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エクアドル日記(2004年12月)
12月25日(土) 

土曜日、クリスマス。昼から「ラ・ぼんち」のバンド練習。室崎さんちにて。バンド練習が一段落して日が沈むと同時に、麻雀の虫が疼き出す。マッちゃんを呼んでしばらくすると、心地よい牌の響きが聞こえ始める。

麻雀を一休みしてカップラーメンを食う面々

しばらくやって夜も更けて、腹が空いてくる。ここで、俺の友人の江藤からの送り物、海を飛び越えてやって来たカップラーメンが登場。久々の日本製カップ麺だ。ジャンケンをして勝った者から好きなのを選ぶ。種類は豊富だ。ぺヤングソース焼きそば、Goota、ラーメン職人等々・・・。

「カップラーメンは日本の文化。」をしみじみと感じる瞬間。こっちでも「オリエンタル」という会社が作っている袋入り・カップ入りのインスタントラーメンを売っているが美味くない。それでも時々食べたくなって買ってしまうのだ。日本人としてのDNAというか、いやそこまで大げさにしなくても、長年培ってきた食習慣というのは体の中枢にまで染み付いていて、洗っても落ちないものなんだということを実感する。(もちろん、普段カップラーメンを食べない人は、こんなこと全く感じないんでしょうがね。)

俺もさすがに最近はエクアドル料理に飽きてきた。飽きてるけどまぁもう我慢できないほど食いたくない、とまでは達してないので今でも普通に食べてる。が、時々無性に日本食が食いたくなる時がある。協力隊員の中にはどうしても食事が合わなくて途中から完全自炊して少しでも日本食に近いものを食うように切り替える奴も珍しくない。

俺が困るのは、エクアドル料理が健康的でないこと。油、塩、砂糖、すべてがDemaciado(多過ぎ!)。特に、もともと薄味派の俺には、ここの料理の塩分の多さには閉口するしかない。よくこんなもんを毎日食ってて健康診断で要再検査、の項目が出ないもんだと不思議に思う。始めは「こりゃ、キツイわ!」と悲嘆に暮れていたが、慣れとは恐ろしいもので、徐々にこの塩分過多の食事に適応してきたのである。今でも「キツイわ!」と思うのだが、それでも舌は甘んじてこの食事を味わって胃に送り込むのだ。これぞ消化器の異文化適応!

日本に帰ったら、「薄味すぎて物足りない!」と戸惑うことが目に浮かぶ。それでも、帰ってしばらくすれば、長年俺の身体に染み込んで離れない「味の記憶」が、この味覚の倒錯を元に戻すんだろう。


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