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エクアドル日記
(2004年8月)
8月19日(木) 

エクアドルの星


日本やギリシャではオリンピックが盛り上がってると思われる。ヤフーと日刊スポーツドットコムによれば、日本は今大会絶好調で、早くも金メダル8個。素晴らしい活躍だ、日本のアスリート達。
だが、ここエクアドルでは、夜に申し訳程度にオリンピックダイジェストをやるだけ。中継など全然ない。何しろ今オリンピックに参加してるエクアドル選手はたったの17人。それもマイナーな個人競技ばかり。競歩、重量挙げ、ボクシング、テニス、柔道等。


マドレ公園から見上げた空

しかしさすがの今日はこの国も浮き足立っている。エクアドル唯一のメダル候補、クエンカ出身のジェファーソン・ペレスが、競歩20kmに登場するのだ。
ペレスは、8年前アトランタ五輪同競技の金メダリスト。南米の小国エクアドルにおいて、過去唯一、たった一人のメダリストである。3大会連続のオリンピック出場となるペレス。4年前のシドニーでは他選手と接触してパッとしない成績だったらしいが、その実力はアトランタから8年たった今でも世界トップクラス。エクアドルの今五輪は、彼だけに凝縮されていると言っていい。五輪のコマーシャルは常に彼の歩く姿。1200万人の全エクアドル国民の期待を背負っているのだ。これで彼がメダルを取ろうものなら、しばらくこの国ではお祭り騒ぎが続くだろう。
彼はクエンカ出身で、俺がよくサッカーをやってる「マドレ公園」で日夜練習を続けていたと言う。だから、この公園は「金メダリスト公園」として、今ではジョギングする人やトレーニングする人の姿が絶えない。世界チャンピォン、ペレスにあやかろうと。

彼は、現エクアドル唯一のスーパーアスリートなのである。

それにしても、「速く歩く」ことを競う競技、競歩。この起源は何だろうか?「速く歩く」ことを競うことに何の意義があるのか?「より速く」を競うなら、走ればいいのではないのか?マラソンとか長距離走があれば充分じゃないのか?要調査だ。

競歩20kmは、エクアドル全国民注目の中、今晩深夜2時(エクアドル時間)スタート。どうやら完全生中継するようである。
このレースにこれだけ注目している国は、世界中探しても他にない(はずだ)。
俺は明日朝いつも通り5時半起きなので、寝るけどね。

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