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1997年9月28日 (日) 晴れ後曇り
プラネタリウム
いい天気。昼過ぎに外へビデオ撮影に出かける。ヘネピンアベニューを北上しながらミネアポリスの摩天楼その他を撮影し、ヘネピン橋でミシシッピ川を撮る。しかしこの橋からの眺めは今ひとつだった。
その後ミネアポリス公立図書館(Minneapolis Public Library)でPM2:15からプラネタリウムを見る。入場料4ドルは、こちらにしてはちと高いか。内容構成は、日本のプラネタリウムとよく似ている。前半は「今夜の星空」てな感じで今の時期のミネアポリスの星空を紹介。後半は毎月一つのテーマを取り上げるいわば特集。今月は「Extra Terestrial」というテーマで、地球外生物の存在の可能性についての上映だった。これが良かった。
UFO目撃談の紹介から始まり、エイリアンの存在の可能性を惑星、恒星の数を考慮に入れつつ数学的に考えていた。相対性理論で光の速度で旅するロケット内では時間が遅く流れるため35年がたったの4年だったりとか、ブラックホール、ワームホールの説明とか、かなり難しいことまで突っ込んで説明していた。子供には難しかったと思うが、僕には非常に興味深かった。科学的に実証されていることも良いけれど、やはり星空を見上げて感じるのはロマンである。宇宙人の存在をあれこれ空想してみよう、というのはプラネタリウムにもってこいのテーマであると感じた。日本ではなかなかこういう根拠に乏しい話を公立プラネタリウムでやるのは難しいと感じてしまうが、これが日本とアメリカの懐の深さの違いのような気がする。
前半部は子供でもわかりやすい星空の見方であって、夏の大三角形(Summer Triangle)とか、北斗七星やカシオペアからの北極星の見つけ方とか、日本のプラネタリウムとほとんど同じ説明でなじみやすかった。星座の紹介も、ギリシャ神話が引用され、これも同じだった。ただ、日本のほうが良い部分が一点あって、それは日本の場合星座の”絵”が星空の上に重ねて出るところだ。たとえば大熊座とかオリオン座とかしし座とかさそり座とか、その星座の絵が星に重なって、どの星が何に当たるのかがイメージできるでしょう。例えば、北斗七星の柄の部分は熊のしっぽの部分であるとか。あれはいい。ミネアポリスではこれが無く言葉での説明だけだったので、ここがしっぽでこれが頭でと矢印で指されても、今ひとつ視覚的には分かりにくかった。子供には絶対に絵を出したほうがいい。実際の星空を見た時そうやって絵が浮かんできたほうが親しみがわくし、よく覚えられるし、楽しいし、想像力がかきたてられる。