HOME > THE WORLD > Latinoamerica > Ecuador > Diario > Diario2005 > 051118
エクアドル日記(2005年11月)
11月18日(金)
授業風景。オシロを操作する生徒。
DVDの回路図を見ながら実機と照合する
確認テスト
講義終了後、打ち上げの飲み屋にて。
コレヒオFebrero Corderoでの出張授業最終日
9月から、シルビアの知り合いのイバンという電気科講師に乞われ、セントロにあるFrancisco Febres Cordero」という電気系の高校(専門学校?)に出張授業をしている。授業は、DVD。SECAPの機材をこのコレヒオに持ち込み、授業を行ってきた。今日が最終日。
最終日だけに理解度を測るテストを行い、晴れて終了。
授業終了後、生徒たちに誘われて、セントロに飲みに出ることにした。教師として、生徒と酒を飲んでいいのか?という倫理的な問題も頭をかすめたが、奴らは俺とコミュニケーションしたがっているのだ、と思い、今後長い付き合いではなく、これで最後なのだからよかろう、と自分を納得させる。
飲みはばり楽しかった。俺もまだまだ若いが、奴らはもっと若い(当然)。何と言うか、まぁ、やっぱり20前後というのは、アホだね。しかしエネルギーがある。こ奴らを見ていると、エネルギーさえあれば若者はそれでいいのだ、と思えてくる。エネルギーをぶつける対象が間違っていなければ、それでよい。この時期学問はもちろん大切だ。この、人生でおそらく一番自由な時期に、学問していた奴としてなかった奴との差が顕著に出る、とは言えるだろう。だが、ここは南米である。「毎日楽しく暮らそうや」という価値観だ。あくせく働いて残業して家族も顧みずに仕事一筋、なんて文化ではない。
ま、そう考えると、もっと勉強しろ、って言いたくもなるけど、一応奴らは俺の授業についてきたわけだから、それだけで合格、としておこう。
写真やビデオを撮る。
帰り際それじゃあ解散すっか、という段になってかばんの中を探ると、ビデオカメラがない。日本から持ってきたビデオカメラが壊れたので、こないだ買ったばかりのソニー製品だ。俺が騒ぐと、生徒たちも騒ぐ。とりあえず飲んでた店に戻ってみるが、もちろん見当たらない。生徒の誰も心当たりなし、とのこと。誰か店の客で俺がビデオ回しているのを見て、かばんにしまうのを狙っていたのだろうか。だが店にはほかにほとんど客はいなかった。
俺は思った。
(生徒たちのうちのどいつかが犯人じゃねぇか?)
そう考えるのが一番自然ではないか。だが生徒たちは、探す様子をしながらも自分が持っている、とは当然誰も名乗り出ない。だが、俺がかばんにビデオをしまうのを見ているのは、こいつらなのだ。こいつらが一番怪しいと思って間違いあるまい。
生徒たちはほとんどが本気で探してくれたが、結局いくら探しても見つからず。後日警察に届けることにして、解散にした。後味の悪い打ち上げになってしまった。生徒の誰かが盗んだとは信じたくないが。
>次の日の日記へ
HOME > THE WORLD > Latinoamerica > Ecuador > Diario > Diario2005 > 051118