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ミャンマー日記(2016年7月)
2016/7/9 (Sat.)
ネピドー、高速道路、雨季 雨@パアン 

高速道路を通学する生徒 自転車 ⇔ 徒歩 
 
道もすぐに水浸しになる
 
水の浮いた道を傘をさしてバイクに乗る (パアンのダウンタウン)

出張で7日木曜日からネピドーへ出かけた。パアンから8時間かかる。
相変わらず、廃墟のような街だ。片側4車線くらいある広々とした道には、まったく車が走っていない。大いなる無駄。中央アジアの国々の首都の様子に似ている、

ミャンマーでは「高速道路」というものはあまりないが、唯一、国の主要都市を結ぶ中央部に走っている。ヤンゴンからネピドーを通ってマンダレーに至る道である。

この道は高速道路としての質は、まぁ可もなく不可もなくというところで、あまりの大雨になると道に水が浮くが、その他は、日本の道路のスムーズさには及ぶべくもないものの、相対的にミャンマー国内の他の小道に比べれば大分いい。

この高速道路で特筆すべきことと言えば、放課後の学校帰りの子供たちが路肩を歩いていたり、自転車に乗っていることである。いやあ危ない。
また、高速道路の脇には柵や塀はなく、すぐに草原や田んぼが広がっているため、路肩に水牛や牛が歩いている。これも時々道路の近くまで近づいていることがあり、危ないったらありゃしない。

雨季が始まって1か月あまり、本格的な雨がほぼ毎日降っている。
雨季にミャンマーは、水の中に沈む。
あるがままの地形が、水に侵されていく。小さな池のようだった窪地が、見渡す限りの湖に変わる。
道は水に沈み、通行不能となる。
あまりに大量の雨が降るからか、治水という考えはほとんどないように見える。
そんなお金もないか。

村に住む若者たちの話を聞くと、少し郊外に行くと、道は雨季にすぐに冠水し、最悪通行不能となる。その場合、ボートが新たな交通機関になることも多いようである。そうなると街に行くのにえらく時間がかかる。雨季は、ミャンマーの田舎人にとって、そういう季節である。

ミャンマーの人たちは、他の東南アジア諸国と同様、多くがバイクに乗るのだが、雨季には傘をさして乗る。合羽やレインコートを着ている人もいるが、2人乗り、3人乗りでは運転者以外の人が傘をさしていることが多い。一人乗りでも傘をさして乗っている人もいる。
危ないと思うのだが、お構いなし。
彼らの実利主義というかしたたかさというか奔放さが現れた事例であろう。

大東亜戦争時の日本軍も、このミャンマーの容赦ない雨季に悩まされた。軍隊は、時に道なき道を行く。ジャングルや山塊を縫うわけである。毎日野営しなくてはならないとき、この雨は厳しい。
当然ビルマ方面軍も各軍・師団も、雨季の作戦行動は回避しようとしていたし、相手の連合国側も雨季には動きが鈍かったという。
この豪雨の中、重い背嚢を背負って行軍し、生死を賭けて敵と戦い、日本から遠く離れた土地で、雨に打たれて死んでいく。
想像を絶する。

とにかく、ミャンマーは雨季真っ只中である。
最高気温はだいたい30℃~35℃、最低気温は、25℃~28℃くらい。
部屋の湿度は常時70~80%。

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