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エクアドル日記(2005年5月)
5月24日(火)
ディスクマン
MP3プレーヤー
ニセモノ天国の電池! 何コレ?
今日は「ピチンチャ戦勝記念日」という国民の祝日なんだが、祝日が火曜から木曜に当たる場合、その祝日当日は通常通り仕事をして、その週の金曜にその休みを移動して、金土日の3連休にするのがここエクアドル社会の慣例である。よって今日は平常通り授業が行われ、今週金曜の27日が休みとなって、3連休となる。
ここ最近、俺は電気修理屋と化している。今までもちょくちょく知り合いが(知り合いじゃない奴も)壊れた電気製品を持ってきて、「直してくれないか」と俺に依頼するのである。今月に入ってから、電気科の生徒のディスクマン2台、テレビのリモコン、金属機械科の先生のテレビ、それに昨日はどこの科の生徒か分からない見慣れない生徒が来て、MP3ウォークマンを持ってきた。そしてさらに翌日にその生徒に直したMP3プレーヤを返したかと思ったら別の自動車科の生徒(もちろん知らない奴)がやって来て、壊れたCDウォークマンを置いていった。CDウォークマン1台以外はことごとく直してやった。へへっ、どんなもんさね。
ここは職業訓練校の電気科なので、テスターやオシロスコープ等、故障診断に必要な機材は揃っている。だが故障箇所が分かっても、エクアドルでは部品の入手が難しく、修理ができないこともある。断線とかハンダはずれといった故障ならすぐに直るが、例えばCDウォークマンの場合で多いのが光ピックアップの故障で、これが調達できないと直せないことになる。また、部品によっては調達できても目が飛び出るほど高く、新しく買ったほうが安いというねじれ現象が定常化している。
僕はクエンカのセントロで電気修理屋を開いているラルバイという男と知り合いなので、奴によく頼んでみるのだが、手に入らないものもある。ある時マイクロヒューズが断線してオープンになっているビデオカメラを生徒が持ってきて、ラルバイにマイクロヒューズ手に入るか聞いたけれど、奴の答えは「手に入らないから、そんなのハンダでつないじまえばいい」という乱暴なものだった。
クエンカで手に入らない部品に関しては、キトに行ったときに部品屋を回るか、キトのSECAPにいる電気電子科の専門家の日本人に頼んだりする。ネットで調べることもある。
ところで、ここエクアドルの電気修理屋事情。俺の友人のラルバイは全うな仕事をしているのだが、多くのエクアドル人が言うには、ちょっとした修理で法外な値段を請求するとか、修理品の中に入っている故障していない高価な部品を取り除いて粗悪部品に載せ換え、それを客に戻して自分はその高価な部品で儲ける、といった悪質な電気屋も多いそうだ。
ということで今僕は授業のほかにそんなことで時間を取られ、部品探しに街を奔走しているのであります。
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