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南部アフリカ旅行記(2010年)
1.ヨハネスブルグ経由ビクトリアの滝へ
2010年6月13日日曜日。千葉の実家で朝11時過ぎに起き、朝食兼昼食後の12:45、車で成田へ出発。セブンイレブンで旅日記用の小型ノートを買い、金を9万円下ろして、今日は高速に乗り成田へ。30分弱であっという間に成田ICに到着。高速料金1050円。
高速を降りて下道に入り、「成田市街」でなく「成田空港」の標識に従って進んだら、そのまま空港道というので空港ゲートまで来てしまった。係官に事情を説明する。僕のように間違える人間は相当いるようで、すぐ脇道から一般道への道を教えてくれた。
こうしたトラブルありながら、今回車を預ける「空港警備パーキング」には午後2時前に到着。送迎ミニバンで空港へ。出発階につけてくれず、到着階で降ろされる。サービスが悪い。
タイ航空にチェックイン。バンコク経由ヨハネスブルグ行き。さらに南アフリカ航空に乗り換え、ビクトリアフォールズまでの長旅だ。
10万円を米ドルに両替。1058ドル。空港の一画ではまたANAクレジットカードのキャンペーンをやっていて、ボールペンをタダでもらった。
バンコク行きタイ航空機は定刻16:55発。結構苦労してチケット取った割には機内は満席じゃない。日本人はそれほど多くない。チラホラと南アフリカまで行きそうな人が見受けられる。
所要6時間でバンコク着。現地時間21時過ぎ(日本時間23時過ぎ)。機内ではほとんど寝ていた。
ビクトリアフォールズ空港。成田からここまで28時間。
空港からビクトリアフォールズの街までの一本道
バンガローが立ち並ぶホテル、レストキャンプ
ホテルのレストランで日本−カメルーン戦を観戦
夕食の「ビッグバーガー」。8ドル。高い。
6月のインドシナ半島はすさまじい熱気と湿気。ターミナルに向かうバス車内はキンキンに冷房が効いていて、外に出たとたんに眼鏡が真っ白に曇る。
ターミナル内はやや暑い。トレーナーを着ているとちょっと暑い。
ターミナル内のバーやレストランでは、すべてワールドカップの試合を流している。ガーナ対セルビア戦だ。待合ロビーも同じ。タイでもサッカーが一番人気である。
空港では無料インターネットが使えた。素晴らしいサービス。ここで今日の競馬の結果を見、宿泊予定のケープタウンのゲストハウスへメールを送る。
南アフリカヨハネスブルグ行の飛行機は6月14日1:15発。バンコクでの待ち時間は3.5時間ほど。バンコク→ヨハネスブルグまでの所要時間は10時間半。アフリカの最南端へ向かうわけだからまぁそりゃ時間かかりますわ。機内には欧州系の人間が多い。若者よりも中年〜年配層が多い。
機内では、2度の食事時以外、ほとんど寝ていた、よく眠れた。
南アフリカ共和国 地図
ジンバブエ 地図
南アフリカ時間の6月14日6:40にヨハネスブルグ ORタンボ国際空港に到着(日本時間13:40、タイ時間11:40)。
飛行機から降りる。早朝のヨハネスブルグはいきなり涼しい。
隣国ジンバブエのビクトリアフォールズ行きの南アフリカ航空にチェックイン。10:50発なので、4時間弱の待ち時間。目的地が遠い。
南アフリカ。今まさにワールドカップが開催されている国にやって来た。空港全体がワールドカップモード。サッカーボールの飾りが床に天井にとあふれている。空港のテレビではワールドカップのダイジェストが流れている。アルジェリア対スロベニア戦。空港のスポーツ用品店には、各国ユニフォームが売られている。日本代表のものもあったが700ランド(約95ドル)とバカ高。
ビクトリアフォールズ行きの飛行機が電気系トラブルのため1時間程度遅れる。12時近くにようやく離陸。機内には白人のおじさんたち、韓国人グループなどがいた。日本人は僕だけ。機内ではサンドイッチが出たのみ。
所要1時間20分で無事ジンバブエのビクトリアフォールズに到着。14時前。成田出発から28時間でようやくたどり着いた。
空港で30ドルでビザを購入。
南アフリカ共和国の北東に位置するジンバブエ。この国は、世界三大瀑布の一つ、ビクトリアの滝を擁する。まずはここから観光しようというわけだ。
空港のインフォメーションで尋ねると、空港からビクトリアフォールズの街までは、シャトルバスはないと言う。『地球の歩き方』には、13ドルのシャトルバスがあると書いてあるのに、である。しかもタクシーは30ドルだという。一人のタクシー運ちゃんが近づいてきて、やはり30ドルと吹っかけられる。僕が「高い」と言うと、20ドルでいい、というではないか。おいおい、いきなり下がり過ぎとちゃう?
