2016/9/30 (Fri.)
体調不良と誕生日 晴れ時々曇り、雨@パアン

雨季の空 (パアン) |
雨季の空2 (パアン) |
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誕生パーティ |
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こないだの日曜の午後から体調が悪い。鼻水が出て、熱っぽく、だるい。風邪っぽい。
月曜、火曜は何とか仕事ができたが、水曜の午後、とても仕事ができる状態じゃなくなり、早退して家に帰った。熱を測ってみると、38.3℃。そりゃ無理だ。
夜はおかゆを食べて眠るも、翌日木曜も状態変わらず。仕方なく仕事を休む。
ミャンマーに来てから2年7か月、38℃以上発熱するのは初めて。
首都ネピドーでカウンターパートとの定期会議があるため、木曜からネピドーに向かう予定だったが、とても行けないのでキャンセル。
木曜も一日中うなりながら寝ていた。だが午後6時になっても38℃以上の熱がある。
このままではまずい。明日は何としても出勤せねばならぬ仕事がある。
ここで僕は意を決して、街の病院に行くことにした。
こちらの医療は、送れている。当然だ。だから極力病院にはかかりたくない。だがこの場合もう仕方ない。
ちなみにパアンには、政府と軍がやっている大きな総合病院があるが、ここは安いだけで、日本人の僕から見るととても病院とは言えない環境である。いままで学校の訓練生やスタッフが何度か病気やケガをしてこれらの病院にかかった際に見舞いに行ったことがある。大部屋のベッドにはたくさんに患者が横たわっているものの、清潔には程遠く、また設備も十分でない。風邪とかマラリアとか、ある程度治療法が確立されている病気ならいいだろうが、少し難しい病気は、これらの病院では到底治せない。レントゲンはさすがにある。CTもあるようだが、技師がいなくて、稼働もおぼつかない状態だ。
一方、街なかには、小さな診療所がいくつもある。これらはクリニックと呼ばれ、いわゆる開業医が開いている小さな医院である。風邪とかありふれた病気なら、こちらに行く方が信頼度は高いようである。診療費は、政府や軍の病院よりも高い。
以前、日本人の同僚が腹を壊しておう吐を繰り返したときにこのようなクリニックに行き、注射一発ですっかり治ってしまったことがあった。
ミャンマーの病院では、すぐに注射をする。風邪でも腹痛でも、注射。薬中心の日本とは違う。また、こちらの薬はよく効くというが、副作用も大きいというのがもっぱらの評判である。
さて、僕はスタッフのバイクの後ろに乗って、近くのクリニックに行った。初老の医師は、僕から症状を聞く。日曜から体調が悪くなり、鼻水、咳、のどの痛み、だるさ、頭痛、そして38℃以上の発熱。
僕がマラリアじゃないよね?と聞いたので、まずマラリアのテストをしてくれた。マラリアのテストというのは簡単にでき、簡易判定キットいうのがある。まず指先から少量の血を取り(ちょっとした針が一瞬出る器具で血を取るのだが、全然痛くない)、それをリトマス試験紙みたいな感じのキットの端に垂らし、それになんかの溶液を混ぜてしばらく待つと、マラリアかどうかが判定できる。
幸い、僕はマラリアではなかった。デング熱は大丈夫かしら?以前、僕の同僚(ラカイン州勤務)が二人もデング熱にかかっている。
でまあ症状から見て風邪だろうということで、喉の奥を見て、聴診器を当て、熱を測った後、医師は僕に聞いた。
「注射打つかい?いやなら薬だけど」
僕は逆に質問する。
「その注射、効くんだよね?」
「効くよ」
「じゃあ、注射お願いします」
結局薬でも注射でも一緒じゃないかと思い、前に同僚が注射でおう吐が一発で直ったことを思い出し、思い切って注射を選択。
腕に割と多めの注射をする。
その後、熱や鼻水や咳に効くという薬を4種類くらいもらい、診療は終了。
費用は10000チャット(約1000円)。ミャンマーにしては高いが、まあ注射に薬ももらったから仕方ない。まして病院で値切るわけにもいくまい。だが、初老の医師は、「いくら?」と聞いて、何の明細も僕に渡さず、しばらく考えて、「10000チャット」というとてもキリのいい数字を言ったから、きっと適当な計算をしているには違いない。
翌30日金曜日。ようやく熱が下がった。注射と薬が効いたのだろうか。
まだ頭が重いが、今日は何としても仕事に行かねばならぬ。
この日、体調が悪化することなく、何とか一日の仕事を終えた。
スタッフハウスに帰ると、なにやらパーティの用意がしてある。ここで僕らの食事を作ってくれ、洗濯をしてくれるドウチョウチョウの誕生日だそうだ。
ミャンマーでは、誕生日の人が、自ら周りの人(家族や仕事の同僚)に何か食事を振る舞う、という慣習である。よって誕生日であるドウチョウチョウが、今日はスペシャルな料理を作って、スタッフハウスに住むスタッフたちをもてなそうというわけだ。
魚、焼きそば、トムヤンクン、など、ずらりと御馳走が並んだ。そしてビール。
僕は体調が完全でないのでビールも飲まず、食欲もなかった。
ドウチョウチョウが帰ってしまってからも、夜更けまでミャンマー人スタッフは歌を歌い、騒ぎ続けた。
僕は9時には上がった。
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