2016/11/26 (Sat.)
キューバ フィデル・カストロの死 晴れ時々曇り@パアン

キューバの首都、ハバナの青空書店。
ゲバラとカストロの本が並ぶ。 |

ハバナの風景(キューバ) |
今週は1週間ヤンゴンに出張していた。土曜日の今日の午後、パアンに戻った。
さて、昨日の大ニュース。キューバの革命家、元議長のフィデル・カストロ氏の訃報。11月25日逝去、90歳だったという。
ついに最後の革命家がこの世を去った。
カストロとチェ・ゲバラのコンビは、私の印象では、例が卑近で恐縮だが、ジョン・レノンとポール・マッカートニーのようなものだ。両者は圧倒的な才能を持ち、その能力がお互い異なっているという二人のコンビ。
二人は1957年にメキシコで出会い、1959年にキューバ革命を成し遂げた後、1965年にゲバラがキューバを離れるまで、わずか8年ほどの関係だったが、私にはこの二人はとても深い絆で結ばれていたように感じられる。
革命後、カストロは政治家としてキューバの国造りに邁進し、反アメリカを貫き、キューバ危機などの苦難を乗り越えて、貧しくはあるが、立派な国を造り上げた。
一方のゲバラは、しばらく政府の大臣を勤めていたが、革命家としての血がうずき(政治の水が合わなかった)、カストロと袂を別ってキューバを離れ、アフリカで戦い、そしてボリビアに死ぬことになる。
革命を起こした責任者として、キューバ国民のため、とにかく国を確立するために実務に奔走したカストロに対し、ゲバラは自分の思いを貫いて最後まで革命家として闘い、ボリビアの山中で処刑された。
ゲバラが死んだのが1967年。満39歳。カストロの死はその49年後。2016年、満90歳。
死ぬまで革命家としての信念を貫いたこと、そしてその劇的な人生から、世界では圧倒的にゲバラ人気が高い(坂本龍馬人気に同じ)が、カストロが国の元首として成し遂げたことは、計り知れない。
カストロが死に、二人の革命物語は完結した。
私のキューバ旅行の模様はこちら。
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2016/11/25 (Fri.)
ヤンゴンのとんかつ屋と、最悪の大阪王将 晴れ@ヤンゴン

「とんかつ」と言う名のトンカツ屋 |

これぞとんかつ |
ヤンゴン出張中。
金曜日、先日知り合ったメカニックのA氏と夕食に出かけた。彼には社用車があり、私の滞在する場所まで車で迎えに来てくれた。
A氏はヤンゴン在住だが、ヤンゴンに来たらやっぱり日本食、ということで、A氏推薦のトンカツ屋に行った。
その名も『とんかつ』という店。店の外観は、「とんかつ」というひらがなが赤く大きく光っていて、ミャンマー人から見たら異彩の文字である。
店内に入る。テーブルが6つほどの細長いこじんまりとした店で、オーナーはミャンマー人だが、10年ほど日本に住み、調理法を学んだようである。
メニューは、日本にあるトンカツ専門店と同様。ロースかつ、ヒレカツ、ロースカツ+エビフライのセットなどの定食に、カツカレー、カツ丼など。これは日本だ。
私もA氏もロースカツ定食を頼む。出てきたのは、日本と同じトンカツだった。肉厚のロースかつ。ヤンゴンのインチキ日本料理店でトンカツを頼むと、ほとんどが薄っぺらなハムカツのようなものしか出てこない。良い。
ゴマをすり、中濃ソースをかける。そして大量のキャベツ。ご飯とキャベツは食べ放題とのこと。素晴らしい。
味もなかなか。これが本物のトンカツだ。値段は6500チャット(約650円)と高いが、これが食べられるのなら文句はない。
A氏とはミャンマー生活、自動車整備のことについていろいろ話す。
ところで、数日前に、よせばいいのに再び『大阪王将』に行ったのだが、やはりここは相当に駄目なことが再び分かった。
前回ダメだとほぼ判明したのだが、今回、せっかくヤンゴンに来たのだからやはり日本食が食べたいということで、近くに他の日本食レストランがなく、魔がさして再び行ってしまったのだ。
今回頼んだのはチキンカツとBセット(ご飯、みそ汁、餃子3個)。チキンカツは、今回もまたメニュー写真とはかけ離れたもので、とても小さく、写真にはあったトマトは載ってなく、キャベツのみ。前回の鶏のから揚げもそうだったが、これって真正の詐欺じゃないか。そしてバカ高。
会計は6325チャット。1の位まであって、どうやって払うんだ?この国では、もう1チャットや5チャット札などはほとんど流通していない。通常見るのは、50チャット札までである。
つまり結局、6350チャットなのである。これも詐欺だろ?私は10350チャットを支払ったのだが、レシートにはお釣り「4025チャット」となっているが、実際に返って来たのは4000チャットのみである。これ、不正会計じゃないか?だったら始めから6350チャットのレシートよこせよ?
この『大阪王将』にはもう二度と、絶対に行かない。
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2016/11/24 (Thu.)
ヤンゴンのスーパー、日本食 晴れ時々曇り@ヤンゴン

