2008/7/4 (Fri.)
エクアドルチームの快挙
南米No1クラブチームを決めるリバルタドーレス杯。欧州のチャンピオンズリーグに当たる、南米最高峰のクラブチームの大会である。
今年の決勝で、歴史が変わった。エクアドルのチーム、LDUキトが史上初めて優勝したのである。決勝は、ブラジルの強豪フルミネンセとの死闘。ホームアンドアウェイの2戦合計5−5で、PK戦の末の勝利。

クエンカのセントロ |
LDUキト。正式名称リーガ・デポルティーバ・ウニベルシタリア・キト。通称、リーガ・デ・キト。エクアドルの首都・キトにある人気チームである。僕がエクアドルにいた2004年〜2005年頃も、エクアドルのプロリーグ・セリエAで屈指の強豪チームだった。僕は2004年3月14日にクエンカのホームスタジアムにリーガ・デ・キト対デポルティーボ・クエンカの試合を見に行ったが、その時キトは首位で、試合も1−0でキトの勝ち。(その模様はコチラで)
そのリーガ・デ・キトが、今までブラジルとアルゼンチンのチームが席巻してきたリベルタドーレス杯を、初獲得したのである。エクアドルのお祭り騒ぎが目に浮かぶ。
僕がクエンカに住んでいた2004年シーズン、地元のデポルティーボ・クエンカがセリエAで優勝し、リベルタドーレス杯の出場権を獲得した。アルゼンチンの強豪中の強豪、ボカ・ジュニアーズと同組となり、2005年2月17日にホームゲームをクエンカのスタジアムに見に行った。そのときは0−0で引き分けだった。(その模様はコチラで)
ワールドカップ南米予選も同じであるが、エクアドルにとってブラジルやアルゼンチンというのは、世界に行くために越えなければならない壁であるので、彼らに対する対抗心は強い。だが、歴史を見ても分かるように、エクアドル人の特性というのは、強いものに対しては反抗する前にダメだとあきらめてしまう意気地のなさであるので、サッカーに対して熱狂的でありながら、強者に対してはいつも「ま、きっとダメだろうけど」的あきらめムードが常にある。これは僕が日常的に接していたエクアドル人達から感じられたこと、もしくは実際に聞かされたことである。ただし、近年のエクアドルサッカーの躍進により、徐々にブラジル・アルゼンチンコンプレックスはなくなってきているのかもしれない。
今年12月日本で行われるFIFA・クラブワールドカップ(旧称トヨタカップ)に、このリーガ・デ・キトが南米最強クラブチームとして出場する。欧州チャンピオンのマンチェスター・ユナイテッドとの対決が実現すればこれまたエクアドル中が熱狂するだろう。
すんません、マニアックな話題で。
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