは遅れてやって来たのだ。
先週靴が滑って屈辱を味わった岩屋川に再トライする。

前回の場所から11時前に入渓。
先週登れなかったナメ滝はフェルト靴でなんなくクリア。しかし、やっぱり沢の様子が情報と違う。登っていく沢の方角も何となくずれている。

しかし、水量は豊富なので、支沢とは言え、地図に載っていなこともあるまいと、地図上にある川であろうと推測し、そのまま登り続ける。
時々ナメ滝や滝が出てくるが、それほど刺激的なポイントは出てこない。
やっぱり岩屋川右俣のコース情報とは違う。

そうやって違う沢を登っていることが確信になり始めていたころ、12:25。
いきなり前方に堰堤というか、組骨格の堰が出て来た。
こんなものは岩屋川右俣にはないはずだ。ここで「やはり違う沢だったか」と完全に悟る。
堰を左岸側から森を登って超える。

堰を超え、さらにしばらく登ると、沢は突然、林道と交差した。林道上を川が流れているのだ。午後1時前。
ここで地図を開いて位置関係を確認する。岩屋林道はいくつか支線があり、山の中をくねくねと何本かが走っている。

そこでついに私はどこを登ってきたのかを悟った。私が登ってきた支沢には、地図上では川を示す青い線は引かれていない。水量はかなりあるというのに。
大隅半島の沢の水量の豊富さを改めて痛感させられる。房総半島のチョロチョロ沢とは大違いだ。
おそらく、私が持っている地図上の谷地形の場所にはすべて水が流れているのに違いない。だが、青い線が引かれている場所はほとんどなく、おそらく主流だけだ。

ここで私は再び今日の遡行をここで終わることを決断する。沢活動はわずか2時間。再敗北。
ここから林道を歩いて車まで戻ることにする。
靴を履き替えて林道を歩き始める。
完全な廃林道で、道の全幅に渡って草が生え放題のところも多い。時には背丈以上の草が生い茂っている。草をかき分けて進む。

ずんずん歩いていくと、途中でなにか方角が違うことに気づく。会社のスマホでグーグルマップのGPSを見ると、見当と違うところを歩ていることに初めて気づく。
全然違う方向に進んでいるのだ。地図をよく見ると、途中で林道は分岐していて、あまりにも草が生えているので、その分岐点を見逃したらしい。

だが、自分の位置が分かると、このあたりが岩屋川の右俣と左俣が合流地点だということに気づいた。
そこで、しばらく本来の入渓地点を探す。林道にはいくつかのピンクテープがあり、この辺りであろうと分かったので、満足して引き返す。
これで再々チャレンジの準備は出来たというわけだ。

一旦戻り、分岐点を見つける。これは見落としてしまう。
正しい道に入り、車までたどり着いたのは14:20頃。1時間以上歩いた。
ここから今日確認できた右俣の入渓地点までは、歩いて30分ということろ。次は間違えるわけにはいかない。

リベンジ、失敗。
岩屋川右俣はまた来週以降に持ち越し。

まだ時間が早いので、鹿屋のツタヤで映画『さよならジュピター』、『ふしぎの海のナディア』を探すが、置いていないという。
ブックオフに寄ってみると、エヴァの漫画版3巻、5〜14巻が売っていた。1冊たったの110円。
実は昨日、ヤフオクで「エヴァ漫画版全巻14巻セット特典付き」というのに入札したのである。落札できるかどうかは分からない。

この後都城に移動し、ブックオフで再びエヴァ漫画版を探すと、鹿屋でなかった1、2、4巻を含めて9巻あった。鹿屋と都城の2店で、全14巻揃う。しかも1冊110円と圧倒的に安い。どうするか。さすがに初期巻は発売されてから25年くらい経っているので焼けが目立つが、まあヤフオクでも同じだろう。
迷った挙句にとりあえず今日は購入を保留する。ヤフオクでの「限定版の13巻と14巻に付属する特典」というのが魅力なのだ。これはさすがにブックオフでは手に入らない。

都城でもツタヤに行き、『さよならジュピター』はなかったが、『ふしぎの海のナディア』があったので、ユーチューブで途切れていた部分を借りる。『火垂るの墓』と一緒に。先日、高畑勲さんは亡くなった。
アニメを3枚いっぺんに借りると、14泊15日で1枚110円となり、割引となる。

帰宅し、ヤフオクを見ると、私の後に何人かが入札していた。私はさらに上積みして入札返し。
この夜、ついに3400円で落札決定。私にとって、初のヤフオク落札である。送料が1010円で、初のヤフオクなので1000円引きで、合計額は3410円。
ブックオフで買った場合の1540円に比べれば倍、1冊あたり243円だが、やはり特典の魅力には抗えない。
アマゾンの中古全巻セットや、ヤフオクの他の出品と比べると、全然悪くない価格である。
2021/9/1 (Wed.)

死んだふりをする小さなダニ。8本脚。

串間漁協

連休最終日  
晴れ@串間市

5連休最終日だが、さすがに昨日までの弾丸沢登りツアーで疲れ果て、静養に充てる。
先月宿毛で、同僚から耳寄りな話を聞いた。
私はいま小型船舶免許を取りたいと思っているのだが、ネックは船の値段はもとより、船を港などに係留する係留費も高かろうということだ。
だが、宿毛の同僚の1人は家で漁船を持っていて、この手の話に詳しく、こう言った。
「確かに新船を買えば高いけど、いまは高齢となった漁業者が、後継者がいなくて漁船を安値で譲ってくれることも多いんです。まあ、船はピンキリですけど、そうやって手に入れると安く上がります。また、係留費も、田舎の港ならそんなに高くありません」

そうか、そうか。
確かに一理ある。
私も南房総市の元さざえ漁師の釣具店店主と話した際、いまはさざえ漁も後継者がいなくて、廃れるばかり。儲かるのに、と嘆いていた。

だが、まずはそういったつてを探さねばなるまい。

今日、串間漁協に、小型船舶免許の学科・実技講習のことを聞きに行った。
答えは芳しくない。
「以前は漁協で講習をしていたが、いまはもうやっていない」とのこと。
鹿屋にあるマリンスクールと、南九州小型船舶免許センターを紹介された。
近くの港で取れればと思ったが残念。

その後図書館に行くも、蔓延防止措置発令中のため、8月26日〜9月12日まで閉館中だった。
前回来たのが8月24日だったので、その2日後に閉館してしまったことになる。
借りていた本をポストに返却する。
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