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ミャンマー日記(2015年11月)
2015/11/9 (Mon.)
総選挙結果速報 晴れ@パアン
 
赤唐辛子

どうやら選挙は、アウンサンスーチー氏率いるNLDが圧勝のようだ。単独過半数を取れるかどうかが焦点だという。
日本なら当日夜には大勢が判明し、翌日には当選者が決まっているが、ここミャンマーではそうではないようだ。選挙結果が発表されるのがいつになるのか、よく分からない。

<11月15日追記>
どうやらNLDは、軍人議席を除いても単独で過半数を取れる議席を確保したようである。今回の総選挙の投票率は80%を超えたそうである。すごい。
現大統領のテインセインも、国軍司令官も、「今回の選挙結果に従う」との意向を発表している。
いよいよ政権交代か。まぁ、新しい議員と大統領は、来年の4月かららしいが。

それにしても、アウンサンスーチーNLD議長は、憲法の規定により自身が大統領になれないため、「自分は大統領の上の存在となる」という訳の分からんことを言っているそうな。ま、憲法を改定すればいいのだが、時間がかかるのだろうなぁ、きっと。
2015/11/8 (Sun.)
総選挙投票日 晴れ一時雨@パアン
 
我々のスタッフ宿泊所から最寄りの投票所。小学校。
 
投票所での投票の仕方を表示した張り紙

TVの開票速報。右奥に写っているのが、例の収納ケース投票箱 

ついにやってきました、5年ぶりの総選挙の日。日曜日。

面白いことに、昨日7日土曜日、街を歩くと、もうすべての選挙ポスターが撤収されてしまっていた。
どうやら、選挙活動は金曜日で終わり、ということらしい。

午後、近くの商店街の様子はいつもと変わらない。

私が住んでいるスタッフ宿泊所の近くの小学校が、投票所となっていた。田舎の小学校である。どうやら日本と同じく、主に小学校とか、公共の施設が投票所となっているようである。
もう午後だけに、投票する人はあまりいない。時々、やって来ては狭い平屋の校舎に入っていく。

小学校の壁には、「投票の仕方」を図解したポスターが掲示されている。投票の流れが説明されている。日本の投票とそう変わらない。まず受付をし、その後投票用紙に記入して投票箱に投入する。
このポスターの写真を撮っていると、係員のおじさんから、「ここは撮影しちゃだめだ」と注意される。当然だ。外国人が投票の様子を写真で撮って、フェイスブックででも拡散したら、国際問題になりかねない。何しろ、今まで民主的な選挙などほとんどなかった国である。
ちなみに、今回の選挙には、外国政府やNGOの視察団が、大挙して選挙を観察しているという。

投票所となっている校舎の中をのぞいてみる。校舎は平屋で、広いスペースに、受付が3か所ほど、、投票場所が3か所ほど区切られて設けられている。投票箱を見ると、プラスティック製の収納ボックスである。よく衣類とかを入れる、蓋のついたアレである。驚く。あんなに簡単に開閉できるものが投票箱でいいのだろうか?

夜、テレビを見る。開票の様子がニュース番組に映し出されている。例のプラスティックの収納箱から投票が取り出され、読み上げられ、記録されている。

ヤフーニュースを見ると、夜9時時点の開票では、アウンサンスーチー氏率いるNLDが大勝の勢い、とのこと。上院、下院で過半数を取れば、NLDから大統領が選出されることになる。そうなればまさに歴史的な出来事だ。

大きな混乱もなく、無事に選挙が終わったようである。日本の選挙風景とあまり変わらなかった。
次は結果発表がどうなるか。
2015/11/3 (Tue.)
選挙戦終盤 晴れ@パアン
 
NLDの選挙ポスター ⇔ 拡大
 
 
 

いよいよ次の日曜日が投票日。選挙戦も終盤。
こちらの選挙戦はというと、立候補者のポスターが、おそらく政党ごとに街の辻々各所に立てられている。日本だとその地域の選挙区の立候補者のポスターがすべて1つの看板に貼り出されるが、こちらでは政党ごとである。
大政党は、候補者を5人も6人も並べて、巨大なポスターを立てている。一方、候補者一人とかの小政党は、1名の顔写真の小さなポスターである。小さいので、木や電柱などに貼り出しているのもよく見かける。

そして、毎日のように各政党ごとに街宣車が車列を作って大きな音で音楽を鳴らしながらの自党への投票を呼び掛けている。が、別にその政策をアピールするでもなく、ただただ音楽を大音響で鳴らしているのみ。NLDなどは、「NLDの歌」なる歌があって、これを繰り返し街宣車から流している。

日本だと駅前や公共施設前などで、候補者が拡声器で通行人に向かって自分の政策を一生懸命アピールするものだが、ここではそのような現場に遭遇したことがない。NLDは各地で候補者が支援者を集めて演説というか、決起集会のようなものをしているようだが、パアンでは見かけない。
大衆は、各党の政策をどれだけ知っているのだろうか?多分、ほとんど知らないのではないだろうか。
あるミャンマー人が言っていた。
「誰がどんな政策を掲げているのか、よく分からない。」
一応新聞やジャーナル(週刊の新聞みたいなもの)には各党の主張が載っているようだが、一般大衆がどれだけそれを読んで知っているか。テレビでも政見放送なんかきっとやってないだろう。テレビ見ないから分からないが。

みんなほとんど気分的なもので投票するのだろうか。

 
 


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