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ミャンマー日記(2016年12月)
2016/12/31 (Sat.)
カレン州新年祭りと慰労会 晴れ@パアン 
 
パアンゴルフクラブ。1ホールをスタートしようとしているパーティ

カレン族猟師の巨大立像
 
 
ズウェカビン山と牛と空と枯れ田
 
大晦日カラオケ大会
 
 
2017年の到来を祝う

大晦日。今朝は9時に起きたのだが、室温は何と24.7℃。昨晩はあまりに涼しいので窓を閉め切って寝たのだが、その状態で朝9時に24℃台。ということは、外は夜明け前におそらく20℃くらいまで下がったのではなかろうか。

さて、ミャンマーでは西暦の年末年始は特に休みではない。
よって年末年始気分が薄い。カレンダーは、30日金曜も、1月2日月曜日も平日である。

大晦日の今日は土曜日なので私は休み。明日元旦は日曜なので休みである。

午後2時、29日の「カレン新年の日」から始まった、カレン州新年祭りに出かけてみた。
外は日差しが強いが、明らかにここ数日で空気が入れ替わっている。涼しい。湿気もない。

途中、パアンで唯一のゴルフ場、「パアンゴルフクラブ」があるので、そのまま自転車でふらふらと中に入ってみる。クラブハウスは6角形の2階建ての建物。中にはほとんど廃店したような店があるだけ。一応ボールなどのゴルフグッズが売っているが、いつ入荷したか分からないほど古く、ショーケースは汚れ、全く商売をしている感じはない。
その他には何もない。2階には上がらなかったが、レストランか喫茶店かなんかがあってもよさそうだが。
何人かのゴルファーがいた。3人組はこれからスタートするらしい。その他にも午後のこの時間、何人かのゴルファーが車でやって来て、準備をしている。
いずれも思った通り、割と裕福そうな40代以上のオヤジばかりである。この国でゴルフをやるような人は、当然富裕層だろう。
コース図を見ると、どうやら9ホールのようである。
キャディーは、おばさんから若い女性まで、結構待機している。

クラブハウスの近くを、ヤギの群れを連れたヤギ飼いのおじさんが歩いている。
ヤギたちは地面に生える草を食べている。
ゴルフ場と言う場所は、ヤギや牛飼いの人たちにとっては宝の山のようなものだろう。草が豊富なのだ。だがもちろん、コース上の芝生を食べることはできないに違いない(笑)。

ゴルフ場を後にし、カレン州新年祭りの会場へ。自転車でパアン中心部から30分ほど。会場のタンガレイ地区に着いたが、会場にはほとんど人がいない。

土の地面にはごみが散乱し、露店や臨時食堂は、開店休業状態。店の人たちはシートで影を作ってそこでダベったり、昼寝したりしている。
メリーゴーラウンド(手動)などのアトラクション機材も、シートをかぶっている。夜の営業に備えているのだろう。
どうやら、この祭りは夜のみの祭りらしい。

この昼の風景は、祭りの会場と言うよりは、さながら難民キャンプのようである。

巨大なカレン人の人形が屹立している。高さは10mくらいか。カレンの民族衣装を着、パイプを咥え、犬を従えている。猟師のようだ。

祭りの客はいないが、この巨大な人形と一緒に写真を撮る人々が次々に車でやって来る。この広場はとても広い空き地なので、遠くからでもこの人形は視認することができる。去年はなかった。一つの目玉だろう。カレン族の結束を固めるための一種の象徴として作られたに違いない。

入口の地区の一画には、展示コーナーがある。パアン近郊の写真が展示されていたが、なかなかいい写真があり、楽しめた。
また、カレン族の歴史や現在の活動などを展示している。

祭りの会場はだだっ広く、ここからはズウェカビン山のギザギザの稜線が丸ごと見える。
手前の枯れ田では牛たちが草を食んでいる。穏やかな風景。

帰り道、パアン空港の滑走路に入れたので入ってみた。パアンにはこの小さな空港があるが、現在は使われていない。昔、軍とかVIPとかが使ったのだろうか?日本軍が占領していたころにはなかったかしら。
そもそもパアンでは空に飛行機の姿を認めることがない。国際線も国内線も、パアン上空は飛行ルートとなっていないようである。

飛行場の横では、牛を放牧させているおじさんが、牛と一緒に移動している。牛たちは、飛行場の滑走路の横に生えている草を無心に食べている。
もはやここは飛行場ではない

おじさんは、牛たちに草を食べさせながら、離れたところに座って休んでいる。私が前を通りかかると、気さくに挨拶してくれた。私も挨拶を返す。

カレン州新年祭り会場 映像①
カレン州新年祭り会場 映像②



夜。大晦日の今日、スタッフ忘年会を開催する。これは私が発案したのではなく、スタッフたちが考えた。1月が新年という意識が希薄なミャンマーでは、12月に忘年会という感覚はないので、「スタッフ慰労会」と言った方がふさわしいだろう。
今月は9日に卒業式があって以来、1月9日の次期訓練生の入学式まで、生徒が学校にいないため、いつもは毎日忙しい食堂の料理人や警備員は割と暇を持て余している。
たまにはいいだろう。彼らは毎日の長時間労働だ。

場所は、エバーグリーンと言うカラオケルーム。カラオケ部屋が何棟も立っていて、人々はそこで飲み食い、歌う。カラオケはこれまた世界の合言葉。
参加者は、20人くらい。
8時前にスタートし、始めから警備員の一人が大声でがなり立てている。しばらくするとみんな酒が回り、次から次へと歌い始める。
11時頃には、宴もたけなわ状態と化し、カラオケルームの中でみんなで曲に合わせて激しく踊り出す。
なんだ、やっぱりカラオケはミャンマーでもこうなんだな。
日本のカラオケボックスのノリと同じ。大声で歌い、踊る。私得意のタンバリンはなかったが、私も曲に合わせて踊る。