僕が調子に乗って「13ドルでどう?」と聞くがさすがにこれは受け入れられず。結局20ドルからは下がらず、20ドルで行くことにする。
空港を出ると1本道。サバンナだ。灌木の荒野。「動物注意」の道路標識多数。なるほど、サバンナに来たのだ。
空は快晴。気温は30℃くらいあろうか。ここは南半球なので、今の時期は初冬のはずだが、快適そうな気候である。
途中、ビクトリア滝の近くを通る。水煙が上がっているのが見える。運ちゃんの話では、今は水量が多いので、滝壺ラフティングはやっていない、とのこと。その他のアクティビティはやっているので紹介するよ、と盛んに言ってくる。なるほど、彼は滝観光の店と結託しているのね。
ヘリコプターの音がする。滝上空からのヘリコプター観光である。これは参加したい。
20分〜25分程度でビクトリアフォールズの街に到着。やっぱりそんなに遠くなかった。これで30ドルなら、やはり相当なボッタくりと言わねばなるまい。
『歩き方』に載っていたホテル、レストキャンプは静かで良い。バンガロウ風の部屋が広い敷地に点在するタイプの宿泊施設である。プールまである。気温はいま30℃近くはありそうだが、プールに入りたいような陽気ではない。誰も泳いでいない。
25ドルとやや高いが、バストイレ共同のシングルの部屋が空いていたので泊まることにする。シャワー・トイレ付きの部屋は67ドルとバカ高である。なぜそんなに差があるのかは分からない。。
空港から僕を連れてきたタクシー運ちゃんは、僕が南アフリカに戻る6月16日に空港まで送っていく、と言って聞かない。分かった分かったと言ってようやく奴から解放される。
チェックインして気づくと、もう午後3時を過ぎている。つまり、日本対カメルーン戦まであと1時間もないではないか。そう、今日はビクトリアフォールズ到着後にちょうど日本の第1戦が始まることになっていたのだ。
水を買いがてらちょっと外を散歩しようと思ったのだが、水はホテルのレストランで買えるとのことで、レストランのテレビで試合を観戦することにした。
気持ちのいい午後の風が入る、ログハウス風の半オープンのレストラン。何人かの白人、黒人宿泊客、ホテルの従業員が試合開始を待っていた。レストランにはワールドカップ出場国のだろう、国旗が飾られていて、隣国ジンバブエでもW杯モード全開である。
黒人たちはジンバブエの人か、または他国人も交じっているのか分からないが、カメルーン応援である。テレビの実況もカメルーンびいき。アフリカのつながりなんだろうなぁ。黒人の。黒人たちはみんなこれまでずっと虐げられてきたわけだから、違う国であろうと黒人同士が結束するのは道理に思える。
そういう僕も、韓国とかサウジが勝ったらちょっとだけうれしいもんなぁ。アジアサッカーの強さを知らしめたい、というか。
いよいよ試合開始。前半に松井のクロスから本田の先制ゴール。僕は雄叫びを上げる。だがここでは身の危険を感じない。
後半は一方的にカメルーンに攻められる。とても見てられなかったが何とかしのぎ切り、そのまま1−0で試合終了。
よっしゃあああ!!
日本以外でのワールドカップで、日本が初めて勝った瞬間である。レストランにいた黒人たちも僕の手前か、カメルーン人ではないからか、日本の勝利を祝福してくれた。
テレビは実況も解説者もみんなアフリカ人なので、アフリカの視点からカメルーンに関するコメントばかり。
「カメルーンが初戦で初めて負けた」とか、カメルーンに対する失望の声が延々と続く。
試合後、黒人の人たちと少しサッカーの話をする。彼らは、中村、稲本、中田を知っていた。特に中村は、セルティックでの活躍をよく知っていた。大英帝国つながりだろうか?
そう言えば、タクシーの運ちゃんも、「あの白髪の奴は誰だっけ?、そう、ナカタだ!」と言っていた。僕は「ナカタはもう引退したよ」と教えた。
試合終了の6時にはもう日が暮れかけている。7時にはもう真っ暗。
夕食は結局このホテルのレストランで食べる。ビーフバーガーが8ドル。驚くほど高い。1/2チキンは10ドル〜12ドルもする。バカにしているのだろうか。
ちなみにここジンバブエでは、アメリカドルがそのまま使える。さらには、南アフリカの通貨、ランドもそのまま使える。自国通貨であるジンバブエドルは、ハイパーインフレのため、もはや崩壊寸前とのこと。
共同シャワーでシャワーを浴びようと思ったが、お湯が出ない。フロントに言うと、3か所あるから全部試してみろ、とのこと。何と不親切な。
結局シャワー断念。水シャワーはちょっとキツい涼しさである。
長距離移動で疲れていたので、午後9時前には寝てしまった。
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