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TEMPLE SQUARE
テンプル・スクエア
ユタ州州都ソルトレイク・シティ。1820年、ジョセフ・スミスが神に啓示を受けたことから始まったキリスト教の一派、モルモン教の総本山の街である。スミスの死後、ブリガム・ヤングに率いられたモルモン教徒たちは、宗教迫害を受け東から西へ西へと逃亡流浪の旅を続け、ついに辿り着いたのがソルトレイクシティである。テンプルスクエアは、モルモン教の総本山教会として、その威容を誇る。
モルモン教でもっとも特徴的な教義は、すでにアメリカ合衆国の法律と相容れないとして廃止されているが、一夫多妻制である。コナン・ドイルの記念すべきシャーロック・ホームズシリーズ第1作『緋色の研究』には、このモルモン教の教義が事件の背景として登場する。
テンプルスクエアでは、いきなり日本人の女の子が声をかけてきた。
「案内しましょうか?」
「(いつもは声をかけてくるすべての人間に対して警戒心を怠らない俺だが、日本人にこんなところで会うとは思ってもいないので、しかも女の子に声をかけられたのでちょっと自分を見失いつつ)あっ、じゃあお願いします。」
彼女は、30分程度テンプルスクエア内の各見所を解説付きでガイドしてくれた。だが、そのガイドが終わる頃にはもう俺は彼女の正体が何者であるか気付いていた。
そう、彼女はもちろんモルモン教徒。案内し終わった彼女は、やはりおもむろに俺が予想していた言葉を口にした。
「あの、モルモン教に興味ありますか?あるのならパンフレットとか差し上げますけど・・・。」
「(やはりそうかとガッカリしつつ)いや、俺宗教に興味ないんで。ガイド、どうもありがとう。」
そういえばここには、他にも白人系の女の子ガイドが数人観光客に声をかけていた。つまりは、宗教勧誘である。日本人は見たところ一人だけだったが、勧誘といえば甘い声でささやく女性の役目、と相場が決っている(笑)。
彼女と別れた後にある建物の中で見た、モルモン教の初期を描いた映画「Legacy」はなかなか見所があった。東海岸からソルトレイクシティにたどり着くまでのブリガム・ヤングの苦難の旅の様子が描かれていた。
| テンプル・スクエアを上から見た図 テンプル・スクエア東側にあるLDS教会本部ビル の26階の展望台から見たテンプルスクエア。 6本の尖塔を持つソルトレイク・テンプルの奥に 見えるドーム型の建物は、大礼拝堂。 |
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| ソルトレイク・テンプル正面から この建物は、モルモン教徒しか入れない。 |
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| 大礼拝堂 TABERNACLE この写真は、大礼拝堂内にある、 世界最大級のパイプオルガン。 |
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