日本語の曲はなく、英語の曲も歌えそうなのがなさそうだったので、結局私は歌わなかったが、大いに楽しめた。スタッフは私に歌わせようとしてくれたが、まぁ、よかろう。曲は切れ目なく入っていたし、みんなが楽しめればそれでいい。
12月9日に訓練生が卒業して、いまは学校に生徒はいないので、警備員や料理人(訓練学校は全寮制なので、食堂では、毎日3食訓練生に食事を出す)は仕事が少ない。普段なら彼らは仕事があるためこういう宴会に参加しづらいのだが、今日は多くが参加できた。

11時40分、まだみんな歌い足りない感じだったが、カラオケはお開き。年越しカラオケじゃないのね。多分、時間制なのだろう。入ってから約4時間が経過している。
外にあるテーブル席に移動し、残りのビールを残った9人くらいで飲む。他の人は帰宅した。
12時。年が変わるとき、このカラオケ施設では花火を打ち上げて2017年の到来を祝った。
改めて乾杯。西暦2017年がやって来た。

午前1時。楽しかった宴は終了。
今年もミャンマーで年越し。日本にいた時のようなカラオケでの年越し。

カラオケ 映像①
カラオケ 映像②

カラオケ 映像③
カラオケ 映像④

新年 映像
2016/12/30 (Fri.)
お経再び 晴れ@パアン 

ミャンマーでは西暦の年末年始は特に休みではない。
よって今日金曜日が我々の団体の仕事納め。そういう感覚は全くないが。
来週は1月2日の月曜日から普通に仕事。

ところで、昨晩、再びの悪夢。近くの寺から夜通しのお経が、スピーカーを通した大音量で流れてきたのだ。音量が大きかったため、度々目が覚め、深い眠りにつけなかった。
カレン新年を祝うお経だろうか?

ミャンマー人の同僚に聞くと、何やら仏教または仏陀関連の日らしい。
仏陀に対する憎しみが湧いてくる。
宗教家が人々の安寧を妨げてどうすんだ?完全なる睡眠妨害じゃないか。

今日は1日とても涼しかった。日中は30℃近くまであったと思うが、朝晩は、ひんやりしている。
今これを書いている夜の12時前、窓を閉め切って部屋の温度は26.2℃。湿度は51%。
もう涼しいというよりは、寒い。外は半袖半ズボンでは寒い。
2016/12/29 (Thu.)
カレン新年 晴れ@パアン 

チャイン山とズウェカビン山
 
カンタヤー湖畔で遊ぶ子どもたち

 寺院の入り口両側に設置された重ねガエル

今日はカレン族の新年で、政府休日。なぜかミャンマーで数ある民族の新年のうち、カレン族の新年だけが、ミャンマー全体の祝日となっている。他の民族は、ビルマ族と同じ、水祭りの時期(4月中旬)が新年だからだろうか?

今日は昼過ぎに飯を食いに出かけ、ついでに床屋に行った。2か月ぶり。
すぐ横にあったレストランに初めて入る。中華チックな店だが、どうやらイスラム教徒向けらしい。肉は鶏肉のみ。だが、メニューは割とある。チャーハン、麺、酢豚や肉野菜炒め、チキンライス(白飯の横に野菜と鶏のから揚げが載っているもの)など。
チャーハンを頼んだ。上に目玉焼きが載っている。トマトときゅうりのスライス、スープがついて1800チャット。味も悪くない。めっけもんだ。

その後、しばらく自転車で街を走る。
白人観光客の姿がやたらと目立つ。乾季に入り、朝晩の気温も下がって過ごしやすくなったからだろう。日本人の姿は一向に見かけない。

カンタヤー湖の周りはだいぶ以前と変わっていた。湖畔の道沿いを整地してコンクリートで固め、広い駐車場ができていた。そして、そこの片隅にいくつかの遊具が設置され、子供たちが遊んでいる。ミャンマー特有の遊具だ。マンダレーでも似たようなものを見た。
祝日だからだろう、湖畔には多くの人が繰り出している。若者グループ、家族連れが多い。
湖にはたくさんの白鳥ボートが浮かんでいる。

カレン州政府庁舎の横の広場では、新年の式典が行われた後らしく、ステージの前にミャンマー得意のプラスティック椅子が整然と並べられていた。
きっと、カレン州知事が祝辞でも述べたのだろう。
広場の一画にはカレン州祭りの時のようにどこかの組織が展示スペースで活動紹介をしている。また、農業系の実物展示がある。昔の大八車みたいなもの、稲わらや稲の種子みたいなものが積み上げられている。

今日から、パアン郊外のタンガレイ地区にあるこれまただだっ広い広場で、新年の祭りが行われる。先月のカレン州祭りといい、カレン州の人々は祭りが大好きだ。
こちらも今日から5日間行われるらしい。会場にはカレンの民族衣装を着た、10mはあろうかという巨大な人形が設置されている。この場所は毎日の我々の通勤道路の途中にあるので、昨日確認したのだ。

土曜日にこの新年祭りに行ってみようと思う。
注目のイベントはやはり、キックボクシングである。タイからボクサーを招き、タイ対ミャンマー、みたいな盛り上がりがあるらしい。


雨季が終わり、雨は止んだが、11月、12月の部屋の湿度はほとんどの時間60%~80%を指していた。しかし、昨日から湿度が低く、過ごしやすい。40%台を示している。

これから1月、2月は1年で一番いい季節である。
最高気温は30℃くらいあるが、最低気温がどんどん下がり、一番低い時で15℃くらいになる。
ちなみに今の最低気温は22℃~25℃くらい。日に日に下がってきている。

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