HOME > THE WORLD > Ecuador> La Vida de Ecuador > La Gente

Los Ecuatorianos(1)

エクアドル人とは?(歴史的背景)

街を歩いていると、エクアドル人達がいる。そりゃそうさ、ここはエクアドル!
日本人観光客の姿なんて、どこにもない。
エクアドル人とは何者か?これを語る上では、エクアドルの歴史を無視するわけにはいかない。

「混血」
混血だよ、こ・ん・け・つ。日本人の君に想像できるかい?いや、決してできないさ。少なくとも俺にはできないね。全く違うもの同士が交じり合うんだぜ?混血が進んだプロセスは、アジアやアフリカの他の植民地とは全く事情が違う。北アメリカにやって来て同じようにインディアン達を虐殺した、イギリス人を始めとするヨーロッパ人と北米原住民インディアンたちとの関係とも違う。

昔から、エクアドルというか中南米には「インディヘナ」と呼ばれる先住民が住んでいた(彼らの祖先は、アジアから北アメリカ経由で渡ってきたと言われている。アラスカとアリューシャン列島、ロシア極東は大昔は陸続きだったんだよね。そういや、どことなくインディヘナの人たちはアジア人に似てる)。15世紀、勢力を急速に拡大したインカ帝国(ペルーからやって来たインカ族、帝国の首都はクスコ)によりエクアドルのシエラ(山岳地帯)のほとんどが侵略され、支配下に入る。だがこのインカ族は中南米の原住民であり、ほかの南米各部族と人種的にはほぼ同じであった。
でインカ帝国が絶頂期を迎えたちょうどその頃、香辛料を求めてインドを探していたコロンブスが新大陸を発見し(1492年)、その後雨後のタケノコのように、極悪非道スペイン人たちが大挙して中南米に押し寄せて来たわけだ。「南米には黄金郷(エル・ドラド)がある」だってさ。(ちなみに、コロンブスは死ぬまで発見した中南米をインドだと思っていた。それゆえ、南北アメリカの先住民のことを、「インディヘナ・インディアン」と言う。)
金銀財宝を求めてやって来たのさ、奴らは。であっという間に原始的なインカの軍隊を打ち破って、他の中南米のあらゆる地域をも支配することになる。

インディヘナの人々を「動物」くらいにしか思ってなかったであろう、傲慢で強欲で残虐なスペイン人どもは、彼らを虐殺してスペインの植民地を作り上げた。そんでもって彼らに強制労働させ、農作物を作らせたり鉱山で金や銀をスペイン人のために掘らせたりした。(挙句の果てには、18世紀にアフリカから大勢の黒人を南米に連れてきて、奴隷労働させた。)

でなぜ奴らは、インディヘナの人々と混血したのか?誇り高き「ハクジン」だよ、奴らは。インディヘナの人たちなんて、奴らから言わせれば「下等動物」さ。それなのになぜ?

どうやら、スペイン人の征服者達は、男ばっかりだったらしい。ここが、ファミリーと一緒に永住するためにアメリカにやって来たイギリス人達とは違ったわけだ。北アメリカでは、混血など進んでいない。「ハクジン」どもは、インディアンの人々を虐殺こそすれ、子供を作ることなどなかった。
奴らスペイン人の野望は、金銀財宝を略奪して一攫千金。だけど「オトコの欲望」はそれ以上さ、全く奴らこそ「動物」だね。

スペイン人の男とインディヘナの女が子供を作る。その混血が「メスチソ(Mestizo)」。さらにそのメスチソと、スペイン人やインディヘナの人達、さらにはメスチソとメスチソが交じり合う。こうしてスペインの征服からおよそ500年、中南米諸国は混血の人々が住むこととなった。

HOME > THE WORLD > Ecuador> La Vida de Ecuador > La Gente