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エクアドル日記(2004年7月)
7月5日(月)
今日からついに、俺が立ち上げた「ラジオの講義」が始まった。時間は午後6時〜9時。生徒は、昼間の若者達と、仕事を持ってる大人、計11人の小クラス。この講座は、SECAPの外部に開かれた公開講座で、有料で誰でも参加できるのである。およそ1ヶ月間のこの授業のために、今まで教材を作成し、実験機材を整備してきたのだ。
教室の様子。机の上にはオシロスコープ、電源、
発信器等の実習用機材が乗っている。
写真手前側にあるホワイト−ボードで講義する。
授業のオープニングは、前々からずっと考えてた。エレキギターを持って教室に入っていき、いきなり掻き鳴らす。ギターの音が、離れたところにあるFMラジオから流れてくる。
「何だ何だ??」
10人程度の生徒達はびっくりした様子で俺がギターを弾くのを見守っている。FMラジオがアンプ代わりになってエレキギターの音が増幅されて教室に鳴り響く。
「これは音楽の授業じゃないけどね!」
と言いながら、さらにギターを弾く俺。
そう、もうお分かりかな?これは俺が昔ミニFM放送をやってたことを応用したオープニングなのだ。FMトランスミッタ(FM送信機)をエレキギターのアウトに接続し、ギターの電気信号をFM電波として飛ばし、FMラジオで受信したわけである。「ワイヤレスアンプ」のような趣だ。最近よくあるでしょ、ステージ上でヴォーカリストが大暴れできるようなワイヤレスマイク(コードなしのマイク)、あれと原理は同じ。この講義はラジオの原理を学ぶものなので、俺が工学の世界に入るきっかけともなった、中学時代に作ったFM送信機を使った一つの「お遊び」を、しょっぱなの授業に持ってきたわけである。
生徒の反応は上々。授業後、
「プロッフェ、あのFM送信機、この授業で作るのか?」
って興味深々だ。
エクアドルで、「OWFエクアドル支部」を作るか。(「OWF」については、コチラを参照ください。)
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