HOME > Myanmar > Myanmar_Diary 2014 > June 2014_(3)
ミャンマー日記(2014年6月)
2014/6/30 (Mon.)
雨季 曇り時々雨@パアン
 
カブトムシのような甲虫。カブトムシ?

雨季。毎日、長時間雨が降る。
ヤモリが家中の壁を駆けずり回っている。家の中、外の壁にいたるところに現れる。この時期、彼らにとっては大量の餌が発生している。その分ヤモリの数も相当増えたようである。彼らはトカゲに比べて機動力で劣っていると思っていたが、どうして、壁を走る最高速は凄まじいスピードだ。
近頃では僕の部屋の机の上にまで現れ、僕の目の前で小さな虫を素早い動きでパクリと食べた。彼らの行動を見ていると、人間が現れるとすぐにそそくさと逃げていくことが多いので、元来臆病なように見えるが、どうして、大胆な面も持ち合わせている。いや、ただ腹が減っているだけか。空腹では人間のリスクも関係なし。
それにしてもヤモリはよく見るとお化けのようである。そして色白のものは白子のようで、突き出た目が怖い。いやぁ、不思議な動物だ。

カブトムシみたいな大型の甲虫が明かりに向かって事務所の部屋に飛び込んでくる。もう彼らは正気じゃない。体を制御できていない。壁に何度もぶち当たりながら部屋中を錯乱したように飛ぶ。そして着地すると、ひっくり返ってしまって起き上がれないのだ。足をずっとバタバタさせて裏返ろうとするがずっと裏返れない。時々何かの拍子でひっくり返ると、またすぐに羽を広げて狂乱飛行を始める。そしてまた着地してひっくり返る。この繰り返し。そして翌日死体となっている。
一体どうしちゃったのだろうか。虫たちは。何かに憑依されたかのように体をコントロールできない。そして、その錯乱状態のままエネルギーが尽きたからか、死に至る。不可解な死。一体虫の集光性の裏に何があるのか。誰か教えてほしい。

夜、カエルの大合唱がとてもうるさい。郡山に住んでいた頃に近くの田んぼから聞こえてきた合唱とはボリュームが違う。それに何種類かのカエルが混じっているようで、声は一様でない。この音量は尋常じゃない。カエルが異常発生か。いや、この時期この場所では普通なのだろう、きっと。

カビが猛威を振るい始めた。何しろ毎日が高温多湿状態であるからして、カビには絶好の繁殖環境だ。まずやられたのは革製品。革のベルト一面に緑色の粉をふいたようにカビが発生。そしてかばんの革の部分も同じく緑色になる。スーツケースの中に入れっぱなしにしてた革の財布もところどころ緑色になっている。
2014/6/27 (Fri.)
訓練生たちの礼儀 曇り時々雨@パアン
 
座り込んで先生方を拝む生徒たち

いよいよ明日は、私が働く技術訓練学校の記念すべき第1期生の修了証書授与式。修了前夜、訓練生たちはすべての先生を呼び出した。先生に対する感謝の意を表するためである。これはミャンマー独特の儀式らしく、この国では、生徒の先生に対するリスペクトというのが、相当なものであることを表す習慣である。
夜8時の学校。私を含めたすべての先生が並んで椅子に座る。その前に、訓練生たちはみんな座り込んで、先生たちに向かい、土下座のようにして頭をつけんばかりにひれ伏す。何度かそれを繰り返した後、代表の生徒が何事かを唱和しはじめる。それに合わせて他の生徒たちも唱和する。先生に対する感謝の言葉なのだろう。そして再びひれ伏す。
生徒の謝意表明がひとしきり終わると、一人一人の先生方から、贈る言葉。そして最後は、生徒たちから、先生方一人一人にロンジーのプレゼント。私ももらった。うれしい。

以前参加した仏教の儀式でも同じような光景を目にした。人々は、僧に向かって土下座して礼をし敬う。この国では、僧、先生は大変尊敬される存在なのである。みんな土下座して敬意を表するほどの。(それほど尊敬される僧でも、2007年に発生した僧侶デモでは、軍事政権により多くが逮捕され、弾圧されることになる。もちろん政治と宗教は違うわけであるが。)

僕は学校運営というのは初めての経験だが、先生って、毎回このような思いをして生徒を送り出すのかということを知り、ちょっとだけ先生の矜持が分かった気がした。

翌日および後日談:
6月28日土曜日、彼らの修了証書授与式は無事終了。6か月間のパアンでの生活を終え、この土日で訓練生たちはそれぞれの故郷に帰って行きました。
2014/6/25 (Wed.)
終戦 曇り時々雨@パアン
 
せみ。小さい (パアン)

今朝、ミャンマー時間の午前2時30分からワールドカップサッカー日本の最終戦、コロンビア戦があった。ギリシャ戦と同じで見れなかったが、朝は事務所に電気がなかったので、試合結果をネットで確認できずに外出。
昼過ぎに外出から戻り停電が回復していたのでネットで確認してみると、何と1−4の惨敗。あっけなく日本のワールドカップは終わった。

1998年の初出場からこれで、1次リーグ敗退(1998)→決勝トーナメント進出(2002)→1次リーグ敗退(2006)→決勝トーナメント進出(2010)→敗退(2014)と交互に来ているので、次回2018年のロシア大会はきっと決勝トーナメントに進出できるでしょう。

HOME > Myanmar > Myanmar_Diary 2014 > June 2014_(3)