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エクアドル日記(2004年2月)
2月27日(金) 曇り時々晴れ

今日の夜は、日本からやって来た技術コンサルタント会社の人達が、SECAPのスタッフを誘ってくれ、レストランで食事をした。校長を始め、主任や課長(役職名は適当)、そして俺たち協力隊員3名。
昨日も書いたが、彼らはJICAから委託を受け、来年日本の無償資金援助により機材供与を受けるエクアドル国内の技術系の各学校の現状調査をしに、はるばる日本からやって来た。
さすがジャパンマネーは強い。我々が集まったのは、クエンカでも最高級の部類に入るレストランだ。もっとも、最高級と言うのは値段から見てのことで、肝心の料理の質は不味くはなかったが大したことはなかった。
今回の調査団で一番若い、20代と思われるちょっと大江千里に似ている人から、お土産だと言ってマイルドセブンの3mg(エクストラライト)を二箱もらった。そう言えば俺は日本ではマイルドセブンの1mgを好んで吸っていたのだが、こっちには1mgどころか軽いタバコは普通ほとんど売ってない。KENTの1mg、5mgを売っている店がクエンカに数件あるくらい。こちらのタバコは、スワベ(軽い、という意味)と言っても平気で10mgくらいはタールが入っているのだ。
さて、この3mgのマイルドセブンを吸ってみて、ほとんど味がしないことに愕然とした。重いタバコばかり吸っていて、もう軽いタバコには不感症になってしまったのだ。

エクアドル土産の織物、バッグ(キト)

調査団の通訳の人は日本人なんだけど、20歳の時にエクアドルに移住してかれこれエクアドル在住30年くらいらしく、技術的な用語も含めて完璧な通訳振りだ。もうこっちに来て長いので、どちらかと言うと日本語の方が少し躊躇する感じがある。

さて、そんなこんなでその楽しい会食は和気あいあいと進む。年配の調査団の人たちと話していて、どこにも結局機材を入れるようなことを言っているので、少し不安になった。ホントに全部の現場をちゃんと精査したのだろうか?そんな簡単に何千万円という日本の血税の行く末を決めちゃっていいのか?何か結局この人たちはただ確認のつもりで来たんじゃないか、って気がしてくる。少し出来る人が現場を見、聞きすれば、その現状と未来を推測できると思うのだが。今のエクアドルに最新機材を入れても、結局使われないまま粗大ゴミになるとか、どこかに転売されてしまうとか、個人の私利のために使われるとか、そういう危険は目白押しなのである。そこをしっかりと見極め出来る人が来ないと、こういう調査は全く意味のないことになる。彼らのエクアドルまでの渡航費用を考えると、それこそ日本人の税金の無駄使いである。そしてもう一つ大事なのが、機材供与後のアフターケアである。無償供与の場合この供与後の機材使用状況の管理というのが難しい。不正に使われたり、使える人がいなくてせっかく入れたのに結局は遊んでる、といったことのないようにしなければならない。それでなくてはエクアドルへの効果的な技術供与にもならないし、日本の納税者は浮かばれない。


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