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日記(2003年5月)
2003/5/23(Fri.)
あらゆる店のディズニーランド化
旅行代理店HIS渋谷店に行って感じたのは、店員達の威勢のよさ。
「いらっしゃいませ、こんばんは!」と店内の従業員(30人くらい)が寄ってたかって叫びます。吉野家かすずめのお宿に来たのかと錯覚するほどの歓待(?)のされようです。
同じくBOOK OFF。ここでも、店員達は、まるで壊れたテープレコーダーのように大声を張り上げて繰り返しています。
「いらっしゃいませ!こんばんは〜!」
新しい客が入って来ようが来まいがお構いなし。仕事中ずっと叫んでいます。
「お前ら、全然心こもってないやんか!」と突っ込みを入れたくなりますが、それにしても仕事をしながら、あれだけ飽きもせずに同じセリフを繰り返す、ってのはある意味賞賛に値します。
その他、TSUTAYAでも同じ。
マクドナルド店員が、妙に愛想を振りまき、挨拶が元気になり始めたのは、7,8年前からでしょうか。これを私は、「マックのディズニーランド化」と呼んだのですが、最近では、ほぼすべてのサービス業にこの「客に対する大きな声での挨拶」が普及しつつあります。
私は、学生時代、ディズニーランドでバイトをしてました。そこでは、客に対し「いらっしゃいませ」という言葉は極力使わないで、挨拶をするように、と教育されました。ディズニーランドは、物を売る商売の場所ではなく、夢をあげる場所なのだと。
日本のサービス業も、形はともかく、客を第一優先に考えるようになってきた、ということでしょうか。2003/5/22(Thu.)
カンボジアとネパール
5/25(日)から、カンボジア(アンコール遺跡、プノンペン)とネパール(カトマンズ)に行きます。今日航空券を買いました。出発3日前にチケットを買うとは、いつにも増してギリギリです。まぁ、出発直前に大使館でビザを取るなんてこともありましたが。
現在、SARSの影響で、アジア方面への旅行客が激減しており、飛行機はガラガラだったので、チケットは簡単に取れました。(今、韓国のソウル往復料金は、何と5,600円です!ニューヨーク往復も46,000円でした。)
さて、ここ4年くらい、いわゆる「発展途上国」と呼ばれるところにしか行ってません。以前、メキシコ旅行記で、途上国に旅行することの面白さを書いたのですが、それにしてもなぜ「途上国」と呼ばれる国に行きたくなるのか?
それは、今行かなければ、それらの国はすぐに変貌を遂げ、どんどん先進国的になってしまうからです。
先進国は、今行っても5年後に行っても、旅行者に対してほとんど同じたたずまいを見せるでしょう。そこは、もう成熟しきっていて、へたをするとすでに衰退を始めています。これに対し、途上国と呼ばれるところは、変化のスピードが速い。ある国は戦後日本の高度経済成長期のように変わっているだろうし、そこまでいかなくとも、彼らは社会構造的にも経済的にも、少しでも先進国に近づこうとしています(それがいいことかどうかは別として)。よって、途上国に今行くのと、5年後に行くのとでは、大きく印象が変わってしまうはずです。(実際、カトマンズも、以前バックパッカーの聖地だった頃は、我々の言うところの「近代的な」ものはほとんどなかったそうですが、最近では衛星放送やインターネットの普及、ファーストフード店の進出等で、人々のライフスタイルも急速に変わりつつあるようです。)
高度成長時代後(中)に生まれた私は、戦後の焼け野原から、我々の親の世代がどれだけ苦しい思いをして現在のこの豊かな日本を作り上げたか、知りません。それを知る上でも、途上国への旅行は、実に新鮮な発見の連続です。人々のエネルギーを感じます。
っと、ちょっと大上段に構えすぎたかな?2003/5/15(Thu.)
タクシードライバー
って言ってもデニーロではありません。今日、横浜で飲んだ帰り、大井町からタクシーに乗りました。
「西小山までお願いします。」
「西小山ですか?うーん。お客さん、道分かりますか?」
「いや、ここからは分かりませんよ。」
そして、タクシーは迷走した挙句に、西小山を行き過ぎた。
「ちょっと、ここ行き過ぎてますよ。」
「すみません、私道分かりませんから、ここで降りてください、お金はいいですから。」
「えっ、お金はいいって言われても・・・。」
結局私は、若干の憤りを感じながらも「金払わなくていいならまっいいか」と考え、金を払わずにそこでタクシーを降り、歩いて15分くらいかけて家にたどり着いた。(ちなみに、そこまでの料金は1740円だった)
数年前から、タクシーに乗るたびに感じるのは、「道を知らないドライバーが多い」ということだ。そういう時に運転手さんに聞くと、「いやぁ、最近勤めてた会社をリストラされちゃいましてね、だけど家族を養なわなあかんし、でタクシーの運転手は、結構簡単になれるんですよ。」
という答えが返ってくる。
不況である。そういうタクシーの運ちゃんが増えるということは、それだけ道を知らない運ちゃんが増えるということである。
「リストラ」という言葉に同情しながら、彼らが道を知らないおかげで高いタクシー料金を払うことに、何か釈然としないものを感じる。
「新米って言ったってプロなんだからさ、ちゃんと道覚えてよ。」と思うのは心狭いっすかねぇ?
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