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日記
(2007年12月)
2007/12/6 (Thu.)

イヤホンユーザーの事故死

昨日、都内のJR駅ホーム上で男性が死亡した。事故死である。この人は、イヤホンでラジオを聴いていて、ホームに入ってきた列車に気づかず、接触したそうである。そして頭を強く打った。
以前にも書いたとおり、ヘッドフォンステレオは間違った変質を遂げている。つまり、ノイズキャンセリング機能なるもので、周りの騒音が聞こえず、音楽の世界に没入できるというものだ。これは明らかにおかしい。自分の部屋で聞くのなら誰も文句は言わない。だが他人、他物、色々な公共物、そして高エネルギー物体がそこいらにうようよしている外の世界では、こんなものは必要ない。こんな機械を耳に突っ込んで街を歩いたら、上記のような死亡事故が起きるのが必然である。目隠しをして外を歩いたら、いつ死ぬか分からないのと同じである。何しろ周りの状況が分からないのだ。いつ車に轢かれてもおかしくない。今回の事故がそのような技術を備えたヘッドフォンステレオと結びついているのかは不明だが、今後このような事故多発が容易に想像できる。東京は、タクラマカン砂漠ではないのだ。
これってやっぱ誤った技術開発だ。人の生活を便利にとか楽しくするという開発目的は、それはそれで一面では支持されても仕方ないとは思うが、そこに「人の生活を危険にする」とか「人と人との諍いの元になる」とか「人を不快にさせる」とかいう要素が入ったらこれはもう考え直さなくちゃならん。上記の事件を、事故としていいのか。人が死ぬ技術など、そんなもんは不要である。今後は”ケータイ殺人事件”なんてのも頻発するだろう。電機各社が目を覚ますのは一体いつか。

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