HOME > Myanmar > Myanmar_Diary 2016 > July 2016_(3)
ミャンマー日記(2016年7月)
2016/7/24 (Mon.)
中国人に間違われる、英語 曇り時々雨@パアン 

雨季の空 (パアン) 
 
雨季の晴れ間 (パアン)

こないだネピドーに出張したとき、ホテルのレストランで、女性従業員に、中国語で話しかけられた。つまりはこの女性は私のことを中国人だと思ったのだ。おそらく、このホテルには中国人が多く泊まるのだろうが、僕の風貌が彼女には中国人に見えたに違いない。
ヤンゴンのコンビニでも、レジのネーちゃんが僕に向かって中国語だか韓国語を話しかけてきたことがある。

ミャンマーで僕は一番韓国人に間違えられる。
僕が「日本人だ」というと、割と驚かれることもある。

以前何度も書いたが、僕がエクアドルにいた頃、街を歩けば「チーノ(中国人)」と声をかけられ、ムカついたものである。エクアドル人は、誰一人として中国人、韓国人、日本人の区別がつかない。無理はない。身近でないのだ。日本人だって、エクアドル人とボリビア人とペルー人を見極めろと言われてもできっこない。
彼の国に東アジア人は少ない。よって、彼らは、テレビで見たブルース・リーやジャッキー・チェンといった東アジア系人物が、日本や韓国や中国に住んでいると考えている。日本も韓国も中国も同じ国だと思っている節が強い。

東南アジアでは、日本から近いし、多くの国には昔日本軍が進駐したこともあり、日本人は南米よりは身近な存在だろう。また、日本や韓国のドラマ、中国の映画なども衛星テレビで頻繁にかかる。
よって、少しは日本人がどんなものか知っているだろう。

ミャンマーでは、ずっと軍事政権だったので、メディアの情報や旅行者も少なかったに違いない。よって、人々はそれほど日本人と韓国人の違いなどを認識していない。

まあ、くどくど書いたが、結局僕が実際のところは中国人に似ているのかもしれない。
僕はミャンマーでは普段眼鏡をかけているので、そうすると我ながら韓国人に見えなくもないとも思う。

話は変わる。パアンは郊外に、洞窟寺院や山など、割と観光資源があり、白人観光客が年々多くなってきている。時々彼らとバスなどに乗り合わせると、英語がミャンマー人に通じなくて逆切れしている白人を見かける。ゆっくりはっきりと単語を言っても相手のミャンマー人は理解してくれない。
こんな経験は僕も何度もあり、時々イライラすることがあるが、これは良くない。

外国で英語が通じるなどというのは妄想である。「英語は国際語」なんてチャンチャラおかしい。
僕らは、そういう教育を受けてきているので、外国では英語が通じると思っている。全くの誤り。
確かに、英語というのは、全世界で、中国語の次に話す人が多い言語ではあろう。国際機関とか、国際学会とかで使われる言語は英語だし、各国の初等・高等教育で、第一外国語として学ぶのは英語である国がほとんどだろう。国際線の飛行機に乗っていても、乗客が理解しようがしまいが英語のアナウンスが流れるし、NHKの海外放送の言語は英語である。
しかしながら、英語が通じる国は、英語が母国語の国だけである。もちろん、例えば昔イギリスやアメリカの植民地だった国は英語を話す人が多い、といった具合に英語の通じる程度の差はあるが、普通は通じない。南米、アジア、中東。ヨーロッパだって僕がパリに行ったときは、英語を解さない人はたくさんいた。日本だって、通じないじゃないですか。まぁ、中高で英語を学んでいるので、片言くらいは言える人が多いのも事実だが。

まぁそんなわけで英語は国際語だとみんなが思っているので、海外に行くとみんななぜか英語を話そうとする。が、通じなくて逆ギレするなど筋違いも甚だしい。

英語が通じないときの技術を持っていなければ、楽しい旅はできない。
英語が通じないときに何とかするのが、海外の旅の楽しさでもある。

HOME > Myanmar > Myanmar_Diary 2016 > July 2016_(3)