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日記
(2002年10月)
2002/10/20(Sun.)
コインランドリー

雨が降っていたので、乾燥機を使いに久々にコインランドリーに行った。
夜のコインランドリーっていうのは、いつ来ても寂しい所だ。
誰もいない殺風景な部屋に、洗濯機が6台と乾燥機が3台。待つ人のために、雑誌を置いているコインランドリーもあるのだが、利用者が勝手に持ち去ってしまうのか、ここには雑誌は一冊もない。四角い小さな机と灰皿が一つ。丸イスがいくつか。小さな洗剤の自動販売機。
そして、壁には店主の注意書きが何枚か貼られている。
「ペット用の毛布等を洗わないでください」
なるほど、ペット用の汚い毛布を、自分ちの洗濯機で洗うのでなく、コインランドリーで洗う身勝手な輩がいるのか。
2002/10/14(Mon.)
バリのテロ事件

インドネシア・バリ島のディスコで、テロによる爆破事件が起こった。
私も6年前バリに旅行した際、クタのディスコに行ったが、白人観光客が非常に多かった。オーストラリアからインドネシアは近いので、オーストラリア人観光客が多い。欧米人にとっては、開放的かつ設備の整ったリゾート地であり、さらにエキゾチックな文化に触れられるため、近年の日本人同様、バリ島人気は高いようである。
それにしても、もう安心して旅行にも行けないような世の中になってしまったのだろうか。ブッシュ大統領が強硬になればなるほど、イスラム教徒のアメリカに対する憎悪は深くなり、アメリカ人(ひいては他国の人々も)は危険にさらされることになる。
2002/10/11(Fri.)
久しぶりの街

私の出身大学のある街に久しぶりに行った。
溝の口は変わってしまっていたが、ここは駅周辺以外は昔の町並みを残していた(駅周辺はこちらも全く変わってしまっていたが)。
後輩にあたる学生たちが行きかう中、大学時代よく行った食堂へ入った。昔の記憶が、例のごとく脳の海底から浮かび上がってきた。学生たちを見ていると、自分が学生時代にこの街で過ごした日々が、いやおうなく思い出されてくる。
普段の生活の中では絶対に思い出さないことも、こうして昔見覚えのある風景を見たり、以前したことのある行為をしたりすることで、感傷的に蘇ってくる。
2002/10/6(Sun.)
溝の口の変貌

久しぶりに神奈川県川崎市の溝の口に行った。おそらく、7〜8年ぶりであろう。東急田園都市線の溝の口駅を降りた瞬間、私は別の駅で降りてしまったかと錯覚した。駅前は、全く変わり果てていた。巨大なビル(丸井ともう一つ)がそびえ立ち、駅前は広大な歩行者用歩道橋が整備されていた。全く見覚えのない風景に、言いようのない違和感を覚えた。

学生時代、私は川崎市武蔵新城に3年間住んでいて、友人が溝の口に住んでいたこともあり、よく溝の口には遊びに来ていた。

変わり果てた駅の周りを歩き回ると、昔よく行った食堂や喫茶店が全くなくなっていた。駅のごく周辺は、昔と全く違った様相を呈している。少し駅から離れると、かろうじて見覚えのある店がいくつか見えてきた。しかし、30分歩き回っても、昔庭にしていた街とは到底思えなかった。

通常、昔よく遊んでいた街や住んでいた街に久しぶりに行くと、何か切ない、感傷的な気分になる。歳を取るにつれ、経験が多くなる分、昔の様々な記憶が思い出され、より強くこの気持ちを味わうことになる。
しかし、今回の溝の口は、7〜8年ぶりにもかかわらず、全くそんな気分にならなかった。まるで初めて来た街のような感じなのである。昔行き慣れた食堂や店はほとんどなくなり、変わりに新しい店が建ちならんでいた。

さて、辺りは暗くなり、私は昔友人が住んでいたアパートに行ってみようと考えた。だが、行き方をほとんど忘れてしまっていた。勘を頼りに歩き回るうち、何となく見たことのある路地が、私の脳の底に沈んでいた記憶を呼び覚ました。そこからは、複雑な路地を、間違えることなくアパートのあった場所まで歩けた。歩くうち、どんどん記憶が蘇ってきた。人間の無意識下に収納された記憶は、外的刺激によって、どんどん意識表面に出てくることを実感した次第である。

10年前、友人が住んでいたおんぼろアパートは、跡形もなく消えていた。その場所には、真新しい住宅が建っていた。ここで過ごした学生時代の思い出が消されてしまったような寂しい気持ちを感じながら、家路についた。
2002/10/5(Sat.)
ツインズ頑張れ〜

スポーツニュースを見ていると、アメリカ大リーグのプレーオフの模様をやっていた。試合は、久々にプレーオフに進出したミネソタ・ツインズの本拠地、ミネアポリスのメトロドームでのツインズ対オークランド・アスレティックス第3戦。
私は、1997年〜1998年にかけて、アメリカミネソタ州ミネアポリスに留学していた。滞在中、メトロドームにツインズの試合を二度見に行った。二度目の時は、98年5月、開幕からまだ日が浅く、しかもニューヨーク・ヤンキースとの試合ということで、かなりの観客が入っていたが、初めて見に行った97年の夏は、客席はガラガラで、閑古鳥が鳴いていた。(ちなみに、ヤンキース戦では、当時ヤンキースにいた伊良部投手が先発で投げ、勝ち投手になった。もちろん私は、伊良部を応援した。)

ミネソタ・ツインズは、80年代後半〜90年代初めに2度もワールドシリーズを勝ったチームである。しかし、ここ数年は成績が低迷し、観客動員もままならず、果ては大リーグの球団削減対象チームになるほどに落ちぶれていた。私がミネアポリスに滞在していた頃も、アメリカンリーグ中部地区の強豪、クリーブランド・インディアンズに大きく離され、パッとしない成績であった。
そして今年。球団消滅の危機をとりあえず乗り越え(2006年までは存続決定)、ここ数年下位に低迷していたチームは、中部地区で堂々の優勝。私もわが事のように喜んだ。

ニュースで見たメトロドームは、観客ぎっしりの超満員状態だった。久々のプレーオフ進出。ミネアポリスのツインズファンにとっては、長い間待ち望んだプレーオフ試合である。今頃ミネアポリスは盛り上がってるんだろうなぁ、と思いつつ、超満員のメトロドームの映像を、懐かしく、感慨深く見入った。
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