常軌を逸した値段 |
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今週は月曜からヤンゴンに出張に来ている。次期訓練生の面接を行うためである。
今日は「国民の日(National Day)」の祝日である。
ヤンゴンの宿泊所から歩いてスーパーに出かけた。「シティマート」というヤンゴンのチェーンスーパーである。
日本食が何か売っていると思って物色しに行った。
清潔で巨大な店内。日本のスーパーと変わらない。パアンにはない代物である。
日本食、あったはあったが、案の定バカ高。カップヌードルが1900チャット(約190円)。レトルト中華丼、牛丼、親子丼がそれぞれ4300チャット(約430円)。おかしいだろ。
お茶漬け6袋入りが2900チャット(約290円)。キューピーマヨネーズなど売っているが、高過ぎて手が出せない。
外国で日本食を買う場合、日本で買うよりも高いのはまぁ普通なのであるが、それにしてもミャンマーの物価、ミャンマー人の購買力を考えると、ほとんど常軌を逸した値段である。
シティマートから宿泊所までの帰り道。線路上を横切る。遮断機も何もない、線路の上を歩けるようになっているし、線路を横切るように細道がついている。
この線路は、ヤンゴン市内鉄道で、安いが車両はボロく、駅などの施設もしょぼい。
ヤンゴン市内はとんでもない渋滞が常時発生しているので、鉄道の果たす役割にもっと期待してもいいのだが、なかなか鉄道整備は進んでいないようである。
しかしながら、日本政府や鉄道会社がヤンゴン鉄道のテコ入れに協力していると聞くし、実際、ヤンゴンでJRマークの電車を見たことがあるので、日本の高度な鉄道技術をミャンマーに移植してほしいものである。
そして、ゴミの浮いたドブ川が粗末な住宅の間を流れている。というか、ドブ川沿いにしか家を建てられない人たちが住んでいる、ということかもしれない。
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2016/11/21 (Mon.)
読経の終り 晴れ時々曇り@ヤンゴン

朝焼けのズウェカビン山(パアン/ミャンマー) |
先週11月14日は満月の日。今年もついに悪夢の読経が始まってしまった。
まだ暑いので窓を開けて寝るのだが、窓からは毎晩、読経の声が聞こえてくる。去年よりは少しだけスピーカーの音量が下がったような気はするが、24時間、絶え間ない読経が続く。人々が寝静まった夜中も関係なく読経が流れる。
注意深く聞いていると、1時間毎に、読経する僧が交代するようである。10時とか11時とかの正時になると、読経の雰囲気が変わる。イントネーションやリズムや朗誦する言葉が変わるのですぐに分かる。
それから1週間。今日、気づくと読経が止んでいた。もう1週間も続くと、だんだん音が流れ続けているのが普通の状態になってくるので、終わったことにしばらく気づかないのである。
去年はこのスタッフ宿泊所に引っ越してきたばかりで1週間の読経が続いたので度肝を抜かれたが、今年は覚悟もできていたし、去年に比べ音量もやや少なかったようなので、悪夢が続くということにはならなかった。
近くの寺院からの読経 音声①
近くの寺院からの読経 音声②
近くの寺院からの読経 音声③ 午前1:30
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