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エクアドル日記(2004年4月)
4月23日(金) 曇り後晴れ、夜雨

今日は学校で、コレヒオ(高校)の生徒に対する修了証授与式があった。
私の勤める職業訓練校SECAPでは、普通の高校生を受け入れるコースもあって、高校生が2ヶ月間程SECAPに通って、いくつかのコースを学ぶ。今日は、去年の11月〜12月にSECAPでコースを終了した高校生達に対して、修了証授与式が行われたのだ。修了証をもらったのは、およそ70人くらいの高校生。
式次第は、初めにエクアドル国家の斉唱、その後コレヒオの校長、SECAPの校長の祝辞、そんでもって一人一人の生徒へ修了証の授与、クエンカの歌の斉唱。ここまではほぼ日本と同じ進行だ。だが、最後は違った。生徒全員と先生方にシャンパンが配られ、乾杯。この辺は日本の卒業式とかも見習ってほしいね(笑)。

式後、コレヒオ、SECAPの先生達と一緒に「クイ」を食べに近くのレストランに行った。こういうお祝いの時に食べるのがシエラ名物、「クイ」というネズミみたいな動物。クイは野生にはいないらしく、家畜と一緒ですべて人間が食用として育てているとのこと。
クイを食うのは12月下旬にユンギージャに行った時以来2度目。あの時はモロに家の裏で串刺しにして丸焼きにしてるのを見たんだけど、全体的に小ぶりなクイだった。で味はそんなに美味しいとは
思わなかった。
だけど今日のクイは巨大で、肉も豊富。肉自体は鶏肉と同じような食感、味。そしてカリカリに茶色に焼かれてる皮が香ばしくて塩味が絶妙!というわけで今日のクイは美味かった。もちろんオゴリだったしね。
学校後、セントロを歩いていると、先輩隊員の室崎さんに偶然会った。彼の職種は「婦人子供服」で、縫製学校で教えてる。今度6月に、彼の生徒達が作った服のファッションショーを開くため、今忙しそうだ。ファッションショーの会場となる、クエンカ旧市街ど真ん中にある美術館へ彼と一緒に行った。そしたら、そこに今年のミス・エクアドルがいた。何かの収録だろう。彼女は、俺の好みじゃないんだけど(笑)、実物を見て驚いたのは、背の高いこと高いこと。多分178cmくらいあるんじゃないかな。俺より確実にデカかった。
今年のミス・ユニバース本大会は、ここエクアドルで5月下旬〜6月上旬開催される(開催地はキト、クアヤキル)。なのでテレビでは連日その宣伝をしてる。ミス・エクアドルも、毎日のようにマスコミに登場してる。そして、5月中旬、ミス・各国代表がここクエンカに集まり、パレードをするそうなのである。当然、ミス・日本もクエンカに来るわけや。そういえば去年の暮れ頃だったか、ヤフー上でミス・日本の宣伝をやってたっけ。ところで今年のミス・日本って、カワイイんですかね?
室崎さんと別れた後、ギター屋に向かった。ここ2週ほど週末はギター屋に通ってギターを試奏してるんだけど、今日はついに買おうと決めたのだ。店に着いて、最後の試奏をしようと思って、もう顔見知りとなった店長のオッちゃんに頼む。購入候補のエレキギター3本を全部弾かせてもらったけど、そのうちの2本が甲乙つけがたく、なかなか決められない。そうやって1時間以上ずっと弾いてた。店員のネェちゃんにも、
「店にある全部のギターを弾いてるの?」
と冷やかされる始末。でついに決めました。「Voger」というエクアドルのメーカのギター。これが結構イイのよ。エレキもアコギもあるんだけど、値段はエクアドルにしてはかなり高く、300ドル〜450ドル(33000円〜50000円)。聞いたことのない他メーカの安ギターが100ドル〜150ドル(11000円〜17000円)なのと比べると大きな差がある。
(余談:日本でもよくマガジンとかジャンプの裏表紙の広告ページに、「あなたも10日で5キロ確実に痩せる!」っていうインチキダイエット商品なんかと一緒に、「コレで君も女の子にモテモテ!」みたいなキャッチで載ってる、エレキギターとアンプセットで19800円!みたいな安ギター売ってるよね。)
だけど弾いてみてそれが高いわけが分かった。俺が日本に持ってるフェンダーという一流メーカのギターと比べてもそん色ないのだ。この「Voger」というのは、このギターを製作している人の名前。自分の名前をそのままギターの名前にしたわけ。レス・ポールみたいなもんやね。でこのVogerのカタログを見て驚いた。製作者であるBob
Vogerさんが、世界の超一流ギタリスト達と一緒に写っている写真の数々が載っていたのだ。俺の知っているところでは、ポール・ギルバート、フランク・ギャンバレ、スティーブ・ヴァイ、アラン・ホールズワース、ジョー・サトリアーニ等々。いずれも超一流ギタリストである。Vogerさんは、エクアドルの一ギター製作者ではなく、少なくとも世界的ミュージシャンとトモダチなほどの大人物なのだ。
で買ったのはVogerの375ドルのエレキギター(右写真)。ちなみに色は濃紺。クレジットカードで購入。
ずっと弾いてたおかげで、清算をする時には、もう閉店の7時を大きく過ぎてしまっていた。とっくの昔に客は全員帰ってしまった。店を出る頃はもう店のシャッターが降りていて、裏口から出た。
外はいつの間にか、雨が降り出していた。雨の中、ギターを担いで20分歩いて家に帰った。そういえば最近は夕方によく雨が降り出して、夜は雨が降っていることが多い。